大峰奥駈道
行仙宿小屋と行仙岳
2023/04/28
新宮山彦ぐるーぷにて
新宮山彦ぐるーぷが管理する小屋の行仙岳下に有る行仙宿小屋の連休小屋整備に参加した
コロナ以来新宮山彦ぐるーぷは避難小屋的要素が高い、
深仙小屋、持経宿小屋、平治宿小屋、行仙宿小屋は閉鎖は出来ない
変わらずにルート点検や小屋点検と続けていた
、
コロナも納まりつつある中、小屋利用者が増えると考えて作業にかかるが、昨今雨マークが多く
計画にも狂いが生じている。宿泊者が多い行仙宿小屋の管理を急いだ
小屋清掃と、毛布の乾燥、雨が多いだろうと急きょ濡れた服の乾燥用の囲い設置
管理資金も底をつきそうな山彦ぐるーぷは手弁当で頑張っている
四の川林道の荷揚階段から登るが、集合時間も遅く必要備品と個人バッグは途中までモノレールで上げる
階段上の水場は枯れない。その上に前山彦ぐるーぷ代表の事故現場が有りいつも登りには黙とうをささげる
最後尾をユックリと登りモノレール終点の有る浦向逓信道分岐から背負子で必要品を各自が揚げる
小屋下には縦走者の為に簡易で休憩所を作った。行仙岳周囲にはテンバは無い
小屋利用が望ましい。水補給なら、水場は有るが下り10分登りは体力勝負の急傾斜だが整備はしている
ただ、夏場や乾燥期には水枯れを起こす。その時は荷揚げ道下の水場まで行く必要が出る
ここは枯れないが、時間は往復50分は必要だろう
手際よくロープを張って、毛布を干し屋根の補修や屋根上にも毛布を干した
余剰人員の4人は、次の補修用の杭を行仙岳北斜面迄持ち上げる
小屋中では雨予報が多いため
服装の乾燥がしやすくする服掛けを新しく設置した
荷揚帯は行仙に向かう
アケボノツツジが綺麗に咲き、癒さながら登る
途中に、継の窟分岐下り口や金剛童子の無事を見ながら登る
白谷トンネル東口登山道出合からひと登りだ
行仙山頂
三等三角点 基準点名 大峰山
三角点の痛みが激しい
山の隆起が起こっているのだろうか
三角点設置時は大峰山が通称のようだ
行仙岳の山頂に有る三等三角点は痛みが出て斜になっているが、これは大きな地殻変動のせいかもしれない
再測量が望ましい所だ
見晴らしは、大峰縦走路の奥駈道が明星ヶ岳付近まで見え八人山の奥八人、中八人、南八人山はすぐそこのように見えた
ランドマークだったNTT鉄塔が撤去され、別の山からのコンパス取りは難しくなったが、世界遺産道の為に撤去したのかな??
北側に下り、杭を置きトラバース道から小屋に帰った。
小屋では今日の宿泊管理者が3日間連続泊で泊ってくれる
雨予報の多いこの連休、事故などおこらないように祈っていたい
私は少しお疲れでモノレールに便乗して下山した
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