楽しいハイキングと読図登山
松葉山から小南峠、大天井岳経由、岩屋峯下山、龍泉寺
A-teamにて
4人

2009/11/08

コースタイム

 4人 日帰り

 8:28 旧虻峠
11:06 小南峠
14:09 大天井岳
16:36 洞川龍泉寺 

とにかくA-teamは面白い、規則も無く、山好きよ皆集まれと言う感じの山好き達
いつもリーダーのDncho さんは、読図や登坂技術、岩、沢、の安全にとおしまずに仲間達に知識を出す
今回は単純コースでこの単純コースの位置読みや、山座同定に力を入れた
結論を言うと、松葉山の尾根には高圧線が通り、この高圧線がコンパスを狂わし、山座同定に議論をかもした
登山は各山の位置関係を地図上から知り得ることも大切な要素の一つではないか、そお思う楽しいハイキング登山でした
いつもよりはユックリと集合、車に乗ると予定していたコースはあまりにも短い で
松葉山からの周回に変えるとdanchoさん、OKOKと異論など出るはずがない。ショウタンなどはこの松葉山に登りたくて願ってもないコースに成った
帰りは、龍泉寺から歩くのですか 
danchoさん イヤ 自転車で車を回収します
で 自転車は 
忘れてきた 
ハイ楽しい会話です
天川村川合から虻トンネルに向かい、トンネル手前を右折して、旧道虻峠の途中に車を置き、尾根先から登ろうとするが、何と駐車位置前に鉄塔管理道があり、ここが尾根の登山口に使っているようで、ここから登山を開始することにした
            
少し道が広くなった所に路駐、ナナ何とその前に鉄塔管理道が、ここが登山口らしい
急な傾斜を登りはじめる
鉄塔が出ると見晴しは最高、弥山方面から栃尾辻方面の山容が素晴らしい
  

                        
尾根上に管理道が走り歩きよい、松葉山までは何の障害もない
この尾根には電波塔やテレビ塔があり松葉山までは本当のルンルン
タダ、一番目の鉄塔までは一汗かく傾斜で、ソウルさん曰く こんな直登に道付けるなんて ブツブツ
所々で見晴しがある、ここで山座同定、地図と方位が合わない
どうやら鉄塔の磁力が磁石を狂わすらしい。このような位置では磁石方位が狂うことの経験をした
尾根はルンルンだ 
  

松葉山1043.7mは三角点、松葉が鎮座する
基準点コード TR35135360901 
点名 松葉 
冠字選点番号 秋 22 
種別等級 三等三角点 
基準点成果
成果状態 正常 
地形図 和歌山−山上ヶ岳 
測地系 世界測地系 
緯度 34°15′23.9688                      
経度 135°51′50.0678                      
標高 1043.87 m                           
基準点現況
所在地 奈良県吉野郡天川村大字洞川字マツバ672番地 
ほぼ北に延びる尾根での位置特定は鉄塔の位置から分りよい
標高点P1091mの真東に木々の間から洞川の屋根が特長有る景色を見せる
最初の計画ではこの付近に登る予定だった。途中尾根に何ヶ所か登山テープが巻かれている所があった
おそらく、何ヶ所か林道から登ってくるルートがあるのだろう
小さな岩が出て山道らしい感じがする所があるが、本当のハイキング風登山道、景色が見えないのが少し残念だが
扇形山分岐で北東に急斜面を下り降りるとそこが小南峠、隧道の真上だ
ここからの下山は急斜面の隧道西口にテープが誘っているが、私は東口をお奨めしたい
小南隧道の上からは本当の植林内、地形による地図読みが主だが、地図などいらない一本尾根さと、ショウタンは先頭を歩くが
最初のピークで早速尾根を東に振る所、あらら何故か北に入ってしまった
コンパスは嘘つかないで、ピークを巻、東に方向を訂正した
それにしてもテープの巻かれている量は凄い、それでも見落とした

植林内の小高山1169.3mは三角点赤瀧が鎮座する。ここで昼食休憩、所がコンビニで昼食を買い忘れ、道の駅で草餅を購入して昼食の変わりにした。

昼食後小天井岳に向かうが
途中で昔の峠だろう。広い垰に祠が祀られていた


三角点赤瀧の記
基準点コード TR35135374001 
点名 赤瀧 
種別等級 三等三角点 
基準点成果
成果状態 正常 
地形図 和歌山−山上ヶ岳 
測地系 世界測地系 
緯度 34°17′19.2938                       
経度 135°53′01.1453                       
標高 1169.53 m                            
基準点現況
現況状態 状態良し 保護石無し
所在地 奈良県吉野郡黒滝村大字赤滝字白クエ565−3 
小高山からも植林内、位置特定は難しいが標高と方位から割り出しながら先頭はソウルさんが歩く
最近ドンドンと腕を上げるソウル氏、完璧に位置を当てて行くが


一ヶ所地形が非常によく似ている。一瞬小天井岳と間違いかけた。少し歩いて地形の違いに気付くがこんな時の地図読みは面白い
小天井岳から大きく方位が南西に変わる。テープはこれ見よかと打たれているが必ずコンパスで方向確認しながら歩くのが読図だ
P1170mの小天井岳からの登りが今日のメーンと言える。急勾配の細尾根は大汗を流したが、先頭を行くソウル氏、グングンと登って行く、  
大天井岳は直ぐだが、本当に傾斜がある。途中で自然林帯に変わる頃、大峰奥駈道の四寸岩山や大所山、高見山と山座を同定できる山々の見晴しが素晴らしい所がある。T女は秋の景色に弱い、素晴らしい秋景色に山姥を捨てていた
  
大汗を流して大天井岳に着いた。景色は北西が開け金剛山や葛城山が望めた
大天井岳には三等三角点、大天井が鎮座している
三等三角点大天井の記
基準点コード TR35135373301 
点名 大天井 
種別等級 三等三角点 
基準点成果
成果状態 正常 
地形図 和歌山−山上ヶ岳 
測地系 世界測地系 
緯度 34°17′04.4564 
経度 135°54′51.8172 
標高 1438.94 m
基準点現況
現況状態 報告なし 00000000 
所在地 奈良県吉野郡天川村大字洞川字小泉谷ノ内千本678番地 
記念撮影などして、岩屋峰から大原山に向かう。
尾根は山頂から伸びている。
測量点1328を確定して、洞川スキー場から大天井岳に登るのが面白いとか尾根特定の地図読みは楽しい
思ったより傾斜は厳しい、この尾根も大原山までは見晴しがない。
踏み跡やテープがあるが一部ややこしい所もあるがこんな所こそ読図の楽しさが有る
   
1334mの岩屋峰のピーク位置には山歩人と書かれた銘板が一枚木に掛けられている
大原山に向かうが大原山1000mピークはハッキリしない
トイレが山頂に設置され、ハイキング登山の最適な場所だろう
古いが展望台などがある
この日は天川村の紅葉祀り、真っ赤に染まった大原山は美しかった
山頂には100回登った方の記念道標が立っていた
             

 
最後の読図は四等三角点、岩屋峰を探すことだ、地図を読む 観光用吊り橋、かりがね橋と一直線に東にある
一様コンパスをかりがね橋から合わせ一直線に尾根を駆け上がると小さな四等三角点が見つかった
 

四等三角点岩屋峰の記
基準点コード TR45135372001 
点名 岩屋峰 (いわやみね)
種別等級 四等三角点 
基準点成果
成果状態 正常 
地形図 和歌山−山上ヶ岳 
測地系 世界測地系 
緯度 34°16′16.8781 
経度 135°52′57.0031 
標高 893.25 m
基準点現況
現況状態 状態良し 
所在地  奈良県吉野郡天川村大字洞川字岩屋峰679-1

岩屋峰(いわやみね)は平成14年の比較的新しい四等点だ
最後の楽しみはかりがね橋を渡ることだ、
金網に守られた吊り橋だがナカナカ高度感がある。
前方から一般観光客が目を点にして渡ってくるが、我が山姥T女、少しくらいは怖がりなさいと言ってみたが写真の通り
上から見た、洞川の町は独特の景観が美しい
龍泉寺に下り、町中を40分、デポした車を回収する頃はヘッデンタイムだった
  
龍泉寺の境内から岩屋峰を見ながら秋を楽しんだ
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