ウルメ谷の頭、二等三角点白川峠探訪 2013/09/09 4人 |
1/50000カシミール地図 コースタイム 登山口〜P899-1時間30分 899〜ウルメ谷の頭-55分 ウルメ谷の頭〜四等三角点黒瀬谷-2時間 四等点黒瀬谷〜林泉禅寺-1時間 総時間6時間40分 |
レンゲ坂から念仏山、クモクビ塚、白倉山と周回して直接清浄大橋駐車場に下るソマ道を探索予定だったが、宝来の鈴さんから二等三角点、白川峠の探訪に行かないかとメール、コースを変更してウルメ谷の頭に鎮座する二等三角点、白川峠を訪ねた コースはマイナーだが、地図を眺めると白川村から、坂本までの郵便道が有り1977年の地図には付近の古道が未だ残っている様子がうかがえた 時間的に計算してみると内ヶ谷林道途中の尾根から登り郵便道を下るが良いだろうと、リーダーのinui氏に相談して意見が一致、深夜勤務明けの眠たい目をこすりながら取付いた。 三角点の点名についての知識が今ひとつ知られていない中、彼女の先生である上田倖弘先生が書かれた奈良県の三角点を訪ねての著書と出会わせてくれたのが彼女達で、ショウタンもそれ以来三角点に興味を持った。 ショウタンの登山歴の中で感謝する一人である宝来の鈴さん 彼女は三角点の点名を知らしめる為に三角点名を書き埋標時期を知らしめる貴重な存在だ 三角点について国土地理院は基準点閲覧としてホームページで公開されているが、上田倖弘先生達の時代はそのたびに国土地理院を訪ねて資料を閲覧したという。 |
カシミール1/25000 |
池原ダムに架かる白川大橋を渡り林泉禅寺下から内ヶ谷林道に入る。 この山域はどの山も傾斜がありどのルートもブッシュの難ルートが予想されるが、ナナ何と今回の支尾根は森林管理所が間伐を進めソマ道が整備されブッシュはほとんど無く主尾根の郵便道波線道に出る手前の少しだけだった。 取り付きの仮橋は丸太が細く揺れる揺れる。バランスの悪い高所恐怖症のショウタンの渡る姿を想像して欲しい。 マア、内ヶ谷は簡単に渡渉出来るが、ショウタンはチョットした油断からドボンと足を水に踏み込んだ。 涙 |
見晴しなど期待していなかったが、途中から見える釈迦ヶ岳〜弥山までの尾根や、小峠山や十郎山、奥佐田山や、大峰南部の天狗山と見晴らせた。 |
ソマ道を避け、尾根に準じて登ったが尾根その物がソマ道だろう。 地形図から想像しにくい痩せ尾根に成ると測量ポイント、899が近い 図根石が有るP899mピーク |
ウルメ谷の頭ピークまでは尾根に準じればいい。比較的歩きよい尾根で、青いテープが時々打たれていた 白川峠点の記 等級種別二等三角点 基準点名、白川峠 北緯34°05′52″.2974 東経136°01′24″.8765 標高1113.63 所在地 奈良県吉野郡上北山村大字小橡字ウルメ谷下610-1、614-甲(俗称 白川峠) |
昼食後に、あれ、向こうに何かあると尾根を100mばかし東に行くと反射板があり、ここからの見晴しは最高だ 昼食場所を間違えたと反省するがもう遅い 大台ヶ原から尾鷲道ルート、荒谷山から叉剱山、なんと言っても計画にある雷峠Uがその険しい山容を見せる |
P899まで引き返し、郵便道を白川の林泉禅寺まで下る。 スズタケは無いが地形図とはヤヤ様子が違う。899ピークを郵便道は巻いている 急傾斜を下るとソノ跡が見られたが、ヤヤ雑木のブッシュ、途中で大峰の見晴しが出た。 簡単なようで下るのは尾根を間違いやすい。 地図に分岐注意と書いた一カ所は特に間違いやすい。分岐する尾根が見えにくく郵便道はブッシュで見えなくなる 此処にテープを打っておいた。 |
少しブッシュもあるが,ダンダンと植林になり歩き良くなる。 読図は真面目にしながら四等三角点黒瀬谷に向かう。 丸いピークの横に四等三角点は鎮座する。 休憩をしながら少しロープ講習をしてみた。 四等三角点 黒瀬谷 標高728.68 北緯 34°06′35″.3440 東経136°00′14″.9736 所在地 奈良県吉野郡上北山村大字白川1028番 |
地形図で見るとここからの下りは急傾斜だ。 所がブッシュも無く古道跡が比較的ハッキリと残り下りよい 途中で古いVHFテレビアンテナの跡が出てこの電線やケーブル通りに下る道を下った 途中から明らかに地形図道と分かれるが、地形図道は林泉禅寺上で下る事が出来ないだろう 私達も尾根先で少し苦労したが、リーダーが尾根先を真っ直ぐ下るとロープが補助されていたという テレビアンテナ跡 道通り下った尾根先 私達は少しトラバースで下った 林泉禅寺の墓場に続く道に出て林泉禅寺から下山した 此処に出た↑ リーダーは林泉禅寺をゴキブリ寺なんて言っていたが、ゴキブリの彫刻が有り、人間より長い歴史のゴキブリをたたえている 白川大橋手前にデポして置いた車で内ヶ谷まで車を取りに行った 総時間6時間40分のワイワイガヤガヤ登山は楽しかった。 |
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