大峰、山上ヶ岳 レンゲ谷を下る 2023/09/19 単独 |
久々に大峰山寺を参詣した 膝故障から回復しつつあるが、階段登りと傾斜の有る段差の下りは上手く曲がらない足の負担が大きい 大峰山の参詣道は長年の痛みから、登りの多くは階段に成り、私の苦手な山に成り足が遠のいていた 何時まで山に挑戦できるかは不明だが、大峰山寺の参詣は今日が最後かもと思いつつ汗を流した |
出足は遅い 9時30分に清浄大橋から取付くが、橋の付近には、ハガクレツリブネソウとイヌトウバナ、アカバナゲンノショウコ等花が多い 女性を制限する大峰山だ。女性の代わりに花が咲くのだろうか 参道に花が出ればパチリと写しながらビスタリーと登る 小さな花は写りが悪い ピント合わせに時間がかかる我が携帯、今日も写真は悪い 清浄大橋、イヌトウバナ、ゲンノショウコ、アキチョウジ等が咲いていた 登り始めから段差が有り、昔の道に入ろうとしたがそれは直ぐに無くなっていた 一の世茶屋が取り壊されて古いが、茶屋の地点にあるお堂の行者像が消えて久しい 何処に行ったのか、まだお帰りでは無かった 道成に登る 痛みが無いようだが、長い時間の参詣道は痛みは無いとは言えないし、ここ数年の豪雨に耐えていると言う感じだ 浮き出た杉の根は年々大きく感じる 一本松茶屋は茶店営業は無い休息設備の小屋に成っている 参詣道唯一の水場は、行者のお助け水だ ずいぶん昔から様子は変わらないが、水は別谷から引き込んでいる 洞辻茶屋迄20から40分と表記の差が大きい 最近駆け上がる方も増えている 私も30歳代は1時間31分が最速だった 今は倍の時間でも登り切れない 45年前の事だが懐かしい 2少年遭難の碑に手を合わせフー、あと一息で休憩だ |
洞辻茶屋は大きな小屋で、吉野方面との分岐だ 今日も五番関から取付こうかとも思ったが、コースはピストンいなる ピストンを好まない私だ 洞辻茶屋の中には有名人が登られた跡が残る 外に出れば鐘掛岩が望めるようになる |
今日も登山者は少ない 戸閉までは近い それにしても少ない ナナカマドが少し色づき、少しの間だが歩き良い 冬なら吹き溜まる所で尾根越えにコースを取る所だ 陀羅尼助小屋の冬季は小屋内が雪に埋もれ通るのが難しい時もある そんなときもこの小屋に助けられた事も有り、参詣者は良く休憩する小屋だ 小屋を出ると、トリカブトが急に多く咲き出していた 直ぐに松清小屋が出る 壁にペンキを塗っていた この小屋の営業率は高い トリカブトはピンボケだ ここから油こぼしの鎖場まで階段で登る 私の足はガクガクと音を出すように震える 鎖場に出る 二つの鎖場が有る 登り切れば鐘掛け岩だ 鎖を必要なほどでもないが、登山者ばかりではない 山は大峰山詣でのみの人々も多い 私は肩を痛めて手があがらない 鎖にぶら下がれるか試す目的も有った 今は無理なようで、お腹前に鎖を持つようにした 鐘掛岩はもちろんパスをするが、ここで食事中の方とロング話で大休憩をした 又、この岩からリンドウの花が岩場に多く咲く 鐘掛け岩前の展望台から大天井岳を見る |
鐘掛岩を回り込み歩き良い道から、お亀石、西の覗を見て登る 途中に大台ケ原を国立公園にと努力した大台、大峰の父岸田日出夫の記念碑が出る ウチワバジュウモンジソウが岩の隙間に咲いていた ここから先の階段も心臓やぶりでいつも大汗なショウタンだが、大峰山寺への境内にと登る 両サイドには、宿坊が有るが泊りなどないようだ あれだけ賑わった山なのに?? とにかく大峰山寺に着いた 参詣を済ませ、山頂の湧出岩の一等三角点をタッチする 一等三角点 点名 大峰山上 北緯 34°15′08″.6056 東経 135°56′27″.8083 標高(m) 1719.39 所在地 奈良県吉野郡天川村大字洞川字神童子 所有 洞川財産区 選点 明治20年9月 旧埋標 明治20年11月01日 柱石長0.83m 笹原で行動食を食べてレンゲ辻に向かう |
尾根は笹が生えこみ足元注意の所や痩せ尾根、階段、小さな鎖場などが有る 少し面白い所です 五番関付近はトリカブトが咲く 急傾斜の道をクネクネと下る 冬なら下りよい程度の雪が有る所だ 道の状態は決して良くない 年々痛みが出るようで、古い印と新しい印が混ざり少しややこしい 落石を起こさない事と 足のねん挫などには油断なく下ろう 途中で小雨が降りだし、岩が濡れて靴が滑りが出だした 途中で転んでアララ、でした 多くの写真を撮ることも出来ず下った |
レンゲ辻登山口は林道終点に有る 結界門はレンゲ辻だが、登山口にウンチクが書かれているが、ジェンダーの意識はない ただ宗教的な意味等と書かれているが、時代から見て少し遅れているように感じる 批判ではない、私の考えだ 林道沿いに咲く野草は可愛い アケボノソウとハガクレツリフネソウが多く咲き、最後の林道歩きも楽しかった |
戻る |