大鯛林道から
白鬚岳1378.2mと大鯛山1146m
2008/10/28
ショウタン、シマヤン、テラちゃん、エムさん
コースタイム
北尾根登山口 08:00 P1162m 12:37
白鬚岳 10:00 P1165m 13:20
大鯛山 11:27
P1162m 11:50 登山口 14:55
白髭岳、台高山系の支尾根にある、関西の名峰、三ヶ所有る登山道の内、中奥奥の大鯛林道から登る北尾根登山道を登る
ここから2度ばかし登ったが、大鯛林道は大きく崩れ半分しか車で入れなかった
又、この登山口は、新宮山彦ぐるーぷが、山頂の今西錦司先生の碑を持ち上げたときに整備した登山道で、今西錦司先生が1500山目を白髭岳に登ったときのルートでもある
年は83才だった。山頂は私有林で地主や関係各所に交渉許可を頂き記念碑を設置したのも新宮山彦ぐるーぷ、今、グループ代表の玉岡氏も83才、玉岡氏も83才の同じ年で今西錦司先生をしのんで登山するという
私は丁度下見が出来、神がそうし組んだ物かと考えてしまった

               
国道169号から中奥の道標に沿って中奥集落を過ぎ300m程奥の橋を渡ると直ぐに大鯛林道の分岐がある。ここから再奥と思う地点に浄水設備があり、そこからUターン状に大鯛林道は伸びるがここからは道が悪い、乗用車はこの上のアスファルトが切れる付近まで乗り入れる事が出来る。私は少し奥まで乗り入れてみたが少し勇気がいった

                            
         
林道の終点が登山口で、北尾根登山口の古びた道標があり、前の沢を渡る所に登山口がある

           
最初の取り付きはクネクネと斜面を登り尾根に出ると後は道標通り尾根上を進むが急登ではある。一汗流す頃、次の尾根、高尾が南北に延びる。ここからは細尾根、痩せ尾根、急登や、巻道、ミニ○危とこのコースは山登りを感じる面白いコースだ

                
      
                                                
                   
途中で見える台高山系の景色は綺麗ですが、危険とまでは行かないが油断大敵なコースではある
         
やがてフラットな尾根になり白髭岳が顔を見せる頃一本の桧が雷の為途中から4本に裂け、唐傘をかぶせたような格好で倒れている。先は黒く焦げ雷の怖さを見せつけられた

                             
高度1250m付近から自然林で見た目は優しいが一汗流す傾斜だ、この自然林は又綺麗でした
         
山頂には、今西錦司博士の1500山達成記念碑と三角点が有る。見晴しは最高だ
 

三角点神ノ谷の記
点名 神ノ谷
等級 二等三角点
緯度 34°17′34.555 
経度 136°02′48.9965 
標高 1378.18 m
所在地 奈良県吉野郡川上村大字神ノ谷字大栃谷350番地 
選点 明治34年7月28日
造標 昭和53年6月26日
埋標 明治34年11月21日
観測 昭和53年9月7日
山頂でコーヒーなど作りユックリと景色を楽しむ、今日の目的は白髭岳から赤倉山(コクマタ山)はせる北又国有林の尾根を歩く事だ
目標時間は12時と決めていた
先ず東に下り南東から北東、北にと向きを変えて行く、難しいだろうと楽しみにしていたが、最初の南東下り尾根のみは少しややこしいがテープや踏み跡がありがっかり、シマヤン以下は勉強とシッカリ地図を見ていたがショウタンは行けいけドンドン1146mの大鯛山は直ぐに見つかった。
          
                         

ここまで来る途中の桧にも落雷があり桧がまっ二ツに割れ雷の威力を示していた。確信はないが雷は雑木より桧に落ちる事が多いのか?低山で雷に遭うと植林より自然林の低木帯に逃げ込むのが安念なのかも知れない????

                             
少し時間があるP1162まで歩きそこで昼食にした。綺麗な尾根は歩きよいが景色はそんなに望めなかった
         
50分ほど食事休憩、シマヤンと私は、大鯛林道に、エムさんとテラちゃんは大鯛山からはせる尾根を石門跡に向かって
北股林道に下る。約一時間で下ったと言うが途中で5mの位置で子熊と出くわし、親熊がいると、笛吹ながら下山したとか
               
私たちは白髭岳に向かいピストン下山だがこのままではあまりにも単純と、1165m付近から白鬚岳の北西斜面を捲き
P1286mを狙う。斜面は急傾斜だろうと想像したがこれがそうでもなく距離もガーミンで計測すると600m、意外に早く
捲く事が出来た。
しかし初心者が行けるコースではない
   
                                             
後は北尾根を大鯛林道に向かって下った

         
国道169号に出て入の波から北股に向かおうと急いでいると二人はR169号線を歩いていた???
次回赤倉山に北股林道から登る下見の方が車で国道まで送って下さったとか、いい話だ
二人の熊の話を聞くと大峰は道より怖い熊がいる事を忘れてはいけないだろう
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