竜王山と萱生道不動明王石仏 2022/12/16 二人 |
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大和青垣の山々の古書から奈良県の山に登るにあたり、検索をかけて山を探す そんな中、石仏み~つけたの動画が引っ掛かり利用させて頂いていたが、地図が無い動画からルートを地図に書き込むのは難しい 新しいテレビを購入して、テレビで動画を見ながら携帯で地形図道を追ってコースを特定する 今回の萱生道もほぼコースは出来上がっていたが、膝や胆石での胆嚢摘出、最後に日程を決めた途端に腰痛が走りまたまたキャンセル 年内に行ってみたいと、奈良住民の方がたに声をかければ宝来の鈴さんが手をあげてくれた 彼女は他のグループと歩いた経験があり彼女は再確認の意味で、私はコース確定の意味でコースを楽しんだ R24から天理市の竜王山下、山辺の道ハイキングの市営駐車場に向かう やくそく時間は8時半だが8時に着くと鈴さんは到着していた 奈良の道は交通停滞が多い。通勤時間を外せばスイスイと着くと言う 天理市トレイルセンターはまだ開館していないが、長岳寺Pのトイレを借りて、山辺の道に入る 山辺の道に下れば直ぐに石仏、そのさきにお堂、少し歩けば又角に石仏、なんと多い事か 予想では舗装道だろうと思っていたが、農道風の古い道を其のまま残し道標は完備して田園風景もよろしく歩きよい山辺の道 竜王山も美しく、萱生道の尾根も良く見える 各所に設備が整い道標の完備は素晴らしい 萱生道の起点の萱生町は古くは環濠集落で有ったようでその名残りが有ると言う それを見てみたかった 環濠集落の堀は溜池として残りわずかにその後を残す 又、桜井市から天理市にかけて卑弥呼の国、邪馬台国ではないかとの説もあるそうで、もう歩けば古墳に突き当り、角には石仏が有り、村の角々には 猿田彦大神が村の防衛にあたっている |
萱生町に接する〒632-0058 奈良県天理市成願寺町440番地に、柿の極早生種なし柿刀根早生の発祥の地です 付近は柿の生産が盛んだ 私達は萱生町の方が尾谷池(おだんじ池)と呼ぶ奥に有る並木不動摩崖仏を探索に行く 尾谷池はWEBでは弁天池と書かれたりしているが、正式には尾谷池で読みはおだんじいけと呼ぶそうだ 池の堤が壊れ貯水は無いと言う村人だが、尾谷池は水が溜まっている 池の堤防を伝って谷川沿いを奥に入ればバナナの木が見える その下に祠内に二抱え程ある岩に不動明王が掘られている これが並木不動摩崖仏だそうで、付近に杉原大神と地蔵が二体ある 並木不動摩崖仏は火災に遭ったと書かれたタイシンさんのブログに有り、その時に顔や腕など剥がれたようだ それにしても荒れ放題だ 軌跡でもお分かりのように、萱生道の尾根まで20mも登れば出る。直登を言う鈴さんに、もう一つ見たい石仏が有る 元来た道に引き返してほしいとコースを動画に合わせた 池の淵を戻れば、地元民がいわれた通り池の堤は半分落ちている 満水にすれば池が崩落するだろう |
動画では右側の石の左に弁天、右にふどうの字が読めると言う 弁天は読めたが、不動は読み取れなかったが、尾谷池の話を聞いた方はこの石仏群を知っていた 動画は、萱生道に順じているようだ 少し登れば、無造作に畑内の溝際に石仏が転がっている ヤハリ、萱生道がこのコースなのだろうか この先は、もう完全な農道風になるが、地形図の炭波線はその道に一致する チョット倒木などで道を外して尾根先に取付こうとしたがせんだん草が多く生え、その種が衣服に着く 鈴さんはヤッケで種は付きにくいが、私はフリースだ。 服につけまいと踏み倒しながら登ったが、まるでハリ鼠だ 秋に登るならせんだん草の種は覚悟がいる |
雑木の中に入ればテープが見られた 尾根中心の北側を覗けば道が有るが、この付近は倒木がすごい 道は常態良く残っているが、道上の尾根を歩いた ころは良しと道を覗きこめば倒木は有るが歩くに問題はなさそうだが、鈴さんは地形図の道に載って登っていった 実道と地形図波線位置は少しずれているようだ |
道の上に鈴さんが見えた 一度コース経験のある鈴さんは、最初は地形図に合わせて登ったと言う 私は現場の道を登った 特徴ある傾斜や山容で道成に登った 下調べの不動明王位置は後少し先かなと話しかければ鈴女は、ショウタンも見逃したか、登りに萱生道、不動明王石仏を見付けるのは難しいのだろう。 ショウタン横に有るよと指を指した アラ、本当だ 背中側から見えるが、それは石仏を感じない 彼女の考えのすごい所は、いっぱいテープが出るでしょう こんな所には何かが有ると言う推測だそうだ 次回の為に少し目印を残した 今日の目的の第一は達成したが、グーグルマップに載る付近のクチコミマークの茶屋跡と大堀切を特定する事にした クチコミの写真からよく似た所でグーグルマップを開いた Yモバイルの私だが4Gは立ち上がりアプリを開けばストレスなしに地図が出た 現在地をクリックすれば、クチコミマークの下に来ていた ここにも目印を残した ここから道は谷側と尾根側にわかれる 谷側に少し入れば水がチョロチョロト流れている 付近に水が出ているのだろう そのまま登っても行けるだろうが、鈴さんは尾根道を登ると登っていった ひと登りでクチコミの大堀切が出た 地形図道は堀切を直に登ってゆくが、動物道のような細い踏み跡を左手から回り込んだ 回り込めば広い多和に出て、鈴さんは少し下りながら多和中央を登ってゆくが、今度は私がこだわって破線上を歩くことにしたが、凄い倒木で失敗だ |
倒木も少なくなり道成に歩いて行けば良い 少し踏み跡の薄い所も有るが、右手上は十市城北城跡で位置に間違いはない 掘割の看板が出てグーグルを立ち上げ、マップのを開けばピタリとその位置を知らしめた 北城には行かないことにした フト見ればチャビンが斜面に転がっている いつもチャビンを拾えば何処かに目印に置いてゆく 今回で4回目だ 萱生道の出口に釣提げておいた 北城入り口を過ぎ、少し旧道を登り途中で下り車道で竜王山に登る 長岳寺下り分岐のトイレは使えそうだ 車道で山頂を目指す 藤井町の竜王さんは綺麗だ 道標にしたがって山頂に向かうが何時も嫌いな階段が出る 山頂に出たが風は強い 三角点にタッチしてチラッと景色を見て引き返す 三角点は二等三角点で点名は山名と同じ竜王山、標高は585.5mです 見晴らしは最高の山だ 大和豪族の十市遠忠の城跡だ |
下山は道標に従って柳本の竜王祠に下りそこで昼食 長岳寺の奥の院で不動明王を見て、長岳寺への登山道を下る 途中の石仏は幾つか見のがした 細く掘れ込んだ登山道をボランティアさんが整備しているとか、耐光性の土嚢を使い強度を増している 費用もかかるだろう有り難い けがの無いようにユックリと下るが、遅い時間にもかかわらず地元の方か登ってゆく 又萱生道を入れて竜王山を楽しみたい 大和青垣の山々も付近の山を紹介する 今日も楽しく登れた 竜王山で出会った二人もコースは違うが下山していた アウトドアの好きな方か、大きなジープ系のアメ車の音を轟かせて駐車場を後にした行った |
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