五番関から大天井ヶ岳周回 2023/06/04 3人 総時間6時間30分 五番関トンネル西口の東屋登山口から女人結界五番関に登ります 今日の目的はコアジサイが咲いている事への確認と大峰奥駈道新道の確認に登りました コアジサイは時期が少し早いとは知りつつ少しは花が見られるかもと期待した登りですが、開花はゼロでした 台風二号の被害も予想しましたが、通常の大雨後の痛み程度で大きく荒れる事も無く東屋で行者さんが山上山から下山 巻き道でも修験行者が駆け上がっていった。下山後大天井の瀧を見学に行ったが水量も多くアノ連滝が飛漠するほどの水量でした |
東屋から五番関に向かいます 道はゴロ石でいい状態ではありませんが登るに特別な危険はないです 徒歩時間は20分と有りましたが、ゆっくりと登って19分、コースタイムでした ごばんぜきで少し休憩して見れば、五番関の大峰旧道にロープが張られ登れないようにしていました 私達は、百丁茶屋方向に下ります 新道と呼ばれる巻き道です 最近行者達も修験道の大天井ヶ岳を越える行者は減っているようです 雨後でしたが滑りも無く巻き道を下りました ヒメレンゲやギンリョウソウ、時には水が流れて少しゴロ石が出た谷を越え、花が出ればこれはこの花はとユックリ歩きです ミズナが花を咲かせていましたが、コンレジではうまく写りません 切立った岩から石清水が流れ落ち岩タバコが多くありました 足元は滑り注意の水濡れ岩でした 山肌も道下もコアジサイが群生していますが、開花はまだまだ早かった 今年は里山の花は10日は早く咲いたが大峰は通常開花のようです コアジサイのような香は楽しめませんが、空木が綺麗な花を見せてくれました |
なんやかんやと花を見つけては写真を写し、谷が出ればワイワイと渡り、橋が出れば楽しそうに渡る同行のウーマンは強い 少し傷んでいた水平梯子や橋は上手く修理されている 補修は有り難い 感謝だ 10年以上ブランクのある女性だが元クラブに再入会するために2年間毎日曜日に登山を繰り返して再入会をしたとか 私はジムで鍛え治したのかと思うほどの脚力とバランスだった 待ってー ショウタンはふーー 山芍薬は完全に終わり種花に成っていた 百丁茶屋の二蔵小屋が出た 無料開放の二蔵小屋は完全奉仕の小屋で設備は良い 小屋内で昼食を頂いていると管理人が滋賀県から来られて 吉野からは倒木で来られず、R169から高原、百丁茶屋跡とこられたそうな 大雨後の点検だろう 私達新宮山彦ぐるーぷの持経宿小屋の手作りストーブは、二蔵小屋管理人さんの寄付を受けたものです それと同じストーブが置かれている 冬も開放されていたが、イタズラが多く管理がとても大変で、山上ヶ岳、山上山が山を閉めると小屋も閉めると言う お礼を言って大天井岳に向かう |
取付きからいきなりの急坂、アララペースは速い 薄いピンクのギンリョウソウは開花している カメラで下から写すのは難しいと思っていたら、携帯の自撮りモードで接写している なるほど 大天井茶屋跡には祠が有り横をモノレールが登る その横をスイスイと登る二人にフー 見晴らしは吉野、四寸岩山が美しいい 後少しが急登の険路、尾根まで登ると石柱の道標から大天井岳山頂に直ぐだ |
遅れて登る私をパチリ |
昼食休憩で下山する 特別な険路では無いが浮き根やコースには注意がいる 特に階段跡の鉄杭には注意した 石仏か何かの台石が有る大岩がそそり立つところが有る 何かの修行跡か、大峰前鬼の二つ岩より規模は小さいがよく似た行所のようだ 後日知るが、この巨石は碁盤石と言う 修験の場で有ったのだろうが意味は分からないと言う 大峰前鬼の二つ岩のような修験が行われていたのか 不浄の人が登るとソレを感知したと言う 又、五番石結界はこの碁盤石から五番関の名が取られたのかもとも言われているとか 段々と急傾斜に成って鉄杭が気に成る 途中で尾根と斜面のクネクネ道に道が分かれた 試しに別れて下ったが、時間も同じ、尾根出合まで何の痛みも無かった 五番関からトンネル口の東屋に出た 車でトンネルを通り抜け大天井滝に向かう 大雨の跡だ 何段かの連滝だが大きな滝は飛漠と成りその景色は飛龍が如くだった |
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