大川口から行者環小屋、弁天の森
タチクラ尾を下る
炉端の会にて
6人

コースタイム
大川口→行者環小屋 2時間40分
行者環小屋→弁天の森 2時間15分(休息含む)
タチクラ尾下り時間 2時間20分
総時間8時間15分
歩行距離10.8km
大川口から行者環小屋に登り、奥駈道を弁天の森に行、弁天の森からタチクラ尾を国道309号にピンポイントで下るバレエーションを組んで6人で歩いた。最悪の事を考え、一応の岩装備を持ち真面目に読図してタチクラ尾を下った
取り付きの、大川口から吊り橋を渡って、旧鉄塔管理道を登ったが、廃道となり吊り橋は通行禁止、橋の状態が危険な状態だった。出来れば川を渡渉することが望ましいだろうが、水量が多く吊り橋を渡ったが、もちろん自己責任だ。
吊り橋は写真のようで痛みが激しい
吊り橋からはいきなりの急登だが、元管理道は状態がよい。鉄塔があった所は何処も見晴しが良いが、今回はガスと小雨で見晴しはなかった。
  

登って行くと、トラバースヶ所が数回出る。ヤヤ○危だが特別な事をしなくてもトラバースが可能だ。
危険を感じれば、フィックスを張ればいいだろう。
管理道が有ったときからこの付近は何処も○危状態だった
ここで死亡事故が発生しているとの事、無理は禁物です
  

 
行者環小屋で早めの昼食を楽しみ、奥駈道を弁天の森に向かう。

このころから、小雨が雨となりレインウエアーを羽織る。気温も低く、冷感服を着込んだショウタンは寒く感じた。
ガスの奥駈道も悪くはないが、景色は見えない
  
奥駈け出合いで一休みだが、下山者は少ない。
時間的からか、下山者の挨拶は小屋泊まりですかと尋ねられる。
冗談のかたまりのJJ氏、ヘリコブターの回数券があるからヘリコブターで下ると笑わす。
休憩中も楽しい。
弁天の森で一休み、ここからタチクラ尾を下る。
取り付きは踏み跡が薄く真面目にコンパスを取った。
GPSが有ってもコノ尾根の下りは特長がない一本尾根、現在地特定は難しい。
先ず、弁天の森で高度計を補正した。
 
タチクラ尾は下る程にブッシュは少ない。
最初は広尾根だ。尾根中央は掴みにくいが、下る程に尾根は細く分かり良くなるが、特長の少ない尾根は現在地読みが難しい
 
小さな岩は正面突破にルートが多かった。
 
この山域は熊がいる。
新しいテリトリーマークの爪痕が出て、オヨヨ熊だ、ショウタンより怖い何て冗談がキツイ
高度計と小さく曲がる尾根から現在地を推測する。
途中で、スマホのアプリ、地図ロイドで現在地を確認したが予測とピッタリだ。
 
途中で記念撮影と余裕をみせる。
ピンポイントでの下山は難しいが、コノ尾根は時々利用する方がいるのだろう。小さくマークがあった。
1160m付近では別尾根につり込まれないようにシッカリコンパスを取ろう。
地形図とは少し状態が違うように感じ、傾斜も地図上よりも有るように感じた。
高度計から、ソロソロ1110m地点だと推測する。
正面に、小さなコブ状のピーク、写真を写したくなる形だ。左手を巻き下ると
一つ目のコブピーク
また、同じような小さなピークが立ちはだかる。
この地点が1110m地点だった。小さな黄色のマークがある。
二つ目のコブの写真はないが、ミズナラの木が正面に有ったように記憶しているが、サテ???
二度目のタチクラ尾を下るJJさんとモンさん、此処だと教えてくださった。
私の高度計は1130mを指していた。20m狂っていた
地形からの推測も難しかった。

ここから、モンさんがリードで下るが、上から見ると、エーこんなのフリーで下れるのと言う感じだが、下り出すとたいした傾斜ではなかったが、慎重に下った。足が痛み出し踏ん張りが効かないショウタンだ。

国道に向かって下る
コブの下には膨らみ程度の尾根が真っ直ぐに下る。
車の音が聞こえ、少し下ると国道が見えた。
尾根先は格子状のコンクリ壁、思ったよりも簡単に下れるが、ショウタンはお尻でドッコイショだ。
思ったよりスムーズに下れたが、読図が一番なタチクラ尾下りだろう。
GPS、や スマホの地図ロイド等の補助具が有れば安心だろうが、ピンポイントでこの地を外すと、金網で下山できない
あと一ヶ所国道沿いに下れる点があるが、尾根先に近い此処が面白い
戻る