長峰山脈 天狗岳、967.8m 2010/01/10 4人 |
||||||||||||||||||||||||
天狗岳と呼ばれる山は沢山在るようだ、その中の一つ、和歌山県北部の長峰山脈の東の端に、貴志川と有田川に挟まれた山がある。弘法大使が開いたアノ高野山からも見晴らせる天狗岳の姿は美しい 今回登って分った事だが、山頂に続く尾根はどの尾根も素晴らしい 今回、三角点を4ヶ所繋ぎ少し複雑に縦走をして、読図を楽しんだ 一台を地蔵峠と呼ばれるトンネル上にデボ、紀美野町下新庄の貴志川にはせる尾根から取付いた |
||||||||||||||||||||||||
登山口は下新庄の青い橋を渡り、正面の尾根を三角点、横手に向かって登る いきなりの急登だが測量杭が打たれてルートが出来上がっている 橋からいきなり三角点にコンパスを取ったが問題はなく登れる 今回は若者K君も参加で平均年齢は下がったが、いつもになくT女の体調が悪い おまけに、ショウタンの膝も少し過労で、痛みが激しい 時間は大きく係った 貴志川に架かる橋 尾根先の取り付き ひたすら登ると四等三角点横手491.5mが尾根の中央に有り解りよい 三角点は簡単に分ったが、T女ドウも調子が出ないらしい 弱気を見せない山姥は、天狗と戦っているのかどうも様子がおかしい。 かまわず登る 読図は楽しいが、尾根は単純で位置確認を楽しんだ 山頂まで問題もなく登って行くが、出会う尾根には登山者のテープが目立ちどの尾根からも登る方が有るようだ 良く登られる神森からのコースの踏み跡は濃い、地図出会いの地点 この山は植林だが 山頂には、二等三角点 点名:后岳 (ウシロダケ)が鎮座するが点の記によると俗称:天狗岳 標高:967.86 mと有る 山名の天狗岳は俗称で、山名として国土地理院は后岳 (ウシロダケ) 標高:967.86 mとしている ウシロ岳の山名を知る方は少ないようだ 前岳と呼ばれる東のピークで昼ご飯にする 前岳は見晴らしがないが、かすかに護摩壇山の白い山頂が望めた
|
||||||||||||||||||||||||
今回の目標は目的尾根をキッチリと地図読みしながら縦走する事だ いつもになくコンパスはこまめに合わせた 沢山付けられたテープに迷わされることなく、慎重に尾根上を歩く 途中、見晴らしが開ける地点に出でる。この付近の尾根縦走は難しい 先ず884mの測量点を目視して、そこから尾根を特定した 次は狸尾と呼ばれる三角点が尾根上に鎮座する この尾根は狸尾と呼ばれているのだろうか? 狸尾から急登を一登りすると、測量杭に田緑山と書かれていた おそらく田緑山という山名があると思われる 見晴らし部分↓ ほんの少しブッシュ部分↓ 狸尾 田緑山測量杭 |
||||||||||||||||||||||||
小さなピークはどれも傾斜があり一汗流す。いつもになくT女動かない 相当苦しそうだ、リュックを寺ちゃんがカツギ、T女を守る 山姥は流石に弱音は吐かない、 途中に、花園村と旧美里町を繋ぐ峠の上に天保何年と書かれた五輪?塔が有った 史跡だろうか手が加えられているようだった |
||||||||||||||||||||||||
ここからも小さなピークは傾斜がある おまけに溶け出した雪が滑る 休み休み登る 最後の三角点は花園美里トンネルの真上にある 簡単に見つかった 三角点柳生谷は雪に埋もれていた |
||||||||||||||||||||||||
後100mばかし下ればいい コンパスを地蔵峠に合わせたが、方位を見ず、ハッキリした尾根だろうと思いこみ下って行く 後で寺ちゃんが叫ぶ、オーイ、ショウタン角度が違う アララ、よくよく見ると尾根違いだ トラバースで方位を修正して、車の真上に下山した 今回のコースは想像に反して、ブッシュもなく境界尾根は手が加えられ歩きよい タダ小さくアップダウンする傾斜はどれも厳しいが、ナカナカ面白い読図が楽しめた 8時40分から4時30分と7時間50分の総時間が係ったが、今回はショウタンの膝とT女の体調不良とで時間的参考には成らないだろうが、尾根は楽しく歩けるコースだった |
||||||||||||||||||||||||
戻る トップに戻る |