6月5〜6日一泊で三重県大台町(宮川村)の仙千代ヶ峰に行って来ました
ルートは、野又口ー野又高ー野又峠、仙千代ケ峰ー千丈山ー小森山ー大台キャンプ村です。
このコースを歩いた報告はHPでは見あたらない
宮川村は、2年前の水害で村は大被害を受け、今もいたる所で修覆作業中でした。
現場を見てから登山口を決める予定でしたから、各登山口の現場を見て回ったが、各所すべて荒れていた。
宿泊の大杉谷林間キャンプ村の管理事務所の方が、村一番の山知りの古戸某氏に電話で色々と確認して下さり、野又登山口と決定した。
ここに、古戸氏は登山口の看板を挙げて下さり、大変お世話になった
コース図
地理院地図、ドラッグします
コースタイム
野又登山口07:50-野又峠分岐09:01-野又高09:25〜09:40-野又峠10:10-仙千代ケ峰12:02〜12:50千丈山13:50-小森山14:50-
大杉林間キャンプ15:50村
6月5日、
大杉林間キャンピ村に前泊、いつものごとく前夜祭は盛り上がった、10畳ばかしのバンガローは、割れんばかりの笑い声が響く
オイオイ、少しは飲みすぎないかい、ショウタンは少しセーブするが、、、
朝。4時半起床、キャンプ場の中を散策、ウグイスの声が賑やかだった。
散歩していると、キャンプ場プールの側に登山者テープ、うんここから取付いた人がいる。
車の中から地図を取りだしにらめっこ、間違いない、小森山に登るルートだ。
小森山はテレビの共同受信アンテナが有った所、必ずメンテナンス道が有るはずだ。
5時頃、炊事場に戻ると、シマヤンが朝食の準備と弁当作りに取り組んでいる。いつもの事だがありがたい
シマヤンの様子がおかしい、体調が悪いとの事、オイオイどうした、頭が痛いと言っている
朝食準備、お弁当と順調に進むが、シマヤンどうやら、山は無理なようだ。
今日は、サポートに廻るとの事、ノブヤンと二人登山、コースはショウタンが決める事になる。
サポートが有るなら大縦走、野又登山口から、大杉林間キャンプ村までと決める
キャンプ村バンガロー
朝食準備のシマヤン
朝食後素早く整備、先日教わった、野又橋側の野又登山口に向かう
7時にバンガローを出て、野又登山口に行くと、野又橋は大修復中、皆さんもご記憶とはおもいますが、
R422号沿いのあの大被害地の一部です。
橋のたもとに一軒の空き家が合った。その横にトタン小屋がありその横から取付く、ここに昨夜か、
今朝、登山口の看板と、ソレが見やすいように草が刈り取られていた。
頭の下がる思いです。私は本当に嬉しかった、宮川の皆さんは本当に親切でした。
急きょ作られた看板
野又橋
トタン小屋の横から取付く
7時50分、ノブヤンと二人で取付くが、登山者が少ないらしい。だんだんとシダが覆い被さってくるが、道はハッキリしている
コレはやばいぞ、
ソレが当った。
シダの切れた所で、ズボンを確認、いたいた。ダニ君がズボンにびっしりと付いている。
1ミリの小さなダニ君、手で払い落しながら、進むが一向にダニ君の攻撃が止まない。高度を稼ぐとキットシダが無くなる
予想は、的中した
シダが少なくなりヤレヤレ
お茶で水分を補給して、フト頭の中を、よぎる思いがあった
ダニ、そして山ヒル
ソーッとスパッツを見る
ノブヤンとほぼ同時に、ヒルダー
スパッツに頭を突っ込もうとヒルちゃんが付いていた
ギャキャハ、訳の解らない声を出しながら、払い落した
落ち葉の上でくねくねしていたヒルちゃん
写真を撮ろうと、目を離すとモウ何処かに姿を隠してしまった
ここからは、用心歩きですが、仙千代ケ峰までは何も無かった
用心しながら直登です。先ず野又峠と、野又高の分岐に付く、ここまでは岩稜地帯が有りナカナカ面白いが、
傾斜はキツイ、用心の為、ダニ、ヒル確認をするが、大丈夫だ、
野又峠、野又高分岐、野又高に直登する
各所に宮川村の登山道標が整備されている。仙千代ケ峰までは完全だ
09:25
野又高に付いた
783m三等三角点だ
ここからなだらかな尾根を野又峠に向かう
道標と、道は完璧に整備されているが、登山者が少ないようだ、踏み後が少ない
野又峠703mに着いた
ここからは、緩やかにそしてきつくと、登りが続く、又ガスが出始め、視界が悪い、100〜50mまるで景色は見えない
時々小雨が混じる。
更に登るとルートが90度西に曲がる。ここまでにも景色が良さそうな所があったが、残念です
しばらく行くと岩稜帯が現れる。又時々岩がゴロゴロした感じのルートもあります。
この付近から、だんだんと登り勾配がきつくなり、足に堪える。後少し、這いつくばるような傾斜が終わると仙千代ケ峰が顔を出した
12時02分から12時50分まで昼食タイム、依然ガスで何も見えない
1099.7m
ガスの中千丈山に向かう、新宮山彦グループの看板はありがたい。尾根を小森山方向に下るが、登同様傾斜は有る
下りきると又同じようなピークがありアップ、ダウンが厳しい。
フェンス沿いに進むと、コル状の所に沢山テープが打たれている。どうやら倉本橋に下りるルートのようだ。
ここで慎重に、地図とナビで確認するが、尾根を北に進む
やがて自然林の中に古いテープや新しいテープが現れる。一登りすると千丈山だ
千丈山1042m
13時50分
千丈山で尾根が別れる。北西に進むと小森山だ、尾根はハッキリとしているが、地図とナビで確認した。
いつもは隊長の続図力に頼ってはいるが、ショウタンは頼りない、ノブヤンも地図とにらめっこしていた。
小森山には尾根が細い、ヤセ尾根状態ですが、木があり怖さはない、しかし垂直に近い場所もあった
急登を登りきると、小森山があらわれた
14時50分、千丈山から丁度1時間かかっていた
お疲れモードです
880.4m
ここから大杉林間キャンプ村に下る
この下りが今回のコースで最急です、足下は岩がゴロゴロ、ほとんどが浮いている。慎重に下る。
尾根は分かりよいが、登山者は少ないようだ、ほとんど踏み後がない。
昔の共同受信システムの支柱の沿って下るとよい
下りきった頃、今日初めての景色、宮川貯水池、大杉谷方面が見わたせた。この付近から下山する。最初は道がよかったが
下って行くと、道が土石で流されてない、一回目は、土石を乗り越え次の道に付いたが、二回目に現れた。土石流の後は危険だ。
戻り、ルートを探すが、無い、やむおえず、右手の植林帯に入ると、あちこちに、テープがまかれルートがハッキリしない
キャンプ場付近に向かって真っ直ぐ下りるが、コレが、間伐材で歩きづらい、又沢山テープが打たれているが、どれが良いか判らないからとにかく下った。下山予定のプール側登山口に200mずれてはいたが、無事下山、シマヤンに連絡、サポートシマヤン、直ぐに駆けつけてきた.
シマヤンは残念でしたが、お陰で縦走出来ました。
その後、ヒルとダニの点検をしたが、ダニが数匹ズボンに付いていたが被害なしでした。
どうやら、杉の植林帯を下るときに付いたようだ
15時50分下山
本当の登山口↓ 。
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