畝傍山、貝吹山、甘樫丘
2022/03/30
3人
 
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樫原神宮も畝傍山も貝吹山も初めて登る山で、大和青垣の山々に載る
近鉄樫原神宮駅に出会い、橿原神宮、畝傍山、畝火山口神社、高取川沿い、貝吹山と歩くハイキングが終わり、帰路に甘樫丘を周回して最後の花見を楽しんだ。
何所も此処も満開の桜、コースを組んで下さった宝来の鈴さんに感謝だ。
車を無人パーキングに停め、橿原神宮に向かう
  

沢山の人出が有るかなと思っていたが案外少ない
鳥居を二つくぐり社殿に向かう
社殿の後ろは畝傍山で神社の森と言う感じだ
先ず本殿に手を合わす。案外若い方の参詣が目立つ
北向きに歩けば道標が出て道成に歩けば桜の広場が出る
その中の、絆の錨裏から登山道に入る
  

全く里山の道と言う感じだが、山頂近くで知るがこの畝傍山は死火山とか、道は花崗岩がむき出しで意外と厳しい
リョウブが新芽を出している。天ぷらに出来ると主婦は後輩に伝授する

ツアーハイキングのGPが登ってきた。人気の山なのか、大和三山故か、健康歩きの方も多く山頂で体操などしていた
  

道標や案内、二上山など楽しむ
山頂には三等三角点が有り状態は良い
三等三角点 点名、畝傍山 山名に同じです
標高は198.50
所在地 橿原市畝傍町401
国有地 官有御用地です
 

十分景色を楽しみ、地形図から下山する
標識案内より地形図道の方が歩きよさそうで道も良かった
山裾周回路で出会い畝火山口神社に行く
  

鈴さんお勧めの桜の神社、ボチボチと参詣は有るが、サクラは見事だ
此処でも柏手を打ち、神社の栄を祈る
山頂に有ったが、橿原神宮が明治に出来た時に山頂から奉遷されて現在地に変わったとか 

 畝傍山の西側は案外田舎の雰囲気を残す
民家は大きな古風な家も多く、武家屋敷に迷い込んだような雰囲気だ
車道に出て第三代、安寧天皇陵 第四代懿徳天皇の御廟前を通り高取川沿いを歩く
  

高取川沿いは見事な桜並木、川も美しくゴミなどない
大和高原の林道イメージからうそのようだ。


高取川沿いは見事な桜並木、川も美しくゴミなどない
大和高原の林道イメージからうそのようだ。
  
貝吹山も見えだしたが、取付きに行く道は少しややこしい
一か所学校前で方向を間違ったが、直ぐに気が付き、民家横から畑道等に入り登山口を目指す
地形図には道が載る
   

宜化天皇陵の大きな池が見え出す
田舎の雰囲気が匂うが何所も綺麗な田や畑、92ⅿピークが一つの目安だ
田の中の社を目指してはいる。地蔵ではなく村に悪霊が入るのを停めた庚申様が祀られていた
横に小さな双体仏が置かれていた。綺麗に祀らている

昼食の場所が無い
あそこ此処と言うが、等々山頂に成った

小屋横のゲートを開けて、多分古い生活道を尾根先に向かえば、踏み跡の薄い畑道が出る
その終点に小さなマークが有り入ると尾根に出た
尾根先から道が有るようだった
  

後は道なりに登る
杣道のようだが、古い生活道だったのだろう
古くから踏まれているようだ
鈴さんの古い三角点仲間たちと登った時の道だが、その時は少しやぶを漕いだとか
今は完全整備の快適登山道だ
  

山頂には急階段を登る
曲輪のような広場が出て山頂に三角点が出る
  

点の記
山頂の三角点です
三等三角点 点名、貝吹山 山名も同じ
標高 209.89
所在地 奈良県高市郡高取町大字興楽
設置 明治36年5月20日

気温は高く服装調整が大変だ
食事も楽しくワイワイ
山頂には牛頭天王社が有ったようだ
 

飛鳥駅に向かって下山する
下山方向に地形図は道を書かないが、立派な登山道が有った
孟宗竹の中を下る。最初は倒竹も目立つが、濃い緑の青に近い太い孟宗竹、気分良く下れた

  

登山口に出れば乾城古墳が出る
車道を明日香に向かう
途中にトイレと駐車場が有り、道標で牽牛子塚に向かう
  

牽牛子塚は幾つかの古墳が有るが、メーンは八角形の古墳
詳しくはリンクから見てください
村中に下れば、どうやらその道は伊勢街道のようだ
金剛山 岡寺などが読めたが、他は私には読めない

 

小さな古墳だが花崗岩の巨石の岩屋塚古墳、何千年の時も痛みが無いのがすごい石積技術だ
  

少し面長な地蔵様
ワイワイと歩けば踏切を超えて直ぐに飛鳥駅に出た

一時間に2本の吉野線
直ぐに電車は来ないと駅前をウロウロ
駅前に飛鳥蓬莱山と案内が有るオブジェが有った
これ山かな
  
 
電車で樫原神宮前駅に移動して鈴さんと別れる
帰路を明日香の甘樫丘に取った

 

25?年は経とうか友人たちとサイクリングで此処に来た事を思い出す
何処から登ったかなどは忘れているが、登るとそれらが思い出す
駐車場に車を止めて、スマホでルートを見ながら歩く
  

登れば直ぐは墓地のようだ
咲き始めのミツバツツジ、sunaoさんの提案で展望台から丘裾を廻った
 

墓地の上付近は樫木が多く森を作っている
常緑の樫は葉も厚く木も高く、日が届かないのか下草は無い
小さな山も厳しい自然だ

展望台は小さかったが畝傍山が案外遠くに感じた

丘の裾に下れば、日当たりも良いのか野草や落葉樹が増えてきた
 

小さな看板に万葉の木の名前を当てるクイズが出ている
少しは分かるが、何だろうと考えれば、ステンレスの板を上にあげれば答えが出る事に気が付くのは少し時間がかかった
榊にヒサカキ、なんては分かるが
 

そのまま行けば車道に出ると森に入れば、アララ回答一覧なんて出た
万葉の木の名の回答と気が付くのにこれまた時間がかかった

やまぶき、まゆみ、あかめがしわ、あきにれ、すだじい、むくのき、いぬまき、かしわ、ぬるで、などが種類特定ができない私だ
展望台に登れば、満開の桜にカメラを向ける方が多い
私は、三角点を探すが、情報では土の中と言う
何処かに有るはずと探せば、鉄板の蓋を明ければ、コンクリの蓋が出てその下に四等三角点が出た
点の記は
四等三角点 点名、飛鳥 山名は甘樫丘
所在地 奈良県高市郡明日香村大字豊浦869-1
設置 昭和46年5月13日
  

方位板には、南淵山と細川山の方向を示す
万葉の歌に出る山々の方向を示すようだ
これから見れば、南淵山はどうやら稲渕と細川の境界の356ピークを示している
sunaoさんは金剛山に沈む夕日に興味がありそうだ
カメラマンもそれを待っているようだ
sunaoさん写す

又、耳我の峰に行こうと話しながら景色を楽しむ
  

小さな丘、甘樫丘、思い出も深い
久々に来た
マタマタ明日香に来ることも多かろうと考えながら帰路についた
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