天狗岳(967.8m)
和歌山県海草郡美里町、伊都郡高野町
2005年09月25日
シマヤン ショウタン
前日の夜シマヤンと冗談メールのやりとり、話の中で明日暇かい もちろん一言返事で天狗岳登山が
決まった。タマちゃん、ノブやんに即メールするが彼らは暇ではない。結局二人で行くことになる

朝8時和歌山市紀三井寺のスーバーで待ち合わせ、ショウタンは前日のお酒のせいもあって時間を
間違え30分も待つ羽目になった。
シマヤン8時前に到着、打ち合わせはお酒が入ってないときにする物だ。
すぐ準備、海南市からR370を美里町の新城に向かい、新城から湯子川沿いに神森(こうもり)に向かい
天狗岳林道を天狗谷に沿って林道終点手前100mまで入りここから天狗岳に向かう
予定では、天狗登山口ピストンでしたが、下山時同じルートではあまりにも簡単
美里町と高野町境界尾根をほぼ北向きに下ることにした。
これがいけなかった。

コルから、神森が見える頃まではスイスイいまるでハイキングコースでしたが、一回目の急坂が現れた
立って降りられない、少しジグザグとなんとか50mくらい降りる(標高)
その後坂はきついがまだまだルンルン、最後の標高150m位下る、これが立ってられない
立っているだけでずるずると滑る。 ショウタンがフト下を見ると垂直の壁、しまった。戻れない
シマヤン、落ち着いてトラバースコースを指示、何とか下れた。
後少し、ますます下りがきつい、しかしここに境界杭を打った方達がいる。
下れるさ、何とか下った。下りきると、湯子川だ、堰堤の上にでた。ルートを見ると川上に行けそうだ
少し川上に行くと、別荘が有った。ヤレヤレ助かった。
川をじゃぶじゃぶ渡り別荘に出て、別荘内をすみません通らして頂き車道に出た
車道を歩き、神森に出て登山口まで歩いた
まるで一周コースとなった。途中で出会ったお年寄りに、境界尾根の名前を尋ねたが名は無いらしい
大体そんなところを下る人はめったにいないらしい

サバイバルルートの好きな方はこの尾根を登られると面白いでしょう
尾根はハッキリとして又地籍調査のため杭やテープがいっぱいまかれ真っ直ぐに登れば天狗岳です
先駆者もいるらしく、登山者が打ったと思われるテープが所々に有った。
最後の方は、神森に直接降りる尾根を下ったと想像できました。
どちらもサバイバルコースです。
レポートはあまり詳しく書けませんが写真や地図を参考しして下さい


登りタイム
天狗岳林道終点下100m着、09:30ー登山口09:43ークチタ小屋10:06境界尾根(コル004地点)10:36
山頂11:05
天狗谷林道終点からユックリ登って一時間三十分足らずで登る
山頂前岳間は往復20分位

下りタイムは、
下山開始13:06ーコル出合い13:33-境界尾根から神森見える地点005付近14:20-湯子川堰堤15:11
駐車地点16:02 



下りタイムは、
下山開始13:06ーコル出合い13:33-境界尾根から神森見える地点005付近14:20-湯子川堰堤15:11
駐車地点16:02


国道360新城から湯子川沿いに入ります

 

写真の家が見えると神森です。この前から天狗岳林道が天狗谷に向かって延びています
ここから歩いても20分位で登山口です。この付近に駐車は可能です。
又天狗谷入り口から天狗前岳が綺麗に望めます。綺麗な山です。
 



林道終点100m手前です。終点は車が置けますがダートで狭く大きな車は迷惑が係ります
又終点からすぐ横が登山口です

                
                                  登山口、木の下をくぐります↓
                                09:43
 

天狗の谷川に沿って登ります。途中右岸左岸と渡りますが踏み後はハッキリしています
ただ整備は未整備ですが、危険は有りません。解りよい道です。川に沿って登り、川が切れる頃から
ジグザグと登り、バット開けるとそこが境界尾根のコルです。
ここまでユックリ登って、一時間5分でした。

途中のクチタ小屋からジグザグと登る


こんなかんじです。
踏み後はしっかりしている
又テープもしっかり打たれていた。

コルに10:36に着く


境界尾根を左に、(南東)に登る
ここからは、少し急登です
倒木が多くありますが歩行に問題は有りません
雑木もやや茂っていますが問題は無しです
30分で頂上です。



頂上は二等三角点ですが見晴らしは北付近のみ泉山系まで見わたせました。
その他は見晴らしは有りませんが私は、嫌いな雰囲気では有りませんでした。
少し休憩して、前岳に向かう。
北東に尾根を下りややブッシュを進むと10分位で前岳ですがここは永居が無用です何も見えない
何もない尾根です。ただ途中から天狗岳が見えます。これは綺麗ですが、後ニ〜三年で植林のため
姿を隠すでしょう。
 

天狗岳に戻り一時間以上の宴会、(ラーメンビールのみ)で山話しに花が咲き下山
下山事は、ユックリシマヤン趣味の倒木枝を探しながら歩く。
コルにあまりにも早く着いたので二人で見当、地図で確認すると美里町と高野町境界尾根が下れそうだ
ここを下って大きく迂回して車まで帰ることにする。
これがいけなかった
最初は境界杭やテープが打たれ道の整備もバッチリ。るんるんで歩く
又途中で前岳や天狗岳が見え最高の尾根歩きでした
しかし


天狗岳と前岳↓



境界杭


途中神森の水色の屋根の家が見える


ここから急坂が始まる、最初はジグザグと下ればそう難しくないが
その次に現れる最後の尾根はロープが要る位の急です。二人は60度は有るだろう等と
話す位の場所もあった。とんでもないサバイバルだ
しかしここに杭を打ち、笹を刈り取られた方が居る
それだったら降りられる。当話しながら急坂を下りる
坂と言うよりガケに近い。立っているとずるずると滑り始める
木や草を掴みながら下る。
川の音か聞こえ堰堤が見えた、湯子川だヤレヤレ
下の方には木がトラバース状に置かれ人がの登っている事の証があった
 



河原から右岸上の道に出るルートを探していると川上300m位に別荘らしき物があり、川を渡り別荘内を歩かして頂き、別荘取り付け道を県道に出て、神森、登山口と歩きました。


今回はチョット登山のつもりが大変なサバイバル登山に成ってしまいました。
最後に別荘内敷地を無断で通りましたことお詫び致します
ごめんなさい。