神野山と東の燈明岳マイナーなコース
2020/06/04
二人 

 出発時刻/高度: 08:50 / 558m
到着時刻/高度: 14:54 / 569m
合計時間: 6時間3分
合計距離: 8.5km

積標高(上り): 520m 累積標高(下り): 516m

ヤマレコにも上げています
 今年三度目の蔵王峠です。
蔵王峠から南葛城山、野谷林道と下り、今回取付いた鉄塔道から神野山、東の燈明岳と大周回も可能ですが体力的意味から西半分の神野山、燈明岳としました。
はじめてのコースです。蔵王峠からスタートです
蔵王峠はグーグル地図にリンクしておきます

蔵王峠から滝畑ダムに向かって下ります
  

明るい谷ではありませんが、静かで谷の音がさわやかです
橋の名前から谷や尾根、タオの名を想像しながらワイワイ、新しいコースも見えてきます

途中に尼滝が三段で落ちています。
  
府県道61号を下ってゆけば、関電鉄塔68号整備道が出ます
今日は、神野山から東の燈明岳を狙います
誰も登ったことが無いとは思いませんが、少ない事は想像がつきます
府県道61号は道が狭く路駐点は少なく、凸部は行きちがい場所として必要な所ですから、スタートは蔵王峠とします
  
道は常態良くありますが、山肌の急傾斜で登るに険路です
途中に橋が出ます。ここは少し注意がいります。補助ロープが有りました。
 
オオナルコユリやアマドコロが有りましたが、私にはあまり区別はつきません
帰宅後に知人に見てもらいました
  
管理道が下草の無いコースに成れば、写真の道標が出ます
ここを67号鉄塔に向かって登ります。
植林内の道で歩きよいコースです
  
植林内で現在地は分かりにくいですしマークはほとんどありません
途中で723m測量点下付近と目星をつけ山肌を直登しました
バイクが登ったような跡が有りました
神野山から中の茶屋橋に下る尾根は踏み跡が濃いので解りよいです
バイクも多く通っているようです
神野山に向かって登ります
林道終点に出合い更に登れば平らな神野山869mピークに出ますが、特徴が無く見過ごしやすいです
  
山頂にはコツクバネウツギの黄色い花が群生していました
大阪側の地に最高測量点が有りますが、山名は和歌山側の旧神野村から来ているのでしょう
まっ平らな山頂です。 
100m足らず西に向かえば南に踏み跡が出ます
そこが府県境界で南に下れば林道に出ます
林道を道なりに下れば、経塚12番が出ます
その先に「まきのを」と書かれた石板が木にもたされています
  
経塚12番は本当にここなんて思ってしまいます

林道を道なりに歩けば写真のとりつきが出てテープに沿えば東の燈明岳に出ます

  
燈明岳の祠は槙尾山までで一番きれいかもしれません
祠裏に三等三角点東谷が有ります
標高858.64m 所在地は和歌山県伊都郡かつらぎ町大字東谷1360番地です
山は私有林ですね
山頂から西に下れば展望台が有ります
見晴らしは無いが、二階建ての立派なものです
下の階で昼食をして二階に登ったが見晴らしは無し、木々の緑や紅葉が楽しめるでしょう
付近は紅葉する木が植林されています
   
展望台の前にヤマオダマキが一輪咲いていました
この山域は野草が面白いですね
 
三角点から府県境尾根を下るのも良いが、登り返しも嫌で林道から、経塚13番 鎌の多輪尾根に下ります
車道に出会えば、右手を見ると写真の道標が出ます
   
道標に沿って尾根に入ります
道は常態良くあり、バイクが通っているようです
最初の小ピークが経塚13番 鎌の多輪です
大日さんが金剛童子とともに祀られています
経塚らしい雰囲気が有ります
  
 今日の二人は現在地を地図から読み、ルートを探ります
単に蔵王峠に向かうのならば、マークや踏み跡道跡を伝えば簡単に出ることができるでしょう
それほど道は濃くあります
私たちは破線道をわざわざ遠回りで探りました。
廃道まじかでしたが測量はされています

道成に蔵王峠に向かえば簡単です
  
地形図でお判りと思いますが、谷沿いの上をトラバースで道が有りますが、雑木が少し生えこんでいました
私たちは地形状況からトラバース道を探りましたが、尾根を歩いて尾根先まで出ても問題は有りません
蔵王峠に出られます
上の写真の蔵王峠看板の裏に古道が走ります
30m?位先の右手上3~4mに写真の石仏が有ります
意味は知りませんが
大威徳明王と書かれています
天保二年、短野村と書かれています
地図を探れば短野に出ます。今は小字ですが小さな集落、村を形成していたのでしょう
見晴らしのの良い集落だ。今も住人がすまれています
  
 かつらぎ町や高野口町は大阪との境には面白い歴史が埋まっています
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