有田川町長峰山脈支尾根の床山
2010/11/22
5人

総時間3時間30分
町村合併で清水町が有田川町に町名が変った
元清水町と言えば千枚田のあらぎ島が有名だ、そのあらぎ島横に尾根先を伸ばす一直線な尾根が床山を山頂に持つ尾根だ
ほぼ独立峰だが長峰山脈の支尾根と言えるだろう。尾根名があるかは知らない
山は登に優しく下りに迷いが出る。一直線な尾根の読図、現在地の確定、小さなピークからの方位、
この一直線な尾根も歩けば??と思う所がある。私的に初心者の読図に面白いと感じた
情報源がない、里山ブッシュを覚悟して読図的に少しでも楽しい、下りを選択、初心者を含んでA-team5人で山行を楽しんだ
一台を新道と旧道の出合いに路駐して長峰山脈を左手に床山の尾根を右手にみて大蔵、沼谷の道標から谷中に入り、大沼隧道西側入り口から取付く、地図ではトンネルのない時代の道だろうか波線道がある
これを素直に登るのも良いが、トンネル右手に道が見えると、右手から取付いたが直ぐに道が無くなり山肌を登る事になる
登りよく上って行くと波線道らしい道跡が出るがこの道は軌跡から波線道かどうかは分からないが登りよかった
峠に出ると東側にその道が続いていたから東側から登るのも一つの方法だろう

  ←山肌ナカナカ急峻で一汗流した

← 道が出た
峠から尾根を目指すが、予想は外れ道が整備され歩きよい、おまけに里山の紅葉がたまらなく美しい
 
尾根には道が無いだろうと予測するが、これ又測量された道が続く もうルンルンハイキング、紅葉に感嘆の声があがる
 
三角点は山頂に鎮座する。測量跡が有る
点の記には選点は明治36年,設置は昭和24年、測量は平成20年10月15日とある
又点の記から三角点へのコースはトンネル東側からの地図がある
 

基準点コード TR35135133601 
点名 床山 
種別等級 三等三角点 
基準点成果
成果状態 正常 
地形図 和歌山−動木 
測地系 世界測地系 
緯度 34°06′48.3317 
経度 135°27′25.1003 
標高 797.98 m
基準点現況
所在地 和歌山県有田川町大字大蔵字橋爪121番地
現況状態 正常 20091113 

尚。床山は個人所有の山だ
床山からも綺麗な小道が尾根を走る。
ごく最近整備がされ測量跡が見られた
単純な尾根だが小さなピークで道が分かれウッカリすれば道間違いが起こるだろうがマア初心者以外はそのような事はないだろう
途中で木が降ろされたケーブル跡が出る
  

  ←とにかく歩きよい
ルンルンにもう笑顔が止らない
下って行くと何と林道が尾根まで上がっているではないか
予想は良い方に外れた。だれもブッシュは好まないだろう

所々尾根から支尾根や山肌に小径が走っている。今も里人が利用している感が強い小道だった
二つ目の三角点好谷(よしたに)が出た

 ここも測量跡が新しい、選点は平成元年6月21日、最近測量は平成21年12月6日と新しい、点名は小字の好谷から取られたようだ

基準点コード TR45135131501 
点名 好谷 
種別等級 四等三角点 
基準点成果
成果状態 正常 
地形図 和歌山−動木 
測地系 世界測地系 
緯度 34°06′00.1725 
経度 135°26′19.2629 
標高 561.72 m
基準点現況
現況状態 報告なし 19890720 
所在地 和歌山県有田郡有田川町大字清水字好谷576−3番地 

最後の四等三角点風呂谷まで尾根は整備され小道があった
  
風呂谷で昼食だ、
 
選点は平成元年6月24日、再測量は21年10月14日と成っている
この四等点も小字から取られている

基準点コード TR45135130401 
点名 風呂谷 
種別等級 四等三角点 
基準点成果
成果状態 正常 
地形図 和歌山−動木 
測地系 世界測地系 
緯度 34°05′35.3133 
経度 135°25′37.0138 
標高 458.83 m
基準点現況
現況状態 正常 20100826 
所在地 有田郡有田川町大字清水字風呂谷227番地


三角点風呂谷で昼食、ここから尾根先には道がない
×マークが有る尾根先に下ろうと方位を取るが、ここで初めてのバリエーション、所が尾根に下ると、アララ、又小道が有るではないか
1m程度の測量された小道は歩きよい。良く考えると、三角点手前の小さなピークを巻くように小道が下っていた
おそらく、その先が、この小道だろう ルンルン下りだ

 

少し下ると、祠が出た。それも誰かが祀っているようだ。


道なりに下る。竹藪が出て小道がそのまま下って行く、×マークに下るがはずが、アララ道なりに下り、旧国道、小峠の集落に下った
×マークは交番のマークだ、マアの裏に下るのは適さないかも

民家の間を下り旧国道、有田鉄道小峠バス停北30mに出た

この民家横に出た                小峠バス停
 
小峠住民に聞くと、この小道は愛宕山へのお旧参り道とか、今はモット良い道が出来そこを登るとか
途中出くわした林道の事か、今も祭りがあるという愛宕山、何処をさすかは住民の話から理解できなかった
あらぎ島を見た事のない3人はあらぎ島を見に行き、二人はデポした車回収に向かった
ほんの数時間、銀杏に木の下に停めたソウル号は、落ち葉で綺麗に化粧されていた
   
総時間3時間30分でした
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