金剛山地 大住谷から東條山、下山は境界尾根 1013/01/04 根来春樹氏と歩く |
総時間 6時間 |
大住谷は初めてだが、東條山から境界尾根を千早大橋まで歩いた事はある 金剛山でヘッデンを点け歩いた記憶は忘れられない。そんな尾根を歩く機会に再度恵まれた 今日のリーダーは、元、金剛山地の昭文社地図を編集した根来春樹氏だ。何でも実地で現場を確かめると言う性格の持ち主、根来春樹氏の編集地図には間違いが少ないと聞く。77歳だという根来氏は健脚なのに驚いたが、我が師、玉岡憲明氏とダブって見える。 |
ちはや道の駅に集合して、役場前から千早大橋バス停までバス移動、正月四日はバスは満員だった 新千早トンネルをくぐり大住谷口のこやな橋まで歩く、これが77歳の老人の歩速かと息を切らす コノ谷の様子と、今日のルートの説明があり、林道大住谷線に入る 横を流れる石見川支流は小さな沢だが小滝が多く、金剛山では珍しい淵を持つ小滝がいくつか有るという 足下が氷り慎重に歩いた。 話し好きな根来春樹氏、博学で物知りだ。目ざとく石にオットセイが乗ったような木を見て一講義、 道が細くなり、三つの谷が合流する三つ又出会いは右端谷に入る トラバース状に入って行くが、直ぐに道が無くなり、谷中を歩くがたいした問題ではない 次の小さな谷出合いは左に取り、垰状の広谷に入って行くが、この付近から目指す尾根が見える 踏み跡やマークに誘われ、尾根に向かって登るが、踏み跡が分からなければ直登すればいいだろう マア、難しい事は何もない |
緩やかなコルから、北東に境界尾根を目指す。ソコソコの傾斜だが足下はよい 境界尾根の有る小さなピークに出て東に熊笹の中を進、赤滝谷コースに出合い、一登りで東條山だ 今年初登山に感謝して、万歳を三唱するが、根来氏流整備運動という。手を挙げて姿勢を正す意味だそうな 東條山で昼食だが、風があり気温が低い。風を背に座り昼食、激辛ラーメンで暖まった |
猪の巣 少し引き返し、笹の中の踏み跡に入って行く、以前は少なかったがテープが増えていた 尾根のど真ん中に、笹で円形の動物の巣があった。ドひゃ、熊ダー、金剛山に熊はいない、猪だった その先で、妙見谷上の金剛山に樹氷が綺麗に見えるポイントがあった |
丸山 三等三角点、千早 北緯34°24′41″.9290 東経135°38′41″.3587 標高720.43 所在地 大阪府南河内郡千早赤阪村大字千早132-2番地 途中で国土地理院の炭波線の間違いを聞き、三角点千早に向かう 三角点は境界尾根から少し外れている。ここで間違いをおかしやすいだろう 三角点で一休み、 丸山から下って行くが、次の分岐やその先の小さな三つの尾根分岐は慎重に下ろう |
丸山からルートが厳しくなり、ルート読みは慎重にだが、境界尾根は測量されたか、木が切られ少し歩き良くなっていた ここから下れる 途中の傾斜は急で初心者なら怖いと感じる傾斜だ。 下り込むと、右手に堰堤が見えるがブッシュの向こうだ 以前はこの堰堤から、千早洞に下った コノ荒れたコル(526手前)から古道が千早バス停手前まで(旧道入り口)古道があるが、ヤヤ荒れている |
526の小さなピークを越えて千早古道に出る。 古道を歩き、肩衛山下まで行、ここで千早古道の話を聞く、 根来氏がこの道を歩いていたときに、私のお爺さんが天誅組を千早峠まで道案内をした。と言う人に出会った話し この先の千早小学校まで古道が続くという。一度歩いてみてはと言う根来氏 分岐の道標 |
引き返し526を超る、荒れた古道を千早バス停方向に下る。 出先で、千早古道と出会った。それを知ってもらいたかったと言う根来氏 旧道を、千早洞入り口に向かう。古いトンネルは閉鎖されているが、観光トンネルにならないかと思うショウタンだ |
旧道の千早洞入り口には観心寺まで何キロとか、もっと古い字が読みとれにくい道標がある 千早赤阪村、この金剛山地の麓の村は、史跡の山、小さな砦や城、役の行者伝説、天誅組と興味がひかれる これ又、博学な根来春樹氏、出会うたびに新しい知識が身に付く 又、千早古道を歩き、天誅組の跡を歩いてみたい物だ |
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境界尾根から金剛山を見る、奈良のJJ氏写す |