和泉山系、南葛城山

サカモギ谷沢登り、懸垂下降で下る

「この地図の作製に当たっては、国土地理院の承認を得て、同院発行の『測量成果』を使用したものである。(承認番号 平20業使、第543号号)」
急遽サカモギ谷の沢歩きが決定した。コースの打ち合わせがない。
リーダーはA-teamのdannchoさんだ、奈良の爺々さんも急遽参加の3人です
滝畑ダムで合流、滝畑ダムから石川沿いに高滝寺を目指すと初めての橋の手前にゲートのある駐車場に車を止め、その先の尾根から千石林道に出る。ここには道があります
千石林道にある簡易水道施設の取水口の橋から入渓します。
エッここに沢があるのと言う感じでした。
小さな沢は水は少なかったが水量は日によって変わるのだろう
小さなゴロ石を踏みながら少しはいると オーーこれがこんな所にと感じるがゴルジュが目に飛び込んでくる

    

danchoさんからのいただき写真
先ずこの小さな滝から滝登りが始まります。ここには補助ロープが捨て置かれていました
早速このロープが無ければ登れないショウタンでした。
        
このコースは2mから17〜18m程度の滝が15くらい有りそれも連滝お多いです

danchoさんからのいただき写真
小さな滝は自力で登れました
  
ロープの置かれた滝は有りますがこれに命を預ける気にはなれませんが、補助的には十分使えます
これがあるお陰で登れた滝もありました
この滝も途中にロープがありましたが巻くことにしました
右岸を巻き登りますがけっこう○危です
              
ここは左岸を巻くのが普通ですが右岸から巻き登り懸垂で滝上におりました

danchoさんからのいただき写真

右岸巻き登りは難しくリードは爺々さんです。ショウタンは滑って動けずロープをもらいました
砂付きの岩はワラジが威力を発揮します。爺々さんはワラジ党です
7mの滝は直登して
この滝ではdanchoさんがリードフリーで登りロープを下さり私はゴボウで登りました。所が

  

上に登ると支点が無く倒木に支点を取りあまりにも不十分な為danchoさんがごらんの通り頑張っていました
本当にありがたいです。
 

下山でここを懸垂する時は捨て置かれたハーケンに支点を取ったがdanchoさんは体重のあるショウタンを先に降ろし、補助的に私の安全を確保してくださった。リーダーとは言え感謝です。
最後の大滝は登れないこともないだろうが巻いた。途中に捨て置きロープが見えたがこれは使えないだろう
いつか登ってみた行気がした。この上はモウガレ場、ここで食事もいいがチョット懸垂下降の安全講習を受ける

  



身の安全は基本が大切と懸垂下降にブルージックなど使ったことがなかったが、danchoリーダーはブルージックを付けることを勧める。今日も5m程度の懸垂だったが懸垂下降中に奈良の爺々さんの頭に落石が直撃、もしあの時爺々さんが気を失っていたらそのまま落下したであろう。ブルージックとは身を助ける手段の基本だ。しかもエイト管やATCの上にブルージックを作るより下のロープの方がいい、力の分散と常にATCのZの形が守れるからだ。ただこの時のブルージックの長さがATCとカラビナ間より短なければならない。伝伝。
ここから滝をすべて懸垂下降で下った。支点は木がほとんどだが一箇所はハーケン、一箇所は大石を堀だしその下を通す方法を取った。
沢初めての滝懸垂下降 ロープが湿りブルージックの移動がスムーズに行かない。8mm、30mを二本結合した60m
8mmダブルで下る。
        
遅い昼食を千石林道で食べ、駐車場に帰った

 

コースタイム
 8:40 サカモギ谷入渓10:57 730m付近で折り返し11:30
14:15 下山