章魚頭姿山とトンガの鼻

2023/05/21
単独踏査



ラインでご近所さんがトンガの鼻にいるとメールが入った
トンガの鼻??南紀地方かなと思ったが、地元和歌山市の雑賀崎だ
時々ローカルニュースに出たりしていたことを思い出す
早速ググれば、出るは出るは多くのweb記事、
早速踏査して見たくなり距離を伸ばして和歌浦の単独峰ルートの章魚頭姿山を越えて雑賀崎にコースを組んだ

先ずは古い地図から古道を探り、地理院地図と見比べてみた
古道は今も残り 潮騒の小道とかレモンの丘公園とか新しい観光ルートになっていた

コース全体はヤマレコの地形図ルートにリンクしておきます

ヤマレコ記事にリンク
少し痛めていた肩の調子も良くなり、バイクで登山口に向かうが、トンガの鼻の突端にヤマレコで下った跡が乗る
小径でもあるのかと下見に行けば、古いロープが尾根先に設置されていたが、新しい防波堤が出来釣の方がたがルートを開いた跡と聞いた

尾根先の公園で休んでいた方に聞けば、すぐそばの駐車場奥ににもルートが有るとか
安全に下るにはそちらが良いだろうと判断して見に行くが何の印も無い
地図と合わせてここだろうと、取付きの和歌公園バス停に向かう


潮騒の小道を素直に歩けば良いものを、いつも権現山、天神山の山頂を超えて尾根を歩く
尾根に小道が残り足にも優しい尾根越えで登るのが好きだがそれなりに汗を流す

  

尾根への取付きが出れば尾根を登る
天神山の自然道は県木のウバメガシが綺麗な森だ

  

潮騒の小道は道標も多く道も良い
尾根越えは簡単と言えども地図くらいは必要なコースだ
尾根に出たり入ったり、小さな乾燥に強い花たちが咲く

  
ヒメオウギだろう小さな花は美しい
雑草に紛れて咲く
章魚頭姿山(たこずしやま)の展望台が見えるとそこが山頂だ
山頂には、展望台、二等三角点、夕日百選のモニュメント、山の名前の歴史が書かれている

 

展望台からは360度のパノラマだ
海なし県の方がたに是非見ていただきたい景色の一つだ



ウッカリと展望台の写真を忘れた
瀬戸内海国立公園に入る高津子山、見晴らしは最高です 
 西に向かって下る
潮騒の小道は山頂を外すが、西に下り東屋下に潮騒の小道が有る
東屋からも入れるが、勝手道標から入るのがスマートだろう
直ぐに階段に成り、下り切れば切通の小道に下る


 
東屋より少し下のこの道標から潮騒の小道に入れる

切通を南に出て車道直ぐの写真の坂から再び潮騒の小道に入る
  

登り切れば道標前に廃屋とは言い難い家が出て、古い門柱が立つところの前に有る道標に、田野分校跡と有る
田野分校は田野集落の小学三年までの子供が通った、旧雑賀崎小学校田野分校跡とか
潮騒の小道は常態良くある
古い明治地図から見れば、雑賀崎や田野の重要な生活道だったようだ
急峻な裏山と前を海にと自然な要塞のような田野や雑賀崎、歴史に出る雑賀衆の本拠地だったのか、ロマンだ

  

尾根からの景色は雑木やアセの葉と呼ばれるエレファントグラスのような草に景色が隠れる
たぶん畑が開かれていたのだろう
歩けば民家横に出て、作業中の老人と話せば、和歌山市も道を残すも良いがほとんど手入れは無い
時に草刈り取ってもチョンチョンチョンだ
見かねた私達が整備する
新しいレモン公園が出来たが、トイレが無い
これが心配だと愚痴った

陸橋の塩見橋が出た
  
旧雑賀崎小学校跡をレモンの丘公園として整備した様だ
行けば、雑賀崎が見える旧グランドにベルや椅子が出来ていた
子供達(ボーイスカウトらしい)子供たちが食事した後のようだ
  

私も行動食を食べて一休みだ
ビールなど飲んでみたいがトイレが恐い
旧小学校見取り図や旧展望台にを見たが展望台はその役割を終わっていた
校舎の跡には塩見の里の看板が有った
景色を見ようと広場の端に行けば、住人が心配していた真新しい物が有った
我慢しきれない事も有るものだ

景色は良いが悪いものを見てしまった
   

レモンの丘公園から鷹巣灯台に行くコース案内は無い
塩見橋まで戻り車道に出るのがルートだろうが、目視で道を探した
住民の方にはご迷惑も有るだろうが、細い道を見付けて、地図から方向を探った
  
景色は良いが住みにくいのだろうか、空き家や取り壊した住宅跡が目立つ
バイクも自転車も通れない階段や細い道が生活道だ
玄関前をすれすれに歩けば車道に出て、お台場の看板前に出た


鷹巣灯台に向かう
気温も高く歩くに汗が滴った
水分補給に注意しながら歩くが、案外若い観光客が歩かれている
雑賀崎の町中を無造作に歩いて登って来たような方が目だった
ボーイスカウトも汗を流して歩いていく

展望台に成った灯台には登らず灯台下の鷹巣台場を見てみた
鷹巣と書かれた石柱と国立公園尾看板が有った
ここもお台場らしいが、大砲より見張りをするお台場の跡らしい

 
 
トンガの鼻の全容が見える双子島荘に向かって下る
坂は厳しい
一番よく見えるのが番所の鼻庭園からだ
500円の入園料をケチり場所を探したが無い
浜に降りるに道が有ったように記憶しているが、思い出せず子供たちに聞けばプール下から行けると教えてくれた

  

整備の浜ではない
知る人ど知る浜で、付近のホテルに泊まった方の遊び場かも知れない
只、バーベキュウや焚火、花火などは禁止だ
下る階段も半端ではない

浜には二家族が遊んでいた
その景色は見慣れた私でも美しいと思う浜だった
  

 
 
鷹巣の突端に有る4ツの島は見えないが、中之島、大島、番所の鼻は素晴らしく
緑片岩を剥きだした、トンガの鼻の岩壁を見上げる
登るルートが無いのかと探してみたが分からない
小さな洞窟が有った

若い女性が少し大きな荷物を持って岩場を歩いてきた
素潜りを楽しむそうだ
独り占めの海中だろうな
お台場の案内看板まで戻りトンガの鼻に入る

 
整備された小道を下る
綺麗な案内が出て下れば、耕作地も残る

その先で算木積石垣の案内や、お城の見える丘など整備されている
先ずお台場に行った
史跡案内は有る
私は下調べの尾根先に行ける道を探った
見つかったが、少しお疲れさまで行くのをやめた

  

算木積み石垣前に踏み跡が有る
入って見た
ロープ補助などあり岩下に降ってゆく
後少しで浜と言う所で小さなバンドが出て浜に降りられる
肩を痛めたいるから登り返しが大変だろうと下るのをやめた

向こうで釣り人が竿を出している
何処かにルートが有るのだろう

  
登り返し、北の水軒に下る道を探せば、耕作地の上に小さな看板が有った
ここだろうと下る
厳しいが整備跡が有った下る
排水管などが出て道が上に向かって分岐する
登ってみた
ロープ補助などあって、お城の見える広場に出た
なーるほどと、もう一度同じ所を下り水軒側に下った
  
  

グランド前の駐車場に出て車道を雑賀崎隧道に向かう
余りの暑さに販売機のコーラを一気のみだ

最短ルートで雑賀崎隧道に出て街中を切通に向かう
途中で気が付くが近道が有るようだ
堀切に戻り、一休みして登るが階段の登り返しは大汗物だ
途中に出たトラバース道をこれだと歩くが見事な失敗で、バリバリと山頂に向かう

  

  

失敗コース下👇

   

山頂下の巻き道を下った
小さな洞窟に地蔵様らしいものが祀られていた??
 

後は整備道をひたすら下る
遅い時間帯でも中学生か運動クラブだろう息を切らせて駈け上る
若い二人が、章魚頭姿山にと登る

人気の山だ

コースには野の花や植栽の花が美しい
  
登山口に下れば横にソフトクリーム屋さんが有る
食べたいが一頑張りで美味しいビールが飲める
スズキアドレス125Sは古いが現役で私の足だ
30分の道を家路に向かった。
先ずビールとごっくん


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