勝負塚山
2017/04/24
二人

赤軌跡は登り紫は下山

登り 3時間35分
 赤い橋8:35-三角点12:10

下り3時間40分
山頂13:00ー赤い橋16:40
総時間8時間5分
勝負塚山、吉野郡川上村に有る大峰山脈の前衛で、大峰では難易度が高い
標高も1245mと高さは無いが、ルート取りは難しく、マークを頼りながら植林内を登るが、それでもルート取りが悪く、ごく一部小岩を直登した
今回のコースは、過去二度経験した、イツボ谷出合いの赤い橋から取り付いたが、その記憶は薄くコースは荒れていた
又、油断すると大事故に成るコースで、今年も4月5日に滑落死亡事故が起きている

地図上で見るコースは極簡単だが、コース取は難しく、特に下山には注意が要る
私達は、死亡事故後だし、最大の安全を取り、事故現場ではムンター下降と肩がらみで60mを下山した。
再度、勝負塚山は登山道は無く、ソマ道、踏み跡を登ります
最大限の登山準備で登る事をお勧めします
単に、厳しいだけの山ではなく、危険が伴う山である事を認識しよう。
R169から上多古川沿いを、上流方面に入り、赤い橋手前の凸地に路駐、この付近は駐車スペースはほとんど無い
勝負塚山全景
 
取り付きは、上多古川に係る赤い橋からですが、村の水道の取水口が有り谷を汚さないように、立ち入り禁止の看板がある。
橋を渡って道成りに登れば、直ぐに堰堤が有り、堰堤上の広いところ左手、杉の木下のマークから取り付く

  取り付き
取り付きのザレ場を登ればソマ道が出てトラバース状に歩く
少し荒れた所も有るが、マダマダ状態は良い
処が
  
突然道が無くなり、滝のトラバースとなる
これが良く滑り、水量もソコソコあり、手前はカニの横ばいで滝に近づく
私達は自前ロープでフィックスを張り滝をトラバースした
事故後の山、安全は最優先だ。
滝を越えて進めば、朽ちた梯子だがショウタンの体重に持ちこたえられそうに無い
梯子下すぐを巻くが、安全度は高い
  
ソマ道に上がり、少し先のマークから斜面に取り付く
植林内だが、傾斜が有りマークを外すとチョットしたクライミング、私達もテープを見落とし、小岩や急傾斜を3〜40mを登った
寅ロープの残置が有ったのでてっきりコースと思ったが、そうではなかった
兎に角登ろうと這い登った。
少し濃い踏み跡に出た。上を見るとマークがありヤレヤレ、ジグザクと登る
  
取り付き↑                        踏み跡マーク道                  小岩  
どうやら小さな谷越え大巻きで小岩上に出るようだ。
登れば標高840mの看板が出た。
コースは合っているようだ
10何年か前にコースが定まっていない頃付けた、山が楽しいが未だ残っていた
このコースが定着しているようだ

山が楽しいから尾根に成るが、それでも小岩登りがある
難しい岩では無いが、落ち葉や土が滑りを増していた。用心用心
  
尾根は見晴らしもでて状態の良い所も有るが、アセビや石楠花が行く手を阻むブッシュだ
私は、尾根をはずせるところは外しブッシュを避けた
  
直ぐそこが山頂だろうと、そのように見えるが、甘い甘い、後200m有るよと相棒が言う

ここで待ってるから、一人で登ってなんてジョークもいうが、足はガクガク、フー
更に小岩が出て、尾根を登るがブッシュだ。
  
今回で五回目の勝負塚山山頂だ
五番関コースや下多古川の沢からと各方面から経験しているが、老いた事を加味してもやはり上多古からのコースは厳しい
山頂からの見晴らしは少なく、竜ヶ岳、阿弥陀が森、伯母谷峰、ワンステ尾などが特定できるが、大峰山は見えにくい
  
山頂の三角点は、私にとって出会いを提供してくれた思い出の三角点だ

等級種別 三等三角点 点名勝負塚 北緯34°16′28″.1858 東経135°57′43″.8059 標高1245.92

点の記コースも、急峻なる山道、岩壁登る。案内者等の字が読み取れる
下山はユックリと慎重に歩いた。
山は楽しいを見落とさず植林に入る。
下山は慎重に踏み跡をたどった。コースは間違いが無いはずと下っていったが、アララ、道が消える。下は岩だ
簡易ハーネスを付け、半マストで懸垂に係ると、アラルートがある
安全のためそのまま下った。
岩の下が、立つのがやっとの急斜面、コースが無くなりテープだけが見えた
傾斜が緩くなるまで40m程度肩がらみで下った。
 取り付き
往路を忠実に引き返す
滝はフィックスを張り、慎重に下山した。

登りに無かったが、事故者の弔いの花束が橋を渡った所にあった
二人で山に手を合わせた

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