武木峯から白屋岳下山はバリエーション 2010/09/26 Aチームにて |
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台高山系支尾根の外れにある白屋岳は一般コースが大滝ダムの建設に従い、ダム横の白屋地区が地滑り現象が出て通行できなくなって久しい いつでも登れるさで何十年も見過ごしてきた白屋岳、ヤット登る事が出来た 白屋岳の登りはそう難しくないコースが組めるので、下山に地図読みの難しさを加えての山行をA-teamで楽しんだが現場での地形読みは予想していた下山400mは想像通りの面白さだった。 同じコースをもう一度歩けと言われるとチョット小首をかしげるだろうな。(紫の軌跡部分) |
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R169の大滝ダムを過ぎ、武木地区や井光(いかり)地区に行く武光橋を渡り、武木集落から足の郷越しに川上街道を武木川沿いに向かうと、大きなS字状のカーブがある地点の橋横に路駐してその先の尾根から三角点武木峯に向かう 取り付き ↓尾根の様子↓ 取付くと直ぐに整備された登山道が出て アレレ、取り付き地点のカーブミラーより少し上に道からの登山口があるようだった 良く整備された小道はルンルンと登れ、地図読みで尾根を登るのが楽しい我がA-teamもついつい小道を歩く |
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途中集落が有ったような平地が出て、ここは集落跡だろうと一休み その上は伐採中で見事な桧が横たわり小道を塞いでいたが伐採が終われば小道は状態が良くなるだろう ほんの数十メートルの話だが、ソノ少し上には今まで見た事のない角度で白鬚岳や小白鬚岳が厳しい山容を見せ美しい |
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小道を登り続けると、アンテナ設備のある小屋が出て?? 扉には国土交通省の雨量測量所と書かれ、下の大滝ダムと関係がありそうな物だった ここから急に細い馬の背状の尾根になるが通行には問題はない。むしろ綺麗な植林道だ その先に、三角点武木峯がある。尾根名が武木峯と言うのだろう
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ほんの一休み、武木峯を引き返しP1038mに登る 尾根は簡単だ、目視と地図のみで歩けると侮っているとP1038mを思い誤った、アララ ここがP1038mだ ピンクのリボンに1038mと書かれていた。 |
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1038mから少し急傾斜を下り込み、東西尾根に登る所で見事な大峰山脈の景色が見晴らせもう最高だ 全ての山は山座同定は出来なかったが、大峰山の宿坊の屋根は光り、アレが竜ヶ岳、アレが百合ヶ岳かな、綺麗な景色だった |
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と小道か踏み跡か道が山肌を巻き込んでいる 少し歩こうと尾根を外してピークを巻くがどうも思う方向には向かっていない。尾根に方向を修正するが少し急登りで間伐材がジャマをする。途中で一休みだ 目的コースに乗ると足の長いリーダーは早い、待って下さい私は短足です |
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ここまでほとんど地図を眺めるだけのリーダーだがコンパスを取っている 下に林道が見え小さな岩稜下りだ、コースを確実に取った。小さな岩稜は左手を下ればテープも巻かれていた |
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距離的に400mも無いだろうと思っていると有る有る。テープが七夕様だ、足の郷からのコースに出くわして一登りで山頂に出た 二等三角点 白矢岳、大きく角が取れた点は少し痛みが激しい
特筆すべきは大峰山脈側が木が倒され見晴らしが出来、これほど見事な大峰山周辺の景色を見た事がない 竜ヶ岳、稲村ヶ岳、大日山、百合ヶ岳に、大天井山、アレはおそらく四寸岩山、ズート向こうは高野山系護摩壇山か?? 180度のパノラマは一汗流した最高のプレゼントだ 白屋岳山頂で昼食を取るが、アレレ、ガスが無いといつものウロン(和歌山弁)を作れないで涙を流す人もいた (^o^) 食後の休憩は、簡易ハーネスや簡易チェストハーネスをシュリンゲで作る練習だ アレレ、ショウタンはシュリンゲが足りない 痩せなくちゃ マタマタ反省 |
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とにかく標識やテープはあまり当てにしないA-team、地図読みで道を探すがほとんどは地図波線道は林道になっている 少し波線道から尾根を下ると林道に出る、これが地図では波線道に成っているとソウルさん、国土地理院の地図の面白い所だ ゲートに出てゲート上の足の郷越えの地蔵を見る。前にこの山系の古道の意味が書かれた看板に見入る 川上村と東吉野村を結ぶコノ足の郷峠の道は川上街道と呼ばれ重要な街道だった 天誅組等も往来して戦ったとか、峠には当時の事が書かれた立派な看板がある ショウタンにはこの街道の三つの越し、東川越し、白屋越し、足の郷越しを使って白屋岳に登ってみたいなと感じる看板だ |
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車道を(川上街道)を少し下り廃道に近い林道から下りの目的尾根に入るが、近道と境界尾根に登らずののまま谷を詰めた これの最終部分がこれ又ブッシュの急傾斜、大汗流すが登り詰めたピークは大パノラマ、このブッシュを登った人へのプレゼントだろう。 それからのコースは地図読みを楽しむコースで安易に入るコースでは無い GPで地図を読み下るには最高に面白い 井光に下るのが良いだろうが車への帰りが大変だ 川上街道 林道入り口 林道から小さな沢に入る 沢は谷になり 小さなガレ沢から ブッシュを漕ぐ その上の小さな岩稜の景色は最高のプレゼントだ その上の尾根からは高見山から鎧兜まで見事な山襞を見せる 二上山から金剛山 高見山から鎧、兜岳方面 |
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とにかく、山が好きだからこそブッシュも漕ぎ、地図も読む、有名山にウツツヲヌカス昨今の登山を良しとは感じない私はこのような登山が大好きだ、 目標尾根を下りにかかる。アレレここは何処、時々地図を読み間違うショウタンはこれ又その間違いを楽しむ dancyoさんここは此処、此処です 有り難う サア真剣に尾根を読むと アララ、林道が出た。時間の節約とルートハンティング、バリエーションは面白い 予想した最後の下り400m、ピンポイントで車デポ位置に下らなければ今日の意味がない 地図上から予測した急傾斜だが、予想以上にルートは難しい 有るはずのない岩稜、小さな窪み沢ザレ場、小道、急傾斜、 ウン、リーダーは右に取るが私は左のはず、フフフ、左が正しい、なんて楽しんでいる 所が、ダンダンと位置は頭から消えてしまった GPSを見るも良いが、すぐ下が目的地だ、下れるさ 下に林道が見えた 車より30m以内の地点だった 流石我がリーダーdanchoさん、見事にピンポイントで下山だ 今日も弱音を吐かない山好き4人は低山を楽しんだ アレ林道だ 林道が終わり 急傾斜を下る この付近はルートを探す事に時間が係る 車より35m離れた地点 路駐した車 |
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反省点は無い事もないが鍛えた体力、落ち着いた行動、読図の力、科学兵器のGPS、それを使いこなす力、最後は安全を確保するロープやカラビナ、シュリンゲ、現代登山の中で私の原点である里山を最大限に楽しめる久々の登山だった 帰りの風呂飯で飲んだビールは明日死んでも良い味だった (^_^) |
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「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図 画像)、数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図50mメッシュ (標高)、数値地図10mメッシュ(火山標高)及び数値地図5mメッシュ(標高)を使用した。 (承認番号 平21業使、第652号) |