高見山、大峠から小峠、旧伊勢街道周回
2023/01/05
二人


木梶林道から赤ゾレ山と伊勢辻山に登り、樹氷や見晴らしを楽しもうとしたが、木梶林道が工事中で駐車地点が無く
登る山を高見山に変更した。木梶林道から高見山大峠への林道は積雪も多く、私のクロスビーは二輪駆動で、
スタットレスはそう直しているが、三年目の安物のヨコハマタイヤ、轍は合わないでハンドルが彼方此方とゆすられ
チャンを装着しているが、注意注意のユックリ登り。下山時は最悪の気温上昇か、杉谷側への下りは、圧縮されて
氷に成った道の表面が溶け始め、滑る滑る。テストブレーキを掛ければ車はフラダンスなみの横滑り、
最低速度の10km維持でユックリと下る。スタックしたのか途中に車が置かれているのも有った

ヤマレコの地形図にリンクします
 高見峠を越えて木梶林道に入るが、自信のないタイヤ、取付きの駐車場で、チェンを装着して、木梶林道に入る
雪は少ない。高見大峠分岐までは雪は無かった
木梶林道に入り、車止めの駐車場にブルドーザーが、運転手に聞けばここは駐車できないとの事で、中の空き地に止めてはと訪ねた
運転手は、置ければ入っても良いとの事だが、工事中でその場所は無い

奥の作業員は車は置けないと、バックで車を引き返す羽目に成った
歩いて伊勢辻山へ行動道時間は無いと見て、登山を高見山に変えた


高見林道は段々と積雪が増え、二輪駆動のスタットレスチェン装着では、轍が合わない所は車はフラフラと登る
どうやら下は凍っているようだ

大峠に登る途中で、何気なく燃料計を見れば、残量が少し、残り走行距離を見れば46㎞、あらーガソリンを入れ忘れた
どうしようもない。まっ下れば何とか成るさとのんきなショウタンだが、東吉野村のガソリンスタンドは何処に有るのか記憶はない
困った。
前に、改造ジムんーに女性が乗っている
どちらからともなく話し合えば、スノータイヤのジムニーだがスタットレスのような氷りに強くないタイヤ
どうやら、登りにスタックしたようで、悪路に慣れた方だろうが、溶け始めた氷道路の滑りを知っているようで、下りが恐いと言う
マア、ブレーキを踏まず動輪に力を加えながら超スローで下るしかないだろうなど話し込んだ
私は、モット最悪なガソリンを入れるのを忘れた。と言えば
女性は、予備タンクのガソリン10Lをあげると言う
肝っ玉も大きいのか、ハイオクだが大丈夫かときかれるが、モウ神様が言っているように思える有り難さだ
予備ガソリンを10Lを頂き補給すれば安心して下る事が出来る
応分のガソリン代を支払うと言うが、お互い様と言う彼女、久々の肝っ玉女性と出会った

安心して高見山に登れた
もう一度出会いたいあの女性、無事に下山したのだろうか
キット又何処かで会えるような気がする


遅いスタートだ
鳥居の階段も凍り付き雪のようだが硬い
私は8本アイゼンだが、同行のSUNAOさんはチェンスパイクだ
滑らない、大丈夫とスイスイと登る
樹氷は少なめだが、上部は白そうだ
少しガスが有り山頂付近は見えない

 

夏道より登りよい
遅いスタートで途中で登山者が下山する
山頂の雪と樹氷をきけばそんなに状態は悪くなさそうだ
天気続きで気温は例年並みだ
雪は少ないだろうが、樹氷は有るさとユックリと登る
途中の休憩所付近から小さいが樹氷が出だした

 
雪も閉まり固く、チェンスパイクの欠点の雪がくっつく事も無いとか
目ざといSUNAOさんは、樹氷がトゲトゲで出来立てだ
美しいしとカメラを向ける
構図が難しく、まっ写れば良いかとシャッターを切る
 

アケビの木の間をクネクネと登る隙間から、いつもは見える台高縦走路が見えない
展望は望めないと下山者は言ったがまさに何も見えなさそうだ

 

山頂に着けば人影は少なそうだ
三角点タッチで小屋に入るが、小屋前の木には長いエビの尻尾
一枚わと写した
先ず小屋に入る
 

小屋内はほぼ満席でしたが、半分ほどが下山するという
一番奥に席が出来た。
暖かいカップラーメンと体に近いポケットに入れてきた小さなおむすびが今日のご飯だ

  

登山者は来るが席に余裕も有り少し長居をしたが、気温は高いのかインナーグローブでもそんなに寒くはない

外に出れば、やはり樹氷の山高見山、風が強く飛び散る樹氷の欠片は頬を撃つ
フェイスガードをするのもめんどいと、そのまま下るがこれも冬の楽しみか
 

山頂付近は強風だ
フードくらいはつければいいのだろうが、そのまま下った
大台山脈の峯が見晴らせる笛吹岩も、先は真っ白、青空が欲しいと欲を言うが樹氷が見えれば良しとしよう

 
 雪は堅い
深雪なら音は無いが、ザクザクと踏みしめる音も良い
乾いた雪のキュッキュと無く雪鳴きの音はここ何年も聞いていない
滑りは無いが、遅い歩きのショウタンだ

 

平野、杉谷分岐ではもう樹氷は無い
固く凍った雪の少ない斜面を小峠に下る

途中で、今年三度登ったと言う方に話を聞けば、まだ十分な写真が取れないとか
青空に樹氷の写真は運だねー
小峠には思ったよりも険路でより慎重なショウタンだ

 

小峠の鳥居階段は幅が狭く下りにくい
小峠で休憩も無く、林道から旧伊勢街道に入る
伊勢街道の道標は字が消え分かりにくくなっていた
二~三段登れば小道が見える

緩やかだが、大峠まで緩やかに登る
雪が有ったり消えたりとする
下は凍っているようでアイゼンは装着のままだ

 
少し日が差すときもある
予定だった伊勢辻山が望めた
雪は高見山と似たり寄ったり、樹氷も少なそうだ

大峠鳥居の上に出た
ここに有る三つの石は何なのか知らない
南無阿弥陀仏の字が見えるが、墓標ではないようだ
 

峠には車が二台しか残っていなかった

も少し待てば、路面が固く凍れば滑りは収まるが、まっ下れるだろうと、帰路につく
一番広い所でブレーキテストをしてみたが、ABSも働かず車はお尻を振った

高級車なら上手く下れるのかな
慎重に慎重に下っていった

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