唐尾山から清冷山
2012/1021
ショウタン

登山口を国土地理院ウォ地図にリンクしておきます


マピオン地図はこちら
清冷山は有田川町(旧美山村)の姿の美しい山で、西の矢筈山と人気の山だ。
清冷山にも矢筈山にも幾度か尾根を変えて登ったが、金鉱跡探索と行者山登山の帰りに、一枚の看板から唐尾山の存在を知り、今回唐尾山から清冷山に登った。
 
登山口は、金鉱跡探索と行者山登山の帰りに偶然のように知った
小さな作業広場の小屋裏に、植林のため整備された古道に繋がる道が有る
もう階段なんかは、朽ちる寸前だがその道跡を残している
  
整備跡の道↑        古道に出会えば後はルンルン↑         三里ヶ峰の見晴し↑
慎重に整備道跡を見極めながらクネクネ登ると、古道に出会う。古道先は国道に削られ無い
後は簡単だ、古道は残り整備され登りよい小道だ。

家を出る時、地図を忘れ引き返し、登ろうと地図を出すと、アララコンパスが無い
地形と、時計の電子コンパスでの山行で、二回の無駄歩き、アナログだがシルバコンパスを考えた人に感謝だ
今は、カメラにまでGPSが有るが、やはり地図とコンパスで山に登り、補助的にGPSを使うと読図や登山がより楽しくなるだろう

左手に地図、右手に枯れ枝の杖、地図と地形を見比べながら登る
道はルンルンで、尾根もハッキリして登りよいが、一汗流す
途中で、三里ヶ峰の見晴しが良い

  
地図尾根越えの地点に出て一休み、尾根を越える古道は残っている。そのまま下ればR424竜頭付近に林道から行ける
R424からの周回も面白いだろう
尾根越えの峠から唐尾尾根に入ると、小さな地蔵が出た。明治14年と書かれ、右何処何処、左何処、(右川又、左友渕??)と書かれているが、読みとれない
   
これから通る尾根は、印南町と日高川町の境界尾根で、測量がされ境界杭や境界石があり歩きよい
タブン、古道があったのだろう、ソノ跡が見て取れる場所が有る
最近とんと体力が落ち、つい楽道を選ぶ、巻き道が出てキット尾根を捲いていると、巻き道に入り、アラ失敗と引き返す遠回り
小さくアップダウンを繰り返し、測量点615を特定するが、アラ、地形が違う、少し手前だろうと歩き出す
615から二つのピークを越えて行くが、小さなピークに汗を流す。
樒の木が出だすと、その先に三角点唐尾が美しい点石を見せる
一枚写真で決めてみた。後に清冷山を入れチョットポーズだ
この地点が唐尾山山頂だろう
  
等級種別 三等三角点 基準点名 唐尾
北緯  33°55′00″.8788東経135°23′25″.5215 標高634.62
所在地、

唐尾山から植林にはいるが、急に小道が開ける。下山予定の唐尾トンネルに分岐する地点を特定しようと、地図を眺める。右手に整備道が出る。これは尾根から下山する小道が整備されていると感じ、小枝でマークした
小さなピークを北東に下ると、アレ、古道らしい道が南に走る。測量テープが有る。考える。
タブン、576ピークの唐尾トンネル上尾根に出る。前出の道と△でむすばれると読んだ。
下山はこの道と決めた。
次は、696ピークの測量点だ、此処はGPS測量され木が払われ、見晴しがある。
  
図根点が真新しい
ここから先の測量点は全て図根点が埋められている
小休止して、サア行こう。次の尾根先からの下りは間違いやすいだろうと思いながら、地図を見なかった
思った通り尾根が分岐するが、アレ、右だが尾根は続かない、アラ、谷に下る??読図する
アラー、694で間違った。いつもそうだが、休憩後で間違いをおかすショウタン、反省するが何も変わらない 汗 引き返す
694から少し下り、次の分岐に注意する。尾根ではない斜面下りの分岐は難しいが、大きく測量マークがあり簡単に分かった、急勾配の下りだ。
マークがあった
次の678ピークも測量されている。
  
もう小道は分かりよい
ところが、804mピークへの登りは半端じゃなかった。木を持ちフウフウ、こんなはずではなかったと体力の衰えに涙だ。
そこに太りすぎの大反省だが、飯とビールがとっても美味しい。
休み休み、一歩一歩 ふー
804ピークの尾根からは、登坂経験がある
尾根に出るまでは登りよいが、植林フェンスに突き当たり、ネット沿いを804mに向かうが、尾根を少し外して歩く雑木帯

804mピークもGPS測量され、南の見晴しがある
 
804からの下りは小木ブッシュ、以前来た時より歩きにくいと感じたが、アラ、テープが誘う
 
下りきると後は山頂への登り返し、後少しの尾根分岐点にテープが打たれていた。此処は下りには難しい所だ
山頂が見えた。ヤット着いたの山頂で、カアチャン差し入れのコンビニラーメン、美味しいねー
 
                        等級種別 二等三角点 三角点名 清冷山 

下山は慎重にだ、来た道でも時々は尾根を外すショウタンだ
696ピークで一休み、間違った事を反省するが、ナルホド間違いやすそうだ

タブン、この分岐は576ピークに行くだろうと一本の測量テープを信じる
途中で少し道抜けしていたが、正面に尾根が出た。登りの時に出た向こう側道と△で続いている。納得
道は、小道で状態がよい
尾根からの分岐道、一本のテープが小枝から下がっていた

 ←576ピーク尾根
576ピ−クに出る手前で、右手の谷へと小道は下る。
整備跡があるが、階段横木は痛みが激しいが、時々利用されるのか、テープが小道をさそう
下りきると、小沢を渡り少し下ると旧R425が昔の姿で出る
少し傷んだ旧道を右手に下れば国道に直ぐだ
  
 出口を国道から見る
国道が見えた↑
後は国道をテクテクと歩くだけだが、ほとんど車が通らないR425、今日も山が楽しいと、初めて見るアブラギリの実を写真に写しながら下った
戻る