釈迦ヶ岳1799.5m

2007/06/23

ショウタン



今、釈迦ヶ岳山頂のお釈迦さんは長年風雨に耐え傷みが進み倒壊寸前だったが、修復のため山を降りられている
そんな中、新宮山彦ぐるーぷの代表である玉岡憲明さんから電話、釈迦の台座の砂が足りない、一つお願いするとのこと
もちろん一言返事だが、梅雨でも有りなかなかチャンスがなかったが明日は晴れそうだ釈迦に向かった

7時半、釈迦ヶ岳、峠の登山口に8時前に着く、情報通り少し手前に砂が袋に詰められ置かれていた
情報によると今日はもう一人ボッカに来るという。
登山口に二人の方がいた。ことの次第を話し約10kgの小分けされた砂袋の荷揚げをお願いした。二人は快諾してくださった
ところがショウタンは大チョンボをしている。背負子を忘れたのだ。デイリュックしか持ち合わせがない
仕方がないから小さなリュックに小分けされた砂を詰められるだけ詰め、おにぎりと水のみを持ちポッカにかかった
小さなリュックといえ砂は重い、背負子があれば30kは平気な私でもバランスの悪いリュックではもう肩に食い込む
これも修行とがんばった。本当に一歩一歩ゆっくりと登った。

準備された砂





梅雨とは思えないいい天気だ

 

だんだんと肩に食い込む、一人の砂上げをお願いした方が追いついた
山の話をしながらゆっくりと登る。この方はすぎちょんさんでブログを持っておられるとか
すぎちょんさんのページにリンク

すぎちょんさんにペースはあわせられない先に行ってもらう
この時期の釈迦は初めてなんとバイケイソウが増えたことか



山頂には3時間半かかってしまった
お釈迦さんが立たれる台座は半分ほど完成している
その横に砂や材料が置かれている

     



にぎりめしをほおばり休憩していると奥駈の孔雀岳方面から、ろっこんじょうざんげざんげ、と大合唱の声
奥駈修験者達がこちらに向かってくるのが見えた



行者達に混じって真言を唱え下山についた

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