干支の山
深田のだんだん田と白猪山
2019/01/28
6人

距離。約7.5km
総時間5時間10分

仲間の山レコにリンク
干支の山と人気が高い、伊勢三山(白猪山、局ヶ岳、掘坂山、)の内、白猪山に登りました
コースは極簡単な急坂登りのコースです

登りは、コンクリ舗装作業道を登り、下りは谷 都地区コースを下りました
下りは小枝が多く落ちていましたが、登りは極簡単な急坂コースで、不動小屋から不動滝、不動祠、石尊大権現と見所が多いコースです。
写真の夏明登山口駐車場に車を置き登山を開始しました
トイレも綺麗で、他の三箇所よりもわかりよく駐車がわかりよい。
目的の白猪山は局ヶ岳、掘坂山と三山で伊勢三山と呼ばれているそうです
又、登山口のある深野、有明地区の棚田は棚田百選の深田だんだん田で、田の石積みは城郭跡を思わせる見事な景色でした
 
参考にしたページ
有明駐車場から不動様の祀られた登山コースまでは道標も完備され、取り付きは難しくない
  
各所に道標が有りコンクリ舗装がされた登山道を登ってゆく
地元登山道案内図にも舗装路で下り注意の書き添えが有った
落ち葉がコンクリートを隠しコンクリート舗装観は無いが、下山は逆に滑りが増すだろう
道成りに登ればいい、極簡単のコースだが現在地を掴むのは難しい

不動小屋、不動滝、不動祠、石尊大権現と見所が多い
  
  
不動祠に出るには1分早いと書かれた分岐を登れば見逃すことは無いだろう ↑
私は傾斜の緩い巻き道で登った

登り良い道を登れば階段が出て石尊大権現に出る
  
謂れは神社横の小屋に書かれていた。

ハイキングチャンスは4月15の会式がある日だろうか。
直ぐ横に丸い小ピークの見晴らしの丘が有り最高の見晴らしが楽しめる
此処から一登りだが舗装が無くなる
 
山頂の送信アンテナが見え、一アエギする急傾斜、雪が積もればアイゼンは必要だろう
  
山頂には二等三角点 白猪山(しろいさん)が鎮座する。
山名ははくいさんと聞くが、点名はしろいさんとふりかなが打たれている
山頂は国有林だ。
所在地 三重県松阪市大石町字白猪3384番
北緯34°30′21″.3168 東経136°24′26″.8868 標高819.39
選点日 明治21年9月で日にちは不明
仲間との集合写真は楽しい物で、笑いが必ず起る一瞬だ
 
下の丸いピークで昼食を楽しむ、
何かを忘れる私だが、今日はコンビニで買ったカレーご飯を忘れて、コノ山を計画して下さったリーダーにオムスビを頂いた
これが大きくて、コノ地方の有名なめはり寿司より大きかった。
これが美味しい 
ワイワイと昼食を楽しみ、下山する

道標には、登った道は夏明地区へと有り、下山道は谷 都地区と有る
駐車場で地元の方が、道標に無い道をお教え下さったが指定コースで下った
山には羊歯などは無く、バリエーションも楽しいコースだろう

山頂から、三等三角点 深山経由や日の長い時期なら、深山〜高須ノ峰などが面白そうだ。
下山道は小枝が多く落ちているが足に優しいく、クネクネと曲がり面白かった
  
案内も適宜に有り、途中の鉄塔で教えていただいたバリルートなどを地図から探ってみた。これが当たれば面白いが、今日は真面目な登山だ

  
冬枯れの向こうに見張らせる山を山座同定してみるがいまひとつわからない
カシミールのカシバードで検証してみたが、そこからは局ヶ岳は見えなかったようだ


山頂では意識が無かったが、見えていたのかもしれない??
下れば道標が有り、確認しながら下った。ラクチン下りだ
廃屋上に出て、小さな路地から下れば近道だろうと下る
棚田同様に小道も整備が良かった。
地元の奥様に金柑を頂いた仲間、金柑むいたら皮食べよ、のいわれのようだが私は種も実もバリバリ、これが金柑の食べ方だ
 
道が広くなれば駐車場が出る

  
見事な深田の棚田だ。
上から見れば美しい田と言う感じだが、下から見れば、中国の城郭のような石積み
地元の方と出会聞けば、コノ莫大な量の石は、田の造成中に土の中から出たものだそうで、上から順に造成したそうな
水も豊富に流れ、昔は豊かな水田だっただろう

深田のだんだん田は室町時代の北畠氏ののろし場の衛兵達の食料確保に開けたとか

付近一帯の家の石積みから、ヨウヘキまで見事に美しい
この景色だけでも時間を掛けてきた甲斐が有った
 
平均年齢の高い今日の仲間、次の亥年にもう一度訪れるまで、棚田が残るか自分が残るか?
棚田を守れる農家が激減していると地元の方
コノ美しい景色を忘れない日本が何時までも残ってもらいたいと思う登山だった
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