大峰山脈
釈迦ヶ岳
2022/05/24
3人


ヤマレコ地図にリンク 
総時間 8時間30分
距離12.9km 
久々の釈迦ヶ岳、記憶ではシロヤシオ、アカヤシオが咲き美しかった。
そんな時に経験が無い女性から登ってみたいのコールが有って、花に詳しい先輩と三人で登った
つい先日まで土砂崩壊で林道が通行止めだったが仮復旧が出来ていた.
太尾登山口に着けば、もうそこは満車状態で少し先の凸地に停めた 

登山口は何やら賑やかに成り世界遺産を表に出し人気度が上がり太尾は少しオーバーユース気味か
取付き登れば、直ぐにシロヤシオと石楠花が迎えてくれた
  

これは花のトンネルと期待が膨らんだが、シロヤシオは満開だが、石楠花はどうやら裏年のようでした
それでも花は美しい

初めて釈迦の女性には、赤井谷下山分岐を通るのが良いと1434mピークを越えたが、登山道は1434mを巻いていた
良く下山時に迷い込む事故が多かった所だ



後は尾根道を一本、小さなアップダウンをくり返し上る

次の目標は1465mピークの下の旧登山道との出合です。何時も此処で小休憩で景色を楽しむ
 

天気は晴れだが、少し雲が流れる
晴天なら暑さに負ける釈迦ヶ岳だが、何やら爽やかに涼しい

  

古田の森までくれば、深仙平や大日岳 天狗岳 地蔵岳と南奥駈道が見晴らせるが、霧に隠れたり姿を見せたりと忙しい

鹿は少なくなったそうだが、それでも人なれした鹿が此方を見る

岩棚にアカヤシオが美しく咲くが、古いコンデジでは写らない
千畳平の名板は古く、新しいものが作られていたが見えなかった

水場下のテンバ付近まで千丈平に含まれるのだろうがそれが無い
  

写真の道標が深仙平へのトラバース道の目印だが、踏み跡だけの道、道を外せば大変だ 

水場を確認して後100m少しで山頂だ
  

いつもこの付近から喘ぐショウタンだ
段々と道も痛みが激しくなる
大峰奥駈道分岐道標から後50mが大汗だ
  

山頂のシロヤシオはヤット蕾が膨らんだところだ
まだ早春の感じの釈迦ヶ岳山頂です
多くの登山者が登られる釈迦ヶ岳、木など切り見晴らしを確保されている所も有ったが、再生能力が少ないヤシオの木は枯れていた
崩落が起きないかといつも思う

ガスで見晴らしは今一だがそれはソレでいい
薄着では少し寒さも感じる 
お釈迦様と記念撮影をした
 
奥駈道分岐から深仙平に下る
笹が生えこみ歩きにくかったコースだが、新宮山彦ぐるーぷの笹刈でずいぶん歩きよい
経験では途中にアカヤシオが多く咲いていたはずだが、少ない
都津門の上あたりでボチボチと咲き始めていた。
シロヤシオも咲く準備はバッチリだがまだ蕾は閉じたものが多い
  

深仙平が見え始めると都津門付近からアカヤシオが美しい
  

あれが大日岳と見え隠れする
またの機会に登ってみよう

深仙平に下れば、小屋管理の新宮山彦ぐるーぷのKJ氏が登山道点検と水場点検などに登られてきた
感謝

  

避難小屋はドアが何度直しても痛みが出るとか
潅頂堂も傾きが有る

水場も落石の直撃で水溜が壊されていた
巻き道で行者の隠し水までトラバースだ
記憶は有るが斜面の景色は本当によく似ている
踏み跡と、適宜なテープでトラバースしていたのだろう。
気が付けば、アララ道が消えた
何処かで道を外したようだ。
GPS確認で事無きを得たが、テープも人名を守ることが有る
有るものはむやみに外さないことも大切だが、多すぎるのも アー難しい

伊冨喜秀明氏入定の碑付近で踏み跡を外したようだ 失敗

途中の橋も完全ではない。自己責任で渡ろう
一生懸命歩いても、歩行は遅い私だ
今日も二人の足を引っ張りながら、釈迦ヶ岳最後の下山者に成った

それでも、緑の尾根は大満足と最後のシロヤシオの写真を写して下山した

   
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