明日香
石舞台から高取山、栢の森周回 
2021/12/05
炉端山友会にて


ヤマレコ地図にリンク 

後半の地図は下に
 炉端山友会の例会で、石舞台から祝戸、稲渕の男綱、栢の森の女綱、猿石、二の門、山頂と歩き、帰路は芋峠、から栢の森と下山しました
何度か似たようなコースは歩きましたが少しづつコースは変わっています
今回のリーダーは若い方で、ユックリと歩くと言われましたが、ずいぶんと私に歩調を合わせてくださりました

先ず、栢の森に一台をデポして、石舞台の無料駐車場に車を置き、玉藻橋から祝戸のピークを越えます
   

祝戸のピークまではこれでもかと階段が続きます
ピークに登り切れば、大和平野の景色が美しく、香久山 耳成山、明日香の町が綺麗に見えます
  

道の状態は良いが地形図で歩くには少しややこしかも
最後に下れば公園に出てトイレ横の畦道から稲渕橋を目指して行きます
  
稲渕橋を渡れば左手にトイレが有ります
秋にはこの正面で案山子祭りが有るとか、大きな案山子が一体のみ田の中に残されていました
 
稲渕の入り口の橋の横に男綱が張られています
栢の森には女綱が有り村内の五穀豊穣、悪霊退散、子孫繁栄等の魔除け神事でカンジョ掛け神事と呼ばれているそうです
元来は神事でしたが、稲渕は宮で栢の森は寺でカンジョ神事は行われているとか
過疎化が原因に有ると聞いた事が有ります
 
明日香の川にかかる男綱
村の入り口に立派な地蔵様も村を見守っていた

村中を歩き旧飛び石を渡り、関西大学横から再び明日香川を渡り公園内から水路道を通って女綱に向かう
コースが分かりづらい場合は車道で行っても変わりはない

  

 女綱から高取城


女綱は道横から対岸にに張られている
  

山裾に高取城までの道標が有り、谷中を登ってゆく
この道は高取城主が良く下城した道だと村の方に伺った経験がある
城までは比較的緩やかな登りだ
  

猿石が出てその前が二の門で、高城には珍しい池が有る所です
道も壺坂方面に分岐します
  

途中から国見櫓跡に展望を楽しみます
見晴らしは最高の所でした
 

登れば日本三大山城と言われるごとく、石積みがすごい
何処からどうして運んできたのだろうか
  

天守下から大峰山系や台高山系が美しく見晴らせるが、山座同定は難しい
  
記憶の中から、カシミールのカシバードを立ち上げて見た
見た事が有る山容が出るが、距離が遠いためかカシミールも山はかすむ


天守跡には三等三角点、点名高取が有る


帰路は芋峠経由栢の森です

城北側に下り細い尾根を道成に芋峠に向かう
幾つかの堀切を巻きながら芋峠に向かう
  

林道に飛び出すが、工事中で残土が積まれていた
残土の下を歩き林道に出て、マークから尾根に入る
一汗流す坂を登り切った左尾根に四等三角点がある
1分もかからないような距離だ
  

林道を歩くことも出来るが、尾根にこだわるリーダー
赤いペンキや黄色のペンキが賑やかだが、登山者ではない森林の境界を示すもののようだ
マークはテープを信じよう
私は最後の小ピーク越えは体力不足で諦めて、林道から芋峠に出た
芋峠で少し待てば、リーダーが来た
  

旧芋峠迄登り小休止だ
旧道は今も残り歩きよい
道成に下った
途中に芋峠神社跡の道標が有るが行かなかった
続いて三軒茶屋跡がある
   

少し急に下りこめば、大きな行者石仏が有り、道成に登れば、小さな地蔵が二体山肌にある
  
明日香と吉野を結んだ古道は史跡も多く今も道は残る
古人は吉野に向かう最後の峠に汗を流したのだろうな
  
車道に出て栢の森の村中を歩けば歴史の匂いが濃い
14㎞近い距離を歩けた
足の回復も見られるが、マダマダグループ登山は歩行に迷惑をかける遅さだ
後少し、後少しとリハビリに頑張り、グループ登山も出来る日がくるだろうと頑張った一日だった
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