奈良教育大学演習林
清水ヶ峰から伯母子岳縦走
2010/05/11

コースタイム
登山開始07:22-清水峰09:45-1164m10:20-1164m-10:50-1218m11:36-山天の高12:40〜13:10-山天辻13:44-赤谷峰14:40-伯母子岳小屋15:25〜15:41-伯母子岳15:57-伯母子小屋16:18-コノ谷登山口17:03−車17:16
2010/05/25、裸岳、タケキ山縦走をしてきました

2010/05/18日裸岳に行って来ました
奥高野と呼ばれる山域には小辺路を中心に多くの山々が有るがどの山も林道が通り魅力に欠ける所がある(私なり)
そんな山域の中で伯母子岳から清水ヶ峰を中心にR168号に下る尾根と裸岳を中心に168号に下る尾根がある
裸岳側は植林が進み又尾根先は岩稜が凄く一のー 二のー トツター ニクーなどと凄い名が付く岩稜帯だがこの尾根も歩いてみたいが次回として、今回は比較的優しい尾根歩きができる清水ヶ峰(清水峰)側を尾根先の奈良大学演習林学舎浦から尾根縦走をした。
途中に三角点が二ツあり山天ノ高と赤谷峰と呼ばれている。カシミール計測によると20kmの距離があり、ルートの難しさより時間と体力の勝負コースと言えるだろう
ここ二月、火曜日に雨が多く、火曜日公休の我が山友は火曜登山を諦め掛けていた
ショウタン火曜日は雨だと一報が入り早々と中止指令が飛んだ。前日私は12時間勤務、体力的に一抹の不安があった
所が仕事中に、ショウタンさん凄いのですね、寝なくても山歩きするのですかと後輩の質問、ウンウン と 汗
ここで雨に負けたらショウタンが廃ると、夜は遅かったが我が山友を焚きつけ雨中山行を決行した

登山口
二時半に起き、睡眠も無い状態だ
準備もソコソコに下山口のコノ谷林道に向かい一台車をデポするが我がフィット、ダート林道は走れない、半分ほどは行った地点にデポした
車高が有れば、コノ谷林道登山口まで二輪駆動車でも入れる
悪い時は悪い条件が重なる
近道の立里宇井線が通行止め、大きく今井から大塔村を迂回した
1時間のロスだろう

車は登山口手前の赤い橋の側に路駐した
演習林学舎内立ち入りは許可がいる。
登山口は学舎の浦に有る
登山道は整備がバッチリで木にペンキでマーク迷いなどは起こすべきも無いルート
植林内から十壺平とか名付けた休憩所が数カ所有りクネクネと傾斜を緩く付けた登山道は初心者向きだ
途中の鉄塔付近から自然林は素晴らしい
ブナ林は一見の価値のある美林だ
三等三角点清水
奈良県五條市大字清水字赤谷199−2
三角点清水がある。清水ヶ峰山頂に2時間20分、マアマアのペースで登ったが、小雨が降りカッパを着ようと相棒が言うが、要らない要らないと拒否をするショウタン、汗か雨か顔から水が滴った。
ここが山頂と確かめるだけの休息、ショウタン眠気が襲い赤谷峰を清水峰と思いこみコンパスを取る。
アララ、角度が誓う 大汗
一人なら方角を間違って歩いていただろう
反省
P1164分岐
しばらく小木の間を濡れながら進んだがダンダンと木が大きくなり見事な美林の尾根にと変わって行く、
古いがテープが打たれ、道標があった
この尾根は適度に曲がり適度にアップダウンがあり現在地の確定がたやすい
100%の確率で現在地を特定できた
歩くに優しい尾根で途中から走り出したくなるような尾根だった
測量点1164mから山天の高まで緩やかなアップダウン、時には汗を流すが傾斜は優しい
新緑のブナやミズナラ、ミョウブと見事な森は流石演習林に選ぶ素晴らしい森だ
相棒寺ちゃん、しきりと三つ葉ツツジが散っていると嘆くが、新緑と見事なミズナラやブナにしきりとシャッターを切っていた
雨は霧に変わり幻想的だが寒い
準備もおろそかに決行した事を反省する
本当に美しい新緑と見事な大木、少しぐらい濡れてもマッイイカで歩いていると時々は薄日がさす。ショウタンパワーを発揮したようだが、天気はここまで、霧雨は止まない
少し急登を登りきるとそこが山天の高、ソノ頂上付近に三つ葉ツツジが満開だ
雨はイヤだがこのツツジ、ニコニコ顔の我が相棒寺ちゃん、
ショウタンは花より団子と、飯飯飯と大好きな鯖寿司をパクリパクリ
三角点山天
緯度 34°05′12.6974 
経度 135°41′59.9513 
標高 1317.09 m
奈良県吉野郡十津川村大字山天字ダラマタ280

山頂は見事な三つ葉ツツジが咲いていた
山天の高から山天辻、二等三角点のある赤谷峰までは似たり寄ったりの美しい尾根、タダ1300mを越えると新緑はもう少しという感じだ
赤谷峰から裸岳に分岐する地点を特定して次回の縦走に備えるが
、ショウタン寒さに足が速まった。
二等三角点赤谷峰
緯度 34°05′00.3026 
経度 135°40′06.7059 
標高 1336.22 m
所在地 奈良県吉野郡十津川村
  大字杉清字オバコ34番地
 
厳しさもルートの難しさもないがやはり距離が長い、休息もあまり取らないで歩いているが疲れが出だした。突然林道が現れここが伯母子峠らしいと地図で確認するが、世界遺産の伯母子峠道標は小屋前にあった。この林道地点から少しで小屋が出る。水場も近くトイレや小屋の整備状態も良い
小屋でしばらく休息だ
外で雨の音がしだした。ショウタンもここまでとオンボロカッパを身につけた
下山ルートを検討するが時間が遅い、バリエーションは危険だが地図で下り尾根を検討する
予定尾根に踏み跡が有れば下ろうと話がまとまる(地図参照)カッパを着て伯母子岳山頂に登るが何も見えない
三つ葉ツツジだろうか蕾も固くそうそうに下山尾根に直下る
予定尾根には踏み跡がない、今日は無理しないと、小屋前に戻り、小屋前から古い奥高野の地図にある尾根を下った
踏跡道がバッチリ、ルンルンと下る
伯母子峠道標
伯母子岳山頂
伯母子岳山頂
下り尾根の様子
コノ谷登山口
最後の少しはヤヤ急坂で疲れた足は踏ん張りがきかない、慎重に下ると登山口道標のある尾根先に飛び出した
この尾根先が今日の一番気の使う所だった
後は車まで歩くがこれならフィットでもここまでこれたのではと話ながら林道を歩いた

雨が本格的に降り出した中登山口まで車で向かうがあそこから登れる。
この川は渡れるとモウ次の計画が始まる山好きな相棒だ

黒い点線は下山計画の尾根だったが諦めた
 

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