天理市龍王山と石仏探索の萱生道 2023/08/30 二人 龍王山の石仏探索に二人で登った。 下りの萱生道に詳しい奈良市民はドタキャンで少し説明が出来ない部分も有る 長岳寺からの登りコースは解りよい、 途中で出会った女性は毎年の目標は龍王山に年齢以上回数を登る事らしい よくよく考えると、何年か前に天理市トレイルセンターで出会った方だった 話し込めば、私も興味深く登る、奈良山岳会編集の、大和青垣の山々に載る山の縦走とか 何時かご一緒できればと話は長い。山の出会いの楽しさの一コマだ 周回コースの地形図はヤマレコにリンクします |
R169号から長岳寺に入れば田の中に天理市市営無料駐車場が有る 駐車場から長岳寺に向かい登れば、山門前にトレイルセンターとトイレが有ります 山門から入り、長岳寺に行かず正面突き当りを左に行けば、龍王山への道標が出ます 後は道成で、一つ目の石仏は小さな用水路の向こうに有りました 小さいが、彫りの深い石仏です 両脇は廃農園か、柿の木の畑、放棄小屋?等が有り、ボランティアさんの整備が有る道だ 先日、モミジウリの実を鑑定してもらったときに、スズメウリとカラスウリの対照的な蔓植物を教えてもらった 其の、スズメウリと出会う。嬉しいね 登山道横に小さな石仏が次々と出て、最後に特徴的な石仏が出る 道は荒れているようだが、風化した花崗岩らしく歩きにくいが滑りなど無く、登る楽しみが有る 穴の深い所や補修が必要な所は土嚢が置かれ補修されている 行政は階段で補修するが、、私は階段が大の苦手で、筋肉が笑い出しそうになった 最後に特徴的な石仏が出た。 |
登ってゆけば、道標が出て、長岳寺奥の院経由で山頂を目指す 奥の院までは道はやや生えこみ倒木も有る 横穴式の古墳は歴史を感じる 長岳寺奥の院の看板が出ればその上に人より大きな不動明王と石仏の名の書いた石が多く有る 深く意味は知らないが、このような所は雨乞の地点が多い 長岳寺奥の院も目的はそれだったのかな 奥の院から道が急に良くなる 下山コースからピストンで来る方が多い事からだろう 道標が出て、山頂に向かうがこれが階段また階段、足が痙攣しそうだ ( ´艸`) |
林道に突き上げ、車道から南城に向かう ここも、新しい階段に城郭の階段と汗を流す 南城跡には休憩設備が有り、奈良盆地の見晴や金剛山から葛城山、二上山と見晴らしは良い 忘れられたように、二等三角点、竜王山が有る 点の記は 二等三角点 竜王山 緯 34°33′41″.3614 東経 135°52′27″.8097 標高(m) 585.48 設置 明治34年11月16日 山名と龍王山と点名竜王山と字が違う所が面白いね 30分のロング休憩でお昼を楽しみ 南城に柳本龍王前から林道出合まで下る |
尾根越えで南城に行くも良いが、トイレ前から車道で向かった マダマダ熱中症用心の気温だ。無理を避ける 途中に史跡説明が有り、当時の武士たちは愛馬を大切にしていたのだろう説明が有った 城の説明もある その先から北城に入る 途中に城の構えの土塁や虎口門の説明が有った 土塁は敵の進入時に直線的ではなくジグザグに進むようにする土盛で、虎口とは敵の侵入をゆるすが、攻撃をしにくく有利に弓矢を仕掛ける事が出来る設計と言ったところか 当時の飛び道具の弓は、正面と左手は直ぐに対応できるが、右側は矢が撃ちにくい事まで考えている 流鏑馬(やぶさめ)も左側の的を撃つ事まで理解できる 山頂は北城だ 南城の倍は有ろう平地だ |
南城から引き返し萱生道に入るのがルールだろうが、最短で城跡を感じながらバリバリと下り、萱生道を掴む 登山口で出会った方が教えてくれた通りにマークが増えていたが、倒木も増えたように感じた 台風で小枝が積もり踏み跡は分かりにくい 一応、GPSで位置を確認したがぴったりだ 第一目標の大堀を目指す 続いて茶店跡だ フラットな道に成り下り始める左手に萱生道石仏の不動明王が有る |
道成に下る 道はハッキリするが時々は倒木を避けるようにマークが有る所は道を外さないように注意した 秋に近づいているのか、キノコが多く生える 倒木が増えれば尾根に逃げるが尾根も倒木で又道に下る とうとう倒木が行く手を遮るように出れば尾根を選んだ 直ぐに、農園跡最高部に出て一休みすれば、アララ、ダニ君が私にしがみついていた イカリジンをかけても離さない。 手で外した 道は草に隠れた 薄い踏み跡を探り下ってゆけば道が確認できる ヤット農道に成った萱生道に出た 石柱道標と石仏の分岐に出る 放棄農園は草やツルが生えこんでいた中にガガイモが花を咲かす 古い城跡を思わすような村中や神社前から、山辺の道に出て環濠集落から道標に従って長岳寺に向かう 山辺の道の案内は解りよい 日本の歴史を考えれば巻向山から大国見山付近までは素晴らしい歴史が詰まっているようだ 大和青垣の峰々に載る小さな低山は、夏場歩きに向かないが順次歩いてみたい 大汗もかいたが、長岳寺下の地蔵石仏を最後に今日も龍王山を楽しめた |
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