大峰山 レンゲ辻から山上ヶ岳 2022/07/26 単独 |
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久々に山上ヶ岳に登った コロナ菌の猛威を振るう中、三密を避ける意味から時間をずらしコースを変え、レンゲ谷からレンゲ辻、山上ヶ岳と登って、下山を清浄大橋に下った 久々の山上ヶ岳だが、これほど老いを感じた事が無いほど時間がかかったが、緑とコースの楽しさは変わらずでした ただ、山頂はヒッソリと人も無く、単にこの時期だからでは無いだろう 歴史の信仰心が薄れ、人の為に祈り救う精神の山岳宗教も薄れているのかもと感じた 又、かたくなに女人禁制を守る大峰山、時代は令和、2000年を超え2022年の令和こそ新しい考えで 山に向かうべきかもしれない |
時間と体力が有れば、下山は五番関に取ってみようと毛又谷に車を置いた 結果は体力切れで、清浄大橋に下った スタートは自然散策路の木製の橋からスタートした 道は良い 清浄大橋の結界門下に出る 清浄大橋を渡りレンゲ谷に向かう林道を登る 思ったより風が無く汗を流すが、気温は低い 林道終点はレンゲ谷登山口で、女人結界の言い訳が書かれた看板が有る その先の階段は痛み危険を感じる痛みだが、主に下りに使われるレンゲ谷登りの道だ 谷道はいたみは有るが通るに自然歩道の感が強い 秋も綺麗な谷だが緑も綺麗な谷で、涼しさを感じさせるが、今日は汗が出る 岩タバコの花も咲き出していた |
最初は左岸を主に登りマークを追うが、事あるごとに細かくコースが変わってゆく マークの位置がアレレと見晴らすときも有るが、信じて登れば問題はない 途中に道標が出る所から、右岸の巻き道に変わる 木製階段が出るが、少し痛みも出で始めた 冬季や残雪時期は険路で注意がいるトラバース道だが、危険を感じるほどではない 幾つか階段を登り、コースは谷中央部にと変わるころから傾斜がますます強くなる レンゲ辻が見えるころから、足はガクガクと老いを感じ始めた 小さな花が美しく見つければ休み又登る レンゲ辻から30分で山頂に立ったが、今はとても30分では登れない 幾つかの急階段は休み休みだ 途中の笹道も綺麗だが振り返れば、稲村が岳から大日山、狼尾、仏山など綺麗に見晴らせる 足元には、笹に隠れるように綺麗な小さな花 尾根に出てお花の無いお花畑の笹原を山頂の湧出岩に行く その下に三角点、大峰山上が一等点の姿を見せる 標高は、1719.4mだ 大峰山寺はヒッソリとしている マスク着用と有る。 入れたはずのマスクが無い 遠くから手を合わす これも老いか お花畑を越えて日本岩にて遅い昼食を楽しんだ ズート此処でBを楽しんできたが、今日は無い |
ユックリと景色を楽しみ山座を同定して楽しむ 下山は大峰山龍泉寺前を下り、お亀石、西の覗、鐘掛岩と下る 西の覗 途中に岸田日出夫のレリーフが有る 大峰、大台ケ原山系を国立公園にと働いた偉人だ 林業においては土倉庄三郎と山の自然は岸田日出夫と思うのは私だけだろうか 鐘掛岩は登りに登る行場だが誰もいないしと、逆に裏から登ってみた 見晴らしも良い 油こぼしの鎖場を下ってゆく 松清小屋や陀羅尼助小屋は閉まりヒッソリとしている 急ぐでもないが、歩きは遅い私だ 洞辻小屋は洞川と吉野の分岐点に有る大きな小屋だ 良くここでビールを飲んだものだが、今はひっそりとしている 大学生が山伏姿の山伏と下山してきた 二少年遭難の碑に手を合わせお助け水は豊富だが、谷水をパイプで引いていた事を見た事が有る 助かる人も多いだろう 何時も此処から長く感じる ユックリと下山する 親子とお爺さんの三人が山上を目指していた 小学4年生と78歳のお爺さん 山装備もシッカリとしていた 男だけの山は何時まで続くのだろうか 一本松茶屋は休憩所が残る 一の世茶屋は老巧化でその跡が残るのみ 悲しい事が書かれていた 一の世小屋の祠の行者像が無くなったとか、どんな小さな情報もほしいとか 行者さんもビックリな行いだが、これが現実かも知れない 清浄大橋に出て探索路を下った |
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