九重口造林地からトトロ峠 三本杉ピストン、冷水嶺〜牛廻山周回 2009/12/27 4人 |
「この地図の作製に当たっては、国土地理院の承認を得て、同院発行の『測量成果』を使用したものである。(承認番号 平20業使、第543号号)」 |
今年の初登山は牛廻山だったがトメ登山も牛廻山と龍神村小又川口からR425に入り、牛廻越に車をデポ もう一台で波線道のあるトトロ峠に登る所に移動、登山口の特定に少し時間が係ったが西川に架かる吊り橋を渡るとトトロ峠までは ルンルンの古道、整備も良い トトロ峠から東に向かい,三本杉と呼ばれる巨大杉を見て引き返し、冷水嶺に波線道をヤブコキで向かい 林道に出て牛廻山に登り北口登山道から牛廻越しに下山した トトロ峠(五つ辻)から冷水嶺まではヤブコキもあったが、ほとんどはハイキング道 トトロ峠から冷水嶺まで巻道もあるようだが??我々は尾根道にこだわった |
今回の山行での失敗は登山口の特定に時間が係った事だろう ここだと地形から簡単に登山口を確定してしまい大きく間違った 先ず登山口の地図から載せて行きたい 龍神温泉側から小又川に入りR425を迫西川(せいにしかわ、発音はセニシカワ)を越え登山口に向かう 登山口はN33°57′37″19 E135°40′08″77付近をナビで検索して下さい 最近のカーナビは緯度経度から検索できる機種が多いだろう 湯ノ野谷の吊り橋には道標があった。そこから推測しても良い 私達は、地形から推測して道を歩き、道から谷を渡るルートを探した。吊り橋の残骸を見つけここだろうと西川を覗くと下に吊り橋が見えた 私達は道から直下したが、この吊り橋に行く道は少し東に200m?鉄製電柱横から小径が河原に向かって下っていた 地形図 国道横の吊り橋の残骸下に吊り橋が見える↓ 吊り橋は管理がされているようだがやはり危なっかしい。ビビリのソウル氏、怖い怖いと顔で笑って渡っている 安全のため一人一人通行にしたが、渡るとそこは完全整備された道、登りはルンルンと登って行く 標識テープ等はない1〜2ヶ所分岐があったように記憶しているが、マッ地図と見比べれば問題なく登れるだろう 少し道が抜け危険と感じる所も無いではないが問題ではない この付近は九重口と言うのだろう、九重口造林地と書かれた看板が有った 途中に棚田の跡が現れ、集落が有った事が伺われる。ナカナカ広い棚田跡だ ルンルンと登る 国土地理院地図にもあるが標高630m付近に民家マークがあるがここにごく最近まで生活していた匂いのある廃屋がある |
廃屋から上は山肌に小径が続く、道跡は薄いが問題なく登れる トトロ峠は五つ辻の名の如く五つの道があったようだ現代は変則四つ辻、地図にある波線道で冷水嶺への尾根道はトトロ峠から見えない 大井谷や大桧曽への道と、巻道だろうか尾根を捲く道、三本杉から丸尾山方面の道がある トトロ峠から三本杉を見に行く。整備された小径(古道か??)を1km程度、左手30m程上にある 看板等は無いから見過ごしやすいが、見事な巨木が立っている 裏から見ると、三本の杉が巨木になり接ぎ木のように引っ付いたように見えるがそれは解らない 屋久島でも見たが枝が二本の木を繋いだ形の物を見た事がある いずれにしろ見事な巨木だ。これを見ただけで今日の登山の意味がある 杉の木が途中から根を出していた。こんな木ははじめて見た生命力の不思議を感じた |
三本杉の下で昼食、トトロ峠に引き返す トトロ峠から巻道でも歩くのかと思いきや、波線道通りに尾根へと取付くdanchoさん、オヨヨ、負けそう 薄いが踏み跡があった。少しの笹を分け入ると尾根上が刈り取られ、オッこれで安心と思いきや、炭焼釜の出る頃から笹は刈り取られず これ又ヤブコキ、今日はブッシュだねと喜び勇んで笹に飛び込むT女 踏み跡もあるがマア笹のトンネルもある。尾根が曲がる所に一ヶ所のみテープが巻かれていた 藪だがコースは単純だ 三本杉は地図の位置より少し西にある トトロ峠にて 三本杉に向かう トトロ峠から尾根に取付き冷水嶺に向かう 尾根の様子 ブッシュの写真はない |
冷水嶺は自然林の中の三角点牛廻峠のある水平な山頂、三角点横に新宮山彦グループの山頂道標がある 三角点から林道終点に向かって歩く、尾根は広く自然林は美しい 林道に出る手前にトトロ峠から続く道であろうか道があるが、この道がトトロ峠と繋がっているかは解らない |
林道に一人の靴跡が雪の上に付いていた ワダチもない林道は楽しい、足がソロソロ痛み出した。ソウル氏は私に付き添ってくれる その心が嬉しい、山登りはチームの力で登る物、ソウル氏は心得ている リュックを持ってやろうとまで言って下さるが、ショウタンはそこまではお願いできない ユックリと歩く 途中から果無山脈が綺麗だ、果無山脈の山を同定する地図を持っていなかった 途中に泉山と書かれた山名版があり、横の尾根から古谷川方面に下る事が出来そうだ |
小さな地蔵さんが有る(見えにくい)そこの西10mが牛廻し東登山口、この地蔵から先に三つの地蔵が有る danchoさん、この地蔵は数百年にわたって人の往来を見つめていると感慨深そうに撫でている ここからはテープが出る |
P1177から西に牛廻山に向かう 少し雪が目立ち出す 見慣れた山頂に新宮山彦ぐるーぷの山名道標が建っている 横に三角点を探訪する宝来の鈴さんのピンクの点名盤が目立った s 下山途中で地蔵さんをまじまじと見つめるdanchoさん、巻道を北登山口に下って行く 登山口まで下山、で地図を眺めるdanchoさん、アララ、林道を歩かず尾根を下っていった 崖が出ても知らないぞ、ショウタンは足を引き引き林道を下った 上で、頭の黒い猪三匹ががさごそと藪を漕いでいた 牛廻峠から登山口に車を回収に向かうが今年最後の登山のはずが、アララ 30日に清冷山に登るぞと、もう負けそうな3人だった 林道から見える大峰奥駈道、アレが笠捨て、アレが釈迦、行仙は何処だと山座同定も面白い 牛廻越奈良和歌山県境 |
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