ショウタンは
モジキ谷からバリコヤの頭途中敗退
2021/10/15
 4人

ヤマレコ記事にリンク 
 久々にモジキ谷からバリコヤの頭往復山行を計画した
膝関節の術後のリハビリ登山としてユックリ登る事をお願いして四人の仲間を募った
うち一人はドタキャンでしたが、一人を除いて前期高齢者と後期高齢者、これが驚くほど健脚ですが私の歩行速度に合わせて下さる
結果、私は途中でリタイア、三人は目的を果たした。が下山も私が足を引っ張り最後の標高差300mをヘッデン時間にさせてしまった
 
モジキ谷口を7時43分と少し遅い開始、登りは快調のようでしたが、何やら足に力が入らず最初からスローペースに付き合ってくださる3人
  
登り始めて直ぐに祠が有り、南谷の道標に沿って階段を登れば、コンクリの蓋をした水路が出る
水路の上を詰めれば、水路が終わり横手から斜面に杣道を登る

杣道を上り詰めればクネット曲がり??と感じればテープを追う
分からなければ尾根芯を直登だ
やがて馬酔木の間に濃い踏み跡が出る
狙いは尾根芯だ
今回はマークも多くマークに沿った
やがて、植林が終わり自然林と成る
傾斜はそこそこ

傾斜はそこそこ有るが、快適に登れる
踏み跡も出来テープマークも有り分かりよい
  
ひたすら登る

1150m付近から尾根は広く成り浮石が出て斜面はゴロ石が多い
落石注意で私たちはヘルメット着用した
  

余裕の仲間だが、小刻みに休憩を取り、水分と行動食、14度予報で気温が低いと言っておいたが、アララ服装調整は半そでTシャツ
暑いじゃん ごめんなさい m(__)m
会話も楽しく登るが、落石は本当に注意です

私が棚と呼ぶ1360ⅿで小休憩だがこの付近から深山の様子が美しい
  

石の上に木が生え、私が命の木と呼ぶ巨石を抱き込む桧、深山でしか見れない不思議の自然地帯に入る

登ってゆけば小さなカール場の斜面、中華鍋の底を感じる私は、鍋の底と言う
右端にルートが出来ているが、湿れば良く滑る注意ルートです
中ほど正面左に岩が見えその下を詰めれば、胎内くぐりの穴が有る

  

胎内くぐりで若返る女性、その先は小さな岩登り
登れば浮き根の尾根、枯れ木を持たないように注意注意
 

谷上は小ギャップで、石楠花や雑木が雑に生えるが、マークで登ろう
マークを外されても兎に角上に10mも登れば、強力の頭だ

同じモジキ谷横から取付くが、強力尾根はバリコヤの頭に取りつく最強の尾根だろう
距離は短いが、地図に載る痘痕のような岩はなかなか手ごわい

  

強力の頭で一休み
見晴らしが作られ、弥山方面と金剛山地方面が見晴らせる

石楠花の中の尾根を進むが途中で岩を巻き下り、登り返す
石楠花の間も通りよくなっていたが油断大敵慎重に
極3mばかしの樹間から、大日岳、稲村ケ岳、バリゴヤの頭が美しい


この先でバリゴヤの頭に向かって40ⅿ程急傾斜を下りこむ
その途中に大峰奥駈道が見晴らせる


アノピークは何処だ。形は行者環岳と山座同定、確かめてみた
カシミール3Dカシバードは見事に山座を同定する

そこまでは良かったが後少しの下りは急傾斜、体力切れと曲がりにくい足、もう時間もオーバー気味だと先への登攀は諦めた
サブリーダーに先を任せ、強力の頭で待つことにした
手を振る仲間

強力の頭でサポーターを閉め治し、下り用に靴ひもを閉めユックリと稲荷寿司を食べて足を延ばして休憩だ

 

三人が山頂を踏み引き返す
登山は登りより下りに事故が多い
慎重に下る
  

胎内下りも賑やかだが、ここからは鍋の底、ガレ場の急傾斜と注意がいる
ガレ場は遅い歩行に拍車をかけて遅い私
慎重に下る

西向き尾根だ。少しは日暮れは遅いが、それでもヘッデン下りとなった
最後まで足を気遣ってくれる仲間に感謝しながら、モジキ谷口を目指した
下山18時03分、10時間20分の時間をかけてしまった

久々のヘッデンは楽しいと安心言葉で慰めて下さる
もう少し、リハビリ登山が必要なようだ
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