紀泉山脈周回 昭和山 2010/02/14 3人 磁場狂いに参った遍 |
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紀泉山脈の中でも一番マイナーな山だった昭和山、 札立山から大福山、俎石山を中心にした西半分、和泉葛城山から岩湧山を東半分として中央部は四石山を中心に山中渓駅から金熊寺を中央部と言えるだろう この四石山南に信達楠畑集落を挟んで平行に走る尾根上に三角点靭峯がある この三角点山頂を昭和山と呼ぶ事を随分以前に知ったが、何故か行く機会がなかった 今回、T女のリクエストで周回コースを組、山を楽しんだ。 所が、磁場の狂いが安易にコース取りをしたため気づくのが遅れ60分のロスとなったが、コンパスで方位を見ながら山を楽しむ私達山仲間の良い勉強になった |
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GPSの軌跡 |
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和歌山と大阪を結ぶ街道の一つに風吹峠がある。現在は風吹隧道が4車線化の工事中で将来は和歌山の岩出市が大阪南部ともっとも便利な都市と成るだろう その街道に、道の駅根来さくらの里がある。ナカナカ人気の道の駅で土日は農産物の買い出しで人出が多い そんな道の駅の端っこに、車を停め街道を350mばかし北に行くと左手に谷が走りその北の尾根から四等三角点楠畑を目指し そこから縦走を計画した 尾根に登ろうと現場に行くと、見た目葛や棘の大ブッシュ、これは叶わないと谷からそのまま東に入り三角点楠畑に向かう事に変更する。 所が、この谷の入り口は舗装路だが小屋前からこれぞブッシュの(元ため池か)見本のよう 行くしかない、左端の溝(小川)を20mばかし歩き上に登ると耕作を放棄した田、この田に来る道があったはず、 よく見ると田の上の左端に良い小径があった。下山時この道を下る。 結果、入谷手前30m程度の所に出た 入谷の道↓ 溝(小川)に下るTshikun 左の橋を渡って帰ると右の写真の所に出た。 結果右写真の橋を渡って下の↓写真の所に出るルートが良いコースだ ←下山時写す |
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少し要らない時間を食ってしまった 尾根がダメなら、谷をそのまま詰めれば波線道に出てこの谷の奥のコルから右手に波線道を取って三角点楠畑に向かうのも良いが、ピストンじゃ面白くないと、谷途中から北に又谷を登り三角点楠畑を目指した ややブッシュもあったが、何とこの谷を登った先駆者もいた。好き者は多い 竹藪を登り尾根に出ると、東西に走る道跡にテープがイッパイ巻かれている?? 何だろうこの道は、?? 目指す三角点は北だ、そのまま地形を読んで、三角点を目指した |
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三角点まで一気にコンパスを合わせたままだが、地形のみでスイスイと三角点に到着 この付近、七夕の飾りより賑やかにテープが巻かれ、七夕ロードとジョーウクをかます。ここまでは本当にルンルン 七夕ロード(^^) 三角点楠畑
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ここからは言い訳遍とでも言おうか、結果は迷よった あまりにもコースは簡単と高をくくり、テープを無視して、三角点から真南にある鉄塔Aにコンパスを取った オッ、本当に真南だなと余裕の歩き、尾根端から再度鉄塔が有るであろう、高圧線の曲がり角にコンパスを取る (ここでコンパスを合わせる地点) あまりにも簡単に登ってしまった三角点楠畑ピーク、ヨークここで地図を見ればそのまままっすぐに尾根を下ればいいはず コンパスもそう示すはずだ 所が、コンパスは左手を示し何の疑いも持たずコンパスの指示通りに下ると小径が出てテープが竹に巻かれている七夕ロード ヨーク考えれば登りにこの小径を横切り三角点に登ったはずだが三人は全然気付かない バカ三人 道が有ればモウコンパスを見ない、ルンルン 50m程下った所に鉄塔があるはず。 有った。後30m程度でコルがあると鉄塔の写真を写しながら話し合う 下る。下る アレーコルが無い、オカシイ どうしたコルがない 鉄塔まで引き返す。おかしいなー、これはルートが違う。 T女、ズート引き返してコンパス角を確認するが間違いがないと言う 途中で支尾根があったのか、有るはずがない地形だった。 標高250mの鉄塔、南に降る、条件が合っている オカシイ、もう少し下ってみよう。時々は国土地理院も地形図がおかしい時がある。それかも知れない と、T女、左手を見て、道が近すぎない(街道) そう言えば近すぎる。 地図読みでは相当プロフェッショナルなTshikun、ワーオこれは最初登ろうとした尾根では 右手を樹間から見た。向こうに鉄塔と尾根が下っている。これはどうした マダ間違った意味が分からない と正面に太陽が、アチャー 今は9時半、太陽が南東にあるはず 間違った尾根がヤット確定できた ←間違った鉄塔 正しいルートの鉄塔もまるで同じ高さの250mに有る |
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登ったり下ったり、とにかく元に戻ろう 再度コンパスを取ってみるがやはり南は、下った尾根を指す??? ここで三人はヤット気付く、磁場が狂っているのだ 高圧線より少し高い位置でコンパスを合わせた。これが高圧線が磁力線を狂わすのだ 高圧線までの距離は平面上150m程度だ ヨーク考えれば以前こんな事があったのをすっかり忘れていた 山座同定事件だんちょの書き放題にリンク |
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三角点と目で見た高圧線、道の方向で地図を合わし、南を探った 南に降る尾根はやはり右手にあり小径もはせている。ヤレヤレ、50m下ると鉄塔がその下30mにコルが、イヤ峠が現れ四つ辻に成っていた。 下山コースはこのコルに帰ろう。余裕が生まれたが、磁場の狂いに気づくのが遅れ1時間近くも時間的ロス、 マッ タマには良いか、 今日も三人で一人前の読図登山、これがあるから止められない 間違いも地図とコンパスを正しく使えれば、山は楽しくなって行く ここでGPSをよほど見ようか迷ったが、見てしまえば教訓は生かされなかったろう 最後の最後までGPSを見なかった事が次回の山行でも生かされました この地点から南に↓ 正しい250m地点にある鉄塔 コルの様子 最後にこのコルを目指して周回は成功した |
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