牛廻山と747山を祝う冷水
牛廻山1206.8mと冷水嶺1040.4m登山略図
2008/11/16
来年の話をすれば鬼が笑うが、来年は丑年、牛の付く山に登る方も多いだろう
そんな中で干支年に人気が出る田辺市龍神村の牛廻山に来年の初登山の準備下調べに行ってきました。山は簡単だが二等三角点がありソノ三角点人気で登る方も多い
その隣に名前も知られていない冷水嶺がある。750山を目指す老登山家玉岡氏が747山目として選んだ冷水嶺、素晴らしい山頂は古道が通るだけはあるが古道は踏み跡すらなかったがこの付近で生を受けた新宮山彦グループの方が参加して大ブッシュをかき分けこの尾根通しでトトロ峠に行った話を聞くといぜん闘志が湧くショウタンでもあった。もちろんトトロのこの言葉にである
(注、尾根通しは道が不明瞭だが巻き道は残っていて国土地理院にはない)

小雨が降っている。
雨などへじゃない新宮山彦ぐるーぷのリーダー玉岡氏は83才、来年のぐるーぷの初登山を牛廻し山と決め数十年前に登った記憶の牛廻山に下見に行くという
もちろんショウタンは同行を願った
田辺市龍神村から国道425号を通り(ここは林道より悪いクネクネ道で有名だ大型車は通行不可)、牛廻越からダートな林道に入る
山は30分足らずで登ってしまう東登山口まで我がプラドで乗り入れた
この日も三角点廻りの人たちだろうか雨の中普通車で北登山口から登るGPが有った
山はごく簡単だがこの尾根は素晴らしい。山を目指すならいろんなルートが国土地理院の波線道にある。みな整備がされているという話だ(村が整備草刈りをしたとか)

                  牛回越しと林道
林道を進むと林道が分岐する
片側はゲートがある。この分岐が北登山口です
ここの後に車の駐車スペース10〜15台がある
牛廻山にはここから登る方がほとんどだろう

                  登山口を点検する玉岡氏

 
さらに車を乗り入れると小さな地蔵が祀られたコルに出る
ここは古谷川から登ってくる出会いだ
ここに車を停め、北側の尾根にはいると直ぐに又小さな地蔵が笹の中に祀られていた

                  地蔵と南尾根登山口
  

少し刈り取られた笹の中を歩くが問題はない
テープや踏み跡をたどり、植林と雑木の堺をP1177mに向かう ここが北登山口との出会いではない。
北登山口は道を巻きもう少し東の所で出会った
古道だろうここにも地蔵が祀られている

クリックすると元のサイズで表示します    P1177から東に向かい次のピークが牛廻山です

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牛廻山で初登山の準備をして(笑うな鬼達)いると仲間二人が駆けつけてきた
新宮山彦の強力、S氏とT女、片手に鎌、片手にデジイチ、オイオイ、デジイチ濡れてもいいのかよ。
今デジイチにも防滴機種があるのだとか(オリンパス)
私たちを写してくださる本格的写真だ

作業風景と駆けつけるT女

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作業も終わり下山、次は冷水嶺に向かう
            
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点名 上湯川
等級 二等三角点 
緯度 33°56′56.3843
経度 135°37′52.5995 
標高 1206.81 m
所在地 奈良県吉野郡十津川村大字上湯川字北又奥原26番地 
選点 明治34年6月25日
造標 昭和53年7月25日
観測 昭和53年9月24日
所有者 個人
状態 最良
ここから林道を奥に1.5km車で入った
林道終点が登山口だ

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ここも簡単に登れるが登山者として訪れる人はほとんどいないだろう
登山口からまっすぐに古道を進めばトトロ峠に出るが途中でガレているという
途中にテープがあったそこから尾根に入り尾根通り登れば埋もれかけた三角点があった

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山名版を設置して玉岡氏の747山を祝う
それが又ユニークだ、暴風幕を張りビニールシートで上を覆い大宴会だ
私もツイツイ日本酒をゴックン、オットトト、御神酒程度にしなくては

写真に収まる玉岡氏

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三角点手廻峠の記
点名 手廻峠
等級 三等三角点 
緯度 33°57′02.6827 
経度 135°39′34.577
標高 1040.39 m
所在地 奈良県吉野郡十津川村大字上湯川字大井谷奥501の84
状態 最良

片道30分も有れば登れるが総時間3時間いかに山頂で楽しんだかが分かるだろう
下山時は落ち葉の絨毯を楽しみ、初登山の話に話が弾み、牛廻越しで別れ帰路についた

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