長峰山脈支尾根
鳶ノ巣山から坂本飯盛山経由大峰山
2009/12/20
三人
コース略図

「この地図の作製に当たっては、国土地理院の承認を得て、同院発行の『測量成果』を使用したものである。(承認番号 平20業使、第543号号)」
膝の故障で山行を控えている。行けないとなると行きたい度が増しイライラが積もる
そんな中、雪で目的の山に行けず引き返してきた、danchoさん達、裏山で山姥鍋食べないとの事
それなら簡単コースの大峰山に登ろうと急遽山行を決めた
このコースなら足が悪くなっても県道に直ぐに降りられる
生石山麓の八幡社前に集合(小川の宮)坂本から飯盛峠に向かう
飯盛峠から鳶ノ巣山393.8mにピストン、久々の山,足の不安が走るが少しからだが暖まると上りは痛みが出ない ヤレヤレ
峠から北に尾根を入る。お墓の前を通り、尾根を登るが好き者がいる。先人の足跡が出た
直ぐに切り取られた崖上から生石高原と黒沢山の見晴らしは最高だ

取り付き、山姥はルンルン                 黒沢山を見る
 

畑など出るが踏み跡は山頂に続く
と、別荘地?に出た。別荘地横から再度鳶ノ巣山に向かうが直ぐ上だ
山頂にNHKのサテライトアンテナが、その横に三等三角点南畑2が鎮座する
見晴らしは竜門山方面が綺麗だ
名前が素晴らしいから山名版も二枚有った
  
                       
ピストンで引き返すが往復50分の簡単コース、出来れば北の尾根先から登りたいが今の私には無理だ
飯盛峠の高台で山姥鍋、手際よく鍋を作る山姥、ショウタンは食べるだけだ
  ここでチョットアドバイス

夏用のガスは気温が低いと出が悪い、写真でお分かりのようにガスの下に受け皿を置き、少し湯を入れるとガスの出がよい
冬はいつも1L程度の湯をテルモスで持っていると便利だ
食事も終わり、サア、飯盛峠の尾根先から坂本飯盛山の尾根に取付く

植林内を抜け直ぐに小さなブッシュ、アレレ、ブッシュを抜けると、測量された道跡が、アララ
道通り登ると時には写真のような小径が、昔の街道跡だろうか、この小径は少しは荒れた部分もある
昔の田の跡を通り、小径を登り、小径から外れ直登で坂本飯盛山に向かう

 

坂本飯盛山は見晴らしがないが、四等点坂本は綺麗に保護石に守られていた

 
山頂から大峰山805mに向かう。道は坂本飯盛山を捲いているようだ、小径に下り南にと登るが小径は続く、
小径を離れ一つ西の尾根に登るが途中で小さな谷に出会う、
綺麗な水が流れていた。
ショウタンここでコンパスを無くした事に気づくが簡単な山、日差しが有る限り方向は間違わない
地形を確認しながら登る。簡単なルートだ
山頂は切り取られた平地だが、もともと丸い山頂のようだ
近畿大学の研究農地だ
ここから東の見晴らしはモウ最高、和歌山の名だたる山が見晴らせる
カシミールのカシバードで山を特定してみた
 

山頂から東のカシバード、カメラ35mm,焦点深度10km、
山頂から四等点大峰山を探す。地図の測量点の・マークから三角点にコンパスを合わせ猪の如く直進すると直ぐに見つかった
 
足は完璧ではない、二人は堂鳴海山に向かうが、私は単独下山、
地図を持たず、太陽位置と踏み跡を頼りに下山した。
踏み跡の消えた所は流石に難しかった。少し方向を間違いかける
又広尾根は方向感覚が難しく、迷っても道に下れるように、左左と下ると軌跡が一致していた
チョット自慢したい方向感覚だ、
 
田の跡付近で必ずあるだろうと探してみるとやはり忘れ去られたようにため池が有った
又、古い脱穀機が捨て置かれ、この山奥で農作業をしていた事が伺える
坂本飯盛山頂586.7m
 

 
道跡に忠実に下った。途中で栗畑だろうか、整備された畑を左に見やり、下に県道が、古道は県道沿いについていた
小径は飯盛峠の少し手前で県道に出会った
里山は面白い、知らない道、畑跡、家跡、山好きにはたまらない宝が埋まっている
又この古道探索をしてみたい物だ
往復3時間10分、少し足が痛んだが、リハビリ登山の良いコースだった
車で札立峠に向かい二人の下山を待った
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