少しバリエーション 口千丈山、焼山の太尾の頭、牛首山、牛首の峰、伯母子岳 2021/10/30 単独 |
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山は雨模様 所属クラブは山行を中止したが、雨でも危険はない伯母子岳に行こうと決めた 理由は、丑年の山に登る事だ 最初は牛首の峰から引き返すだったが、天気の回復につられて伯母子岳迄足をのばした 通常の登山口は奥千丈林道登山口からだが、少し登りよいだろう尾根を登山口とした 尾根名は知らない |
家を六時半に出て予定登山口に着いたのは8時45分ごろ。 取付きが登れないようなら奥千丈登山口に引き返すだったが、グーグル衛星写真で見れば登れるだろうだった 読みは当たり、植林ゲートが有った跡らしい。 |
準備をして取付く 最初の50mばかしは植林だが、これはジブリの魔法の世界の悪魔の森と言う感じ 枝うちは無く、枯れた枝は幹から出て、鹿に芯を食べられて枝分かれして育つ桧もある その中に杣道はと探したが無い 登りよく登った 植林が終われば見晴らしが出る 空は曇っているが明るく見通しが有り奥高野の山は美しい 丈の短いススキの中を動物道らしい所を登るが、足元注意のゴロ石が有る ススキの中もそれなりに楽しい。 ススキを避けて登れるが、しいてその中を歩いた 動物は少なそうだ やがて、二次林だろう。二次林特有の小木が景色を作る 途中で高木が倒れて、その雰囲気は良い 尾根半分は植林の所もあるが、手入れは無い奇形の桧も多い 切株にリョウブが育ち自然を見る 登りはいい加減に登るショウタンだが、思ったより急傾斜だなと思うと、登山道横の口千丈山、三角点口千丈に突き上げた 元々はこの尾根には特別な意味が有ったのか、古い点の記に俗称が書かれている 登山道に出て焼山の太尾の頭を目指す 焼山の太尾の頭、1322mは登山道から少し離れたピークで、ピーク越えをする方もいるようで踏み跡がある 焼山の太尾を登ってみたいが、尾根先が難しそうで諦めたままだ 次は牛首山で、行政の牛首山の道標が無かったころはその名を記したものが無かった 地形図には炭波線道が乗る所から、生活道が古くから有ったのかな 山頂に境界杭が有る所から、よく似た石を三角点にタッチなんて書かれる方がいた 三角点は地形図に載るし、石には必ず何等三角点、と彫り込まれている まあよく似ているが |
小さなアップダウンは、インターバルのごとくふー厳しい 体力が無い私にはイヤなコースでもある 牛首山から見える牛首の峰は紅葉が美しかった 牛首の峰の取付きは、伯母子岳迄2㎞の看板が有る所からだが、伯母子岳ピストンなら復路で取付く方が気持ちは楽かも 私の予定は、牛首山から引き返すだったので往路で登った じわじわと登る傾斜はイヤだ 細長い尾根だ 最高所は1341ⅿの測量点だが、道標や山名板などは無い 昔知人が石に書いた牛首の峰が残っていた 牛首の峰から伯母子岳が良く見える 天気が回復して、青空が見えた |
牛首の峰北側に下り、天気も良くなったし伯母子岳に行こう。 心変わりは単独登山では気にしないで出来る 車に残した地図には、伯母子岳までコースは記している 登山道にあと一キロの表示が出た 伯母子岳には道標が出る これも登りは後少しが苦しい道だが、数輪のリンドウがいやしててくれた |
山頂からひとりが下山してきた 貸し切りかと思ったが、一人が景色を楽しんでいた 大峰や伯母子岳方面が綺麗に見晴らせた 登山者と話し込めば、山口県からとの事 デイバックでまさか縦走とは思わなかったが、小辺路縦走者だとか 30分程度いたようだが、歩きはヤマランの方のようだ。 早い歩きで小屋方面に行った 少し景色を楽しんだ 帰路はひたすら歩くがアップダウンはイヤに成るコースだ 口千丈山は後どれくらいとGPSを覗く やっと着いたの感じだが、口千丈から尾根下りは慎重に下る 取付きを外すと、林道には下れない切り取りの崖が多い 魔法の植林内は同じ所を通れず、最後はコンパスを信じて直に下れば、ピタリと取付きに出た コンパスは嘘をつかなかった W 車は広場に停められるが、低床車なら石に注意がいるかも 私はススキがセンサーに反応してググっと自動ブレーキがかかった |
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