湯ノ又から中尾、明星ヶ岳、トップリ尾下山 2022/06/04 二人 |
ヤマレコ地図にリンク 総時間 11時間 内45分休憩 距離 12.5㎞ |
旧友から今回の、湯ノ又の中尾から明星ヶ岳、レンゲロード、トップリ尾下山の周回のお誘いが有った 旧友とはこのコースの周回経験は無いが、私は中尾 3回、トップリ尾の下り 2回の経験が有る 記憶では、倒木と雑木【トウヒ】 ブッシュとガレタ岩登りが記憶にこびりついている 今回登頂するにあたり検索をかければ、五條市が登山道を整備した記事が出た 私が初めて登った時は元大塔村が登山道を整備したことを知っていたが、もうその跡は無い状態だった 岩場のコースは分かりにくかったが、案外素直に登れたことやルートは倒木が凄かったこと、トウヒ帯は前方が見えず手探りでルートを取った 今回は、整備のお陰か、倒木処理や道標、ルートが開けて、そのころから見ればルンルンと登れた もちろん登るほどに険路と成る中尾は其のままだ 私が登った代表記事をリンクしておきます 中尾から神仙平下山 中尾からトップリ尾下山 |
京奈和道で出口を間違ったり、篠原で道を間違ったりと予定登山時間を大きく遅れた オマケに湯ノ又登山口は、釣や沢、岩登りの方の車で満車、作業用の広場に停めさせてもらった 取付きに道標も有り、登山口は伐採され、中尾が厳しい登りを見せる状態だ 傾斜は有るが登りよい尾根でWストックでルンルンと登った 途中に、道標と明星ヶ岳までの距離が書かれている 旧友はどうも距離表記はオカシイと言うが、信じれば表記は有り難い 登り一辺倒で尾根間違いなどは先ずないだろうが、小さな凸ピークは幾つかあった 1325mピーク付近から、神仙平や七面山、大峰奥駈道が見晴らせるようになる 少しづつコースは険路の様子をみせ始める 1383mピークは北側を巻くが、道標は多分クマにかじられていた 少しづつコースは尾根中央とは行かなくなるが、倒木処理が有り通りよい 踏み跡も濃い |
突然正面に岩が出る 整備コースは右手から登りステン鎖が補助されて登るようになっている 途中でフィックスで鎖が張られ、又垂直に登る 連続して鎖が有るわけではない 結構な難易度が有る 初心者は難しいだろうし危険だ 岩を登り切り尾根中央を登れば良いものを、あまりにしんどく、北側に巻かれたテープを見つけ、ピークを巻こうとした これが失敗で、時間はかかるは登りにくい とにかく尾根中央がいいように思う |
岩の次はトウヒの中のガレ場、鎖補助も有るが触っただけで小石が当たってしまった けがはなかったが、頭ならと思う 人数が有るときは、ヘルメットをかぶるほうが良いだろう 尾根は一本だが、岩稜が出る所はルートをよく見よう テープが巻かれていることが多かった 山頂が見えて、あと400m道標が出てからも結構しんどかった 見晴らしも良いがカエデの中は日陰で涼しいかった 大峰奥駈道は直ぐにわかる 奥駈道から、登りよい所を登れば直ぐに明星ヶ岳だ 山頂の山名板が無ければピークは見えにくい 古い、知り合いの山名板がある 見晴らしも良く 登ってよかった、本当に楽しい 少し下で、昼食をユックリと楽しむ 最近はBは無しです モウ大峰で日帰りコースの険路の周回はできにくい 旧友に誘われたが、彼の進みゆく加齢の衰えの感じを確かめたいと言う言葉に感動してその気に成った 衰えは感じるが、ペース配分や、リュック重量、ストック利用等々、経験が体力を補っている |
レンゲ道にはこの道標から入る まえの小屋番さんはレンゲロードに入る事を嫌ったが、今は整備して道が出来上がっているが、100名山人気で少しオーバーユースかも知れない 後ろを振り向くと、えっ こんな若い子が単独でと歩かれてきた おかしなおじさんたちの会話に固まっていたが、この道で高崎横手に行けるかと尋ねる コンパス、地形図、スマホアプリはなさそうだ 頭にはヘルメット、歩きが良いのだろう、足元にヨゴレが無い 弥山川ルートを登って来たとか 話しかけて、山の基礎知識の話、等をしながら、日裏山に案内した 小さな手帳に時刻を記入している きちんと記録を取る姿をみれば、山のMasterに育ってほしいと念じた |
トップリ尾分岐で別れ熊渡りの分岐に注意を促したが、私もそれを心配しているとか 要点は掴んでいる。 良い山ガールだ。何やらうれしい 道標からトップリ尾に入る 初めて下った時は分岐特定が難しく、特定しても倒木が凄かったが、ルートも良く倒木は無い 踏み跡は薄いが、テープと合わせれば下り良かった 尾根が広いと踏み跡はできにくい 尾根芯を掴み、下りはコンパスを取った トップリ尾はこの尾根の草原からの見晴らしが最高で、最近はトップリ平などと呼称しているようだ 思い出の下辻山や、七面山 大峰奥駈道が見晴らせる 特に下辻山が特定できた。 二人でバリエーションで七面山から登頂した思い出は濃い 足の遅い私を気づかい待ってくれる旧友、彼も足の故障を抱えるが下りはエキスパートの下りだ トップリ尾は下るほどに尾根が痩せる 上部の広尾根は思ったほど踏み跡は無い 方位コンパスを取り、踏み跡とテープを追った 小さな凸ピークは、動物か人か分からないが、細い踏み跡で巻いた 段々とゴロ石尾根に成り、細くて浮き根などが有る 急ぐでもなくマイペースで下る 旧友は標高と下りまでの距離を逐一報告してくれる らくちん登山でした 初期のころ支尾根にコースを取るにもGPSは見ず(見ても分からなかったが)コンパスと地形、地形図でピタリとあてた思い出がよみがえる 記事は書きようがない 焦らず尾根芯を掴み事故なく下ろう 傾斜はそこそこあるし落ち葉は案外滑る 林道に出た 最初に下った尾根だが、尾根先は少し位置が違った 流石の下りどころだ 林道を歩く 堰堤渡渉迄気が抜けない 少々時間はかかったが、このコースを周回できた事に感謝して、体力維持に務めた事に喜びを感じ もうこの尾根は最後の周回だと話して、帰路についた 最後に、明星ヶ岳は五條市の最高山です。 関西最高所の八経ヶ岳と21mの標高差で関西一位を逃す名峰です |
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