周回ルート
一泊二日
篠原山からトップリ尾下山
2008/09/13
隣人2人と

楊子の宿泊
変則ルートのため登山ルートの説明は難しい、
大きな地図を貼っておいた参考にして下さい

大峰奥駈道の弥山と釈迦ヶ岳の間に楊子の宿跡が避難小屋として再建されている
ここを中心に隣人達と3人で一泊二日で一周するマイナーなルートを組んで山行を楽しんだ
今回のルートでは水場が一個所のみ、楊子の宿で見つかった水場が涸れていないかが最大のポイントだった

登山口は七面山登山口に向かう五條市篠原の篠原滝少し東の、わかすぎ橋、の尾根先から取り付いた
この尾根の名前は分からないが途中に1163.6mの三角点篠原がある尾根だ


尾根先付近の写真

 

地図から見るとB登山口の方が緩やかにに登るが、今回の三人はとにかく尾根先から登る事にした
尾根先ルートは地図には道があるが完全に踏み後が無くおまけに急登、大汗かきながらP673に登る
673mから北に降りるとB登山口からの道と出会ったがこれは整備が行き届いていた
ここから尾根に準じて登るが道跡は有り、小枝が払われていたがこれ又急登だった
P1000mは平らな所でその先に鉄塔がありここで休息、よく見ると北西の方向にヘリポートがあった

 

 
鉄塔から三角点篠原(篠原山)までは植林帯との境目を緩やかに登って行く
三角点は保存状態も良く保護石も残っている。一組が名板を残していた

 

三角点篠原の記

点名 篠原
等級 三等三角点
緯度 34°09′34.7222
経度 135°51′11.3918
標高 1163.61 m
所在地 奈良県五條市大字篠原字一バ迫646−2 
現況状態 保護石有り、状況良し

植林帯との堺の尾根をP1157mP1251と緩やかなアップダウンを繰り返しながら登って行く
P1251mは七面尾の出会い、ヤヤ広い変則的な格好の尾根を東から北東にコースを取り進んで行く七面尾だ
七面尾根は古木のブナが多い綺麗な尾根だ。以前七面山から下辻山まで歩いた事がある

 

P1157で食事休息
P1265mから下ると直ぐに林道に出るがこの林道は地図にはない
林道を越え尾根に取り付くと又同じ林道に出る。アチャー
又尾根先から七面尾に取り付く

 

七面尾は痩せて歩きにくい所が有るしアップダウンも多い
ここまでは尾根は単純で尾根間違いなどは先ず無いだろう



P1397mを下りきると七面山ルートと出会うここから80分で七面山と有るが今日のリュックは20kgを越えている
浮き根の多いコースおまけに急登で歩きにくい、大汗かいて西峰にたどり着いた

  

東峰はパスをして楊枝の森に向かう。
リュックが重くおまけに緩やかだがアップダウンのコースそろそろ三人は足が重い

 

楊枝の森のピーク越えは疲れた足にこたえるがこの森は苔むし大峰山系では自然が残った素晴らしい森だ

 


下れば楊子の宿、
今日のコースはマイナーだが尾根はハッキリと有り歩きよい
ただ、水場がない、三人で13.5Lと用意したが明日を考えると水が足りない
楊子の水は涸れていないか

楊子の宿に着いた


楊子の宿は賑やかだ、かろうじて二階に空きがあり二階にスペースを確保したが
水は涸れていないとの事、一安心だ
水場は小屋北に5分程度、踏み跡とテープをたどって行くと簡単だが水量は少ない
パイプから一筋に落ちるわずかな水、この水は夏場には100%の保証が無いだろう
この小屋を利用するには必ず予備水を持っておく事をお奨めしたい

 


明日は明星ヶ岳下の弥山辻からレンゲロードを下り日裏山先からトップリ尾を入谷林道に村境をくだる
三人は20kgを越えるリュックを担いでの事、時間はソコソコ係ってしまった

総時間9時間50分でした
戻る

トップリ尾下山に続く