音羽三山

音羽山、経ヶ塚山、熊ヶ岳
2012/09/09
二人

国土地理院にリンク

総時間5時間の周回だった
今日は、桜井市の音羽三山をミニ周回してきました。
この山々は、笹や見晴しがないルートとして不人気と聞いてはいたが、見晴しこそ少ないが、ルート的には面白く、ナカナカ汗を流す傾斜だ。車を不動の滝東側、旧針道の少し上に広い所があり、車は沢山置ける
そこから、車道に出て寺川、百市、と歩き、南音羽の善法寺、音羽観音寺に立ち寄り、寺横から音羽山に取付いた。
  
針道↑                        不動の滝↑    車道から百市に入る橋、モミジが綺麗だ↑
百市集落で、チョット道を間違いかけ、山裾のアスファルト道を進と、小さな沢があり水取りができる
ドンドン進と、音羽観音参道の案内が出る
 
参道案内地点
参道は、一汗も二汗も流す急傾斜だが、途中の地蔵や丁石は魅力だ
  
途中階段を少し登るとそこは善法寺、観音寺だ
   

途中にある無常橋↑は1mか?面白い名前だ

山寺だが、無住ではないとの事、マア歩いてお参りするには、こりゃ大変だ
境内の大銀杏は本当に凄い、秋は綺麗だろうな
  
境内の端の鳥居前を通り山へと入って行く。案内はバッチリだ
ヤヤ、草が生え込んだり笹が生えたりと綺麗なコースとは言えないが、道はバッチリだ
  
途中、水が流れるゴロ石道を登って行く、ショウタンはダブルストックの練習をしたが、此処じゃ練習にならない
尾根に登りきり、どの付近かコンパスで位置を確認するが、波線道と実際の登山道は違っていたが、よく見ると、波線道も生きているようだ。
音羽山には、三角点がある

三等三角点 音羽 巻き石損傷大きい
東経
標高(m)
所在地 奈良県桜井市大字百市字古ケ谷
音羽山で一休み、慎重にコンパスを取って経ヶ塚山に向かう
景色はないが、杉の美林を見ながら下り登り返す。一汗流す所だ
  
経ヶ塚山からは笹の背丈が高く成るが、私の知人達が少し笹をアザケたそうだ。この夏に大変だっただろう
お陰で歩きよいが、マダマダ笹は覆い被さる所があるが、ショウタン的にはルンルン、景色も0ではない
高見山方面から、国見岳、白屋岳方面が一部見晴らせたが、山座は同定できなかった

途中から熊ヶ岳が見える。ここから台高の高見山から国見方面が見えたが、山座同定は出来無かった
とにかく各ピークへの上りはフウフウだ。
 

  
熊ヶ岳山頂は国土地理院表記場所と少しずれているが、マアあまり気にする事はないだろう
道標位置の方が山頂らしい。此処でアクシデント、山頂極手前で、小さな蜂が、ショウタンをチクリ、アイタタ、RIKOさん薬ぬって
処置が早く、お陰で痛みはない、
熊ヶ岳からヤヤ笹の背丈は長くなるが、現在の所小道の分かりにくい所は笹を刈り取ってくれている
  
                          この道標のピークに注意↑

ヤヤはえ込んだ道はシッカリしているが、足下が見にくい所もあった。また、一ヶ所コース取りが間違いそうなピークがあった。
気を抜くと真っ直ぐ行ってしまうだろう。(熊ヶ岳の次のピークは要注意)
 
途中、近鉄電車の電波反射板があり、その横に四等点が鎮座する
四等三角点 熊ヶ岳 大理石チップ埋め込み
北緯
東経
標高(m)
所在地 奈良県宇陀市大宇陀区宮奥243番1
点名の熊ヶ岳は、山頂の熊ヶ岳から少し離れているが、点名の面白い所だろう

笹が無くなり下り込んで行くと、地蔵祠や道標、女坂傳稱地と書かれた名石など有る由緒有りそうな大峠に出る
  

女坂・男坂 (wikipdeiaから)
日本書紀、神武天皇即位前、紀戊午年九月の条に「女坂置女軍。男坂置男軍(女坂(めさか)に女軍を置き、男坂(おさか)に男軍を置く)」とあり、大峠はこのうちの女坂と考えられている。そのため峠には、昭和15年(1940年紀元2600年祭の一環として)「女坂傳稱地」の碑が建てられ、現在も当地に残る。なお、男坂は、北にある半坂峠と考えられ「男坂傳稱地」の石碑が建っている

大峠で昼食を楽しみ、針道を下って行くが、2〜3度クネクネすると林道に下り、後はルンルン
タダ、湿った舗装はよく滑る。誰かが尻餅をついて、オヨヨだ
この林道終点で、どこかの学者が、黄鉄鉱(バライト)の結晶を調査していた。

私の目にも分かる正六角形の光る鉄は、まるで四角いダイヤモンドのようだ
二、三個拾ってポケットに入れた
林道を下る頃には汗もなくなり、ルンルンと下れた
この付近、秋の野草が多い、綺麗な花が沢山咲いている。相棒の写真を一枚もらった
 

戻る