オソゴヤ谷から行者環岳バリエーション下り
2013/08/18
PakuRikoと3人

沢部分2時間20分 
沢から奥駈道2時間(休息食事)含む 
奥駈出合いから行者環岳45分
行者環岳からバリエーション鉄塔道まで1時間45分(アルバイト50分)
奥駈出合い大川口1時間(休息含む)
総時間8時間10分
踵が痛いショウタンと足を痛めたR女、何処か優しいルートで沢を登ろうとオソゴヤ谷を選んだ
リーダーはPチャンに御願いして登ったが、尾根はお任せと言った物の

ショウタンが経験している尾根を登り行者環岳に出て、永らく暖めていた行者環岳からバリエーションで下るルートを実証したが、読図誤りから大きくアルバイトをしてしまった。だが行者環岳からバリエーションルートで上手く下れれば面白いルートとなるだろう。今、大川口の吊り橋は通行禁止、川を渡渉しなければ行けないが、又機会を見て小坪谷入り口の吊り橋から直登で今回のコースをもう一度挑戦してみたい気がしている
大川口とオソゴヤ谷の中間付近に車をデポして、暑いだろうと河原に降りるが、やはり歩きにくいだけと又林道に登り返し、オソゴヤ谷の橋を越えた所から入渓した
  
橋の下からオソゴヤ谷にはいると直ぐに小滝が出る。
ショウタンは早速巻き巻き登りだ。
その奥に7m程度の飛瀑が出る
右側が登れそうだが、とにかくよく滑る岩だ左岸を巻いた。
  
この滝から上はゴルジュの谷のゴロ石沢といった所で2〜3m程度の滝がいくつか出る
   
小さな岩穴を見つけクグッテ登るR女、お茶目な所もある
  
全体的には暗い谷だが左岸が崩えた所付近は明るい
  
沢は小滝のみだがボルタリングを楽しむようなゴロ石が多くどの小滝も淵は腰を超える深さだ
おまけに水が冷たい沢だ。
  

  
1040m付近で遡行を打ち切り登山靴に履き替える。
1040m付近でソマ道が沢を横切るが見分けるのは難しいだろう
右手に間伐材が転がった所だ。
水を3.5L補給して重くなったリュックは誰か持ってと叫びたい気分だった。
前回は間伐材がなかったが、尾根は少し間伐され歩きにくい。100m程度続く
途中で猪がネヤから顔を出し、アラ人間だとウリ坊を従えてユックリと斜面を逃げる
蛙に、ヤマカガシ、猪と都会育ちのPチャンは珍しそうだった
  
振り返ればバリコヤの頭が美しいが、急傾斜の尾根は汗がしたたる。

途中の風通しの良い木陰でPちゃん特製の、麻婆茄子アレンジの麻婆タケノコインゲンコーンキノコはメチャ美味しくかった
ビール代わりに痛み止め薬を飲んだ 汗
 
登れば自然林になり大峰奥駈道に飛び出し、1485ピークに登る
  
                                                  みなきケルン↑
みなきケルンを過ぎ下ると行者環岳分岐だ。道標に7分と有ったが??ここから一登りだが7分かな??
  
とにかく山頂に着いた。2時半を過ぎると人影はない
展望カ所から下を見ると、小坪谷にGPが下って行く。弥山上に雨雲が出だした。
R女の冷凍オレンジで喉を潤しサア、バリエーションの開始だ。
三角点から目標尾根にコンパスを取り、直接尾根に行こうとしたが石楠花ブッシュだ。少し奥駈道側に下りトラバースで尾根を掴む方がブッシュは少ないだろう
と 赤いテープが私達の目標尾根に打たれていた。好き者がいる物だ
とにかく順調に尾根に乗り地形と標高から現在地を掴むが、一部は石楠花ブッシュと浮き根の痩せ尾根。
ルンルンと尾根を掴んで下ったが、アレー、地形にない谷が出た。??どうして
コンパスを見ると、左手を指す。??
時間も迫る。GPSをカンニングした。アララまるで反対に下っている。
何故こうなったか分からない。間違いとはこんなモンだろう。
小さな急傾斜の谷を越えながら目標尾根に向かった。50分のアルバイトだ。
アルバイト付近は大石や小さな岩が出る、雑木で歩きにくい所だった。

  
 
 
とにかくこの下と植林内を下ると旧関電道に飛びだした。
後はルンルンと大川口に下るが、傾斜のあるこのルート、足を痛めたR女が気にかかるが未だ若いというP女、大丈夫と大汗を流している。
  
鉄山に登りたいというPチャン、アレが鉄山と見晴しがあるが、雷が一声ゴロゴロと唸った
振り返ると行者環岳に雲がかかっている。下山を急いだが、痛めた足は思うように動かない
沢の音が聞こえだした。後少し、最後の吊り橋は自己責任で渡ったが痛みははげしい
渡渉が望ましいだろう
 
久々のアルバイトコースを作ってしまったショウタン、少し悔しい
涼しくなった頃もう一度バリエーションを歩いてみたい気がしている
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 「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画
像)、数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図250mメッシュ(標高)、
数値地図50mメッシュ(標高)及び数値地図10mメッシュ(火山標高)を使用した。
(承認番号 平24情使、 第898号)」