初登山
斧山(よきやま)829mから卯月山942.7m
2011/01/10
3人

コースタイム
折立南都銀行前09:23-足谷神社09:44-三角点折立10:20-斧山11:50〜12:13-卯月山13:12-三叉路13:35-
南都銀行裏14:53
総時間5時間30分
初登山はやはり卯の字の付く山が良いだろうと去年から暖めていた卯月山、山名は皇走り山と言う名も持つがナカナカ歴史の深い山だ。大峰奥駈道の玉置山下に花折塚と言う場所があるが、ここで大塔の宮、護良親王が忠臣片岡八郎に後詰めを任せコノ山の下ルートを下山して高滝に逃れ、小辺路の三浦峠を越えて行ったと言う歴史の山だ
卯月山とは今回取付いた折立から見て真東に位置する山だ。東は卯の方角、中秋の名月がこの山にかかる事から、卯月山の名が付いたのだろうと、元十津川村村議の話、今回私達のルートはヤヤ難易度があったが、コースによれば体力だけの安全コースが取れる山だ。
単純に卯月山をピストンも良いが、やはり好き者は斧山をも踏む事が良いに決まっている
いろんなコースが考えられるだろうがやはり車登山は周回が良い、結果今回のコースを取ったが、足谷神社から急傾斜の尾根に波線道が走る。ここから取付く事にした

カシバードでコースを現わしてみた。斧山までの傾斜が想像できるだろう
(玉置山から35mmで見た図)
  

先ず折立は川沿いの平地のない集落で十津川村では賑やかな方だが駐車場がない
出会わした村人に駐車場所とコースの情報を仕入れた。何やら滝の観光地に車が停められると言ったが要領を得ず、祭日でもあり、南都銀行の駐車場をお借りした。
村中の路地から聞いたモノレールのある登山口(足谷神社参道)に向かう
 モノレールが足谷神社まで有るが参道は整備がよい
 神社は立派で信仰を集めている事が伺える
社後に険しそうなルートの山が、ご神体か 汗 ここで一休み
社右手に道が有るがどうやら取水地に向かうと判断して尾根先から尾根に取付く
                                ↓早速の急傾斜、
   
予測はついたが、出た出た小さな岩、直登出来ない事はないが、木付きの山肌左手を巻登るがウッスラと積もる雪は滑り、傾斜が有り這い登る

位置を読み間違っていた。三角点はまだ先と思っていると、同行のRyuuさんがショウタン三角点だよと教えてくれた 汗
 四等三角点折立 標高478.3m 細い尾根に鎮座する

傾斜角のみで現在地を推測したが等高線が混む所は30度を超える感じの這い登りだ
 
予測はついていたがトウトウ岩稜が出た。ショウタンが登ってみたが最後の1mのハングの岩がもろそうだ
無理は禁物とその間にRyuuさんが巻コースを探した。巻く事にする
地図通り左手は植林だが良くマアこんな所で作業が出来るなと感じる傾斜の所、おそらく去年の12月に間伐が成されたのだろう
雑木の間伐で這い登る傾斜で作業が成されていた 流石プロ達 すごさを感じた
岩や沢が好きで、岩もこなすRIKOさんだが慎重に登っていた
                            この岩を巻登る↓
  
途中3ヶ所にテープが見られた。この方は同じコースを歩かれたようだ
後少し、とにかく傾斜がある
 
あまり休憩をしなかったが斧山まで予測タイムの二時間を25分オーバーした 2時間25分だ
山頂は単純なピークだが山名版が賑やかだ
  
卯月山までの尾根は単純で少しの急傾斜はあるがルンルン 所が油断大敵 雪の下に隠れた木に乗り見事に尻餅をつくショウタン、笑うより仕方がない
  
卯月山は見晴らしもない単純山頂だ、落葉樹も少なく期待した見晴らしはない
RIKOさん木の間からアレが玉置山とカメラを構えていたが、?? 写らないと諦めていた
 
三角点は雪に埋まりっていたが、いつものように宝来の鈴さんの点の記をお借りしたい
 
下山は花折塚に向い、途中の三叉路を折立に下る
この道は2009年に整備されルンルン、オール下りで下るほどに厳しくなる
途中に地蔵や祠、登れば大変そうな下りも少しはあるが古道雰囲気が出る
コノ道を登り玉置山に登った村人達は流石十津川の住人達だ、信仰の深かった事が伺えた
   
   

  

道標と道なりに下れば車を置かして頂いた南都銀行裏に出た
満足感の高い今日の山行は二人の姿から想像できるだろう
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「このページの地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図
   画像)、数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図50mメッシュ
   (標高)、数値地図10mメッシュ(火山標高)及び数値地図5mメッシュ(標高)を使用した。
   (承認番号 平21業使、第652号
)」