三之公橋から尾根縦走 天狗�ｰにバリエーション 2009/12/08 ３人

三之公付近でマイナーな山と言えば天狗�ｰだろう。 三角点もなく標高もそう高くない、登れそうで登りにくい山、そんな天狗�ｰに今年最後の寺ちゃんコンビの登山となった 大峰と台高登山で尊敬するドッポさんの記事が検索に引っ掛かった。http://doppo3.cool.ne.jp/asiato/499tengukura/no499.htm 私達は三之公出会いの三之公橋から尾根先を登り、尾根を縦走、天狗�ｰに登るコースを取った ブッシュが予想される、岩稜が予想される尾根だ、時間こそ係ったが満足できる尾根だった 問題は下山に出た。地図を読み下れると確信した尾根だったが今回の装備は少し甘かった 最後に時間を食ってしまったが満足できる山行だが下りの尾根読みの難しさに反省もある山行だった コースタイム 三之公橋08：08-P766ｍ09：14〜34-P923ｍ11：40-天狗�ｰ13：01-13：50-林道14：57-三之公川16：18-三之公出会い17：10 総時間９時間

大峰縦走路の振子辻から派生する三之公川と奥玉川に挟まれた切り立った尾根、ソノ真ん中付近に天狗�ｰ1005ｍがある 何度も地図上で登りコースは暖めていたが、これほどの時間とブッシュは想定外だった 隣尾根の新小樫山や屏風岳も登りたい度が高い山だが今回の教訓を生かせるだろう コースは尾根好き三人としては尾根先から取付きたい。三之公橋の根元から本当に尾根先から小さな岩を登り縦走が始まった 　　　←テープはこれだけだった と、一登りするとアララ白いテープが巻かれていた。おまけに昔の作業道だろう。整備された様子がうかがえる踏み跡が出た 細く急登な尾根ではあるが登りよい、少し緊張しながら危険個所を登りきると、植林されたような、高野槇の群生、踏み跡らしい所の道跡を慎重にP766ｍに向かって登る。岩稜は想定済みだが、早くも岩稜が立ちふさがったが右手を上手く巻き登れる 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　P766のピーク 　　 岩稜 　 766ｍピークは狭いピークだが奥玉橋にはせる尾根との分岐、こちら側の尾根も登れそうだと地図を読む 振り返ると、樹間から白鬚岳が美しい

少しは雑木が邪魔をするがルンルンと尾根縦走、小さなピークから、大峰山系が見晴らせた 大峰山から大普賢岳まで、この角度は初めてだ 予想通り標高860ｍ付近から笹ブッシュが出始めた。時々は痩せ尾根も出る この付近はそう難しいブッシュではない、大型獣が歩くのだろう笹が開けている 　　 尾根間違いなど起こすはずのない一本尾根だが、笹の中では前方が見えない、コンパスはまじめに合わせた 　 時々姿を見せる白鬚岳、晴天の台高縦走路の尾根は美しい

やがてアレが天狗�ｰかと思わせる二つのピーク、このピーク付近は雑木が行く手を阻み、二次林の山頂は以前の伐採木が横たわり痛めた左足が思うように動かない。時間が係る 　 やがて大ブッシュだが、T女も寺ちゃんもこんなのブッシュと違うでと気にしない　エライ人たちと歩いている　トホホ 時々は植林との境界は歩きよい。

一登りで天狗�ｰ、天狗�ｰは名前より何故　�ｰ　の字がある山なのかと思わせる優しい登の山頂 前出の写真の山の方がその名にふさわしいピークだった 山頂の真ん中に大きな切り株、少し下にはトガサワラだろうか、珍しい木が生えている 山頂に見慣れた紀州わらじの会の山名版が一枚、このピークに那部良氏も登ったのだろう 　　 　切り株に山名道標が、山頂は笹に囲われ見晴らしはない 案外時間が係った。ブッシュは時間の係る物だ。足が痛い、 ここまで４時間５０分かかってしまった 山頂でユックリと久々にバーナーで湯を沸かし暖かいスープを飲んだ、至福の時だ と、その時、ショウタンこれダニと違う アララ、寺ちゃんのマップに大きなダニがゴソゴソ、 ショウタンのパンツに３匹もゴソゴソ、 今１２月ですよ、何故ダニ君がいるの、温暖化のせい、でも途中で霜柱があったよ 暖かくなるとダニ君生活のためか、私の血が美味しいのか、困った話です 結果下山の最後のブッシュまでダニ君とお付き合い願いました

下山は出来るだけ振子辻に行こうと話し合ったが、これだけのブッシュでは時間が足りないとあきらめ、山頂から北に三之公まで優しそうな尾根が下っている。これを下ろう。 最初はブッシュだが植林がある、キット良い尾根だろう、最初は読みが当たった

山頂から少し右手に下り徐々にコンパスの指す方向に修正しながら下って行くと見えない尾根は探しよい 尾根が現れた。ブッシュが嘘のような尾根だ 、　 コンパスが指す通り尾根を下って行く、毎日登山者が有るかのような踏み跡の有る尾根、おそらく動物だろう 840ｍ付近で目印が出た、おそらくドッポさんだろう、ナルホドブッシュに入って行く 私達は北に左手に下って行く 　 下に林道が出た。ヤレヤレこれで後少し　Vサインも出そうな所だ、上手く動物の踏み跡を林道に下る

林道は予想はしていたがモウ、ずたずた、地図に載っているのがオカシイくらいで、何のために林道を造ったのだろうか おそらく何にも使われなかったであろう？？ 地図通り、三之公に下って行く、予想通りの尾根だ 　 所が、突然尾根が垂直に落ちている。一瞬尾根を間違ったのかと思う位だ 地形図ではこんな所は右側に有っても尾根にはない 地形図は左手から巻き込めそうだが、失敗すると引き返し下山する時間がない 時間は３時半を過ぎている 決断がいる。林道を降りよう ドッポさんは行けないと書いてはいたが行けるだろうと見た 林道を歩き始める 直ぐに道が抜けてはいるが歩くことが出来る 所がついに道が完全に山肌事抜け落ちている 巻の登れそうだ。巻登ろう 上手く捲けた ヤレヤレ、モウ大丈夫と林道を歩くとナナ何と又大抜け、尾根ごと道が落ち込み地形図を見るとおそらく巻登ることは、大きく時間が係るだろう。（焦って写真がない） 引き返す。 先ほどの尾根を下るかと迷うが、以前山師に聞いた話を思い出す 下れない時は植林をねらえだ 最初の山抜け地点での地図確認と目視で、山ヌケの横の尾根は植林らしい 地図でも下れそうだ 問題は、三之公川にうまく下りられるかだ おそらく5ｍは垂直だろう。少しでも垂直が少ないであろう、小さな沢を狙って下った 狙いは当たった。河原に3ｍの高さはあるが18ｍロープもある下れる ロープを出そうと、河原を覗くと、動物が上手くトラバース道を造っていた ヤレヤレ 　　 　　 下山地点は予定の位置だ、三之公川に橋がかかる地点だ 足が急に痛み出した。汗 林道を三之公出会いに向かって車の地点まで歩く モウ山は暗くなり始めていた 三之公出会いでいつものウドン鍋で体を温め、高野口のゆの里でさらに暖め、膝を労り帰路についた

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