龍門山、旧ハイキングコース踏査と倒木処理
2023/12/28
単独



少しややこしいと思いますが龍門山の旧ハイキング道と付近図です
特に廃道と成った青地谷コースや西部に有った周回路と勝神コースの一部です
青地谷からのコースは取付きは道が消えていますが、周回コースの有った道は残っていました
再整備を望みたい所ですが希望も薄く、動物道としておくにはとてももったいない
熟達者やバリエーション好きな方達が通られれば道は残ると確信します
むやみに山肌を歩くのではなく、作られたコースが残っています
今年は辰年で竜神様のおわす龍門山💦、を楽しみませんか

三つの探索ルートを歩いたヤマレコの記事にリンクしておきます

一回目 龍門山、青地谷、勝神コース踏査 

二回目 龍門山、青地谷廃コース踏査

三回目 龍門山廃道倒木の撤去と踏査

地形図を載せるために三回目のヤマレコ記事を埋め込みます



辰年に思いをはせて
2024年(R6) の辰年は紀ノ川市に有る和歌山の有名山、龍門山に登られる方は多いと期待する
歴史的にも龍門城や飯盛山城など古城跡や古戦場等、又は春から秋には山野草や昆虫、特にギフチョウなどが住む龍門山、
磁力を持つ磁石岩、蛇紋岩の巨石の有る明神岩、南には権現の滝、見どころも多く、冬場には飯盛山、龍門山の縦走も楽しいだろう
トレランの健脚者たちは、麻生津道から麻生津峠、飯盛山、龍門山、勝神峠を廻れば良いトレーニングに成る事は請け合いだ
そんな事を思いながら、龍門山の忘れられそうな道を踏査して、巨木の倒木などを少し撤去してみた


  

龍門山の青地谷コースは廃道で静かに藪に消えかけていたが、WEBの中にその存在が有った
私もその記事に刺激を受け、辰年には登る方が多ければ又復活するだろうと、期待して踏査をしてみた

青地谷は、南北朝時代の古戦場の後で青地山で戦った。
北朝の勝利として歴史は刻んだが、南朝の戦士は今も地元の山にその名を残しコノ龍門山の山肌に戦士の碑なども有る
そんな山肌に新しくハイキング道を整備してコースとしていたが、ついに廃道と成った

今日は登りよいコースでと、青地谷付近の凸地に車を止め旧ハイキング道を目指した
車は小さな車なら凸地に止めることも出来るが、生活道です十分に注意が要る
青地谷登山口には青地大師と不動明王が祀られている

青地谷登山口はグーグルにリンクします
青地谷から100m程下れば右手に農道が登る
  
農道終点付近から中央登山口が見える ↑

笹の刈り取り道の様子↓

 


この農道を登り切る所が少し生えこんで道通りには通れない

只、中央登山口との間の道は、10m程笹が刈り取られ中央登山口に行く事が出来る

帰りは中央登山口から、この地点まで歩いてみた
中央登山口付近は生えこみの感も有るが、中ほどは状態は良い
笹の刈り取りが無ければ10m程度は猛烈ブッシュだったろう

 
肝心の踏査コースへの道は地図通り行けない猛烈に生えこんでいる
登って行き、正面の小さな畑道らしい所を登ると廃農園の一番下を右手に行けば道が出る
小さいが黄色テープでマークは打った
 
青地谷コースはこの林道に突き上げる
今回は農道を利用して登った

この林道コースの30~40mが倒木がブッシュを作っていた
ススキは動物が隙間を作るが倒木に絡む茨が邪魔をしていた
巨大な松の倒木撤去に時間をかけた

  

青地谷から登ればK12の道標が有るところ付近だ
この林道の終点付近から古道に登るのが旧コースだ

旧コースを登ればその途中にK10とK9の道標が出る
K9番が南北朝戦史の戦没の碑が有る所です
 

 
K8 道標に突き上げれば道は林道風になり、地形図は破線を尾根中央に書く
尾根中央の破線道も薄く残るが、広い道に道標が道を記す
  

広い道を倒木や小枝、実生の雑木等の枝を払いながら登る
整備時代に休憩所?か展望台としてのこった小屋が出るが、道より上に有り見のがしやすい
小屋の写真だけを写し登れば、少し大きな倒木に出会い二ヶ所撤去した

 

途中に中央登山口と結ぶ遊歩道的な整備道が有った出口前を通る

今も時にはハイカーが通るようだが、中央登山道には行きどまりの表記が有る


小屋の写真だけを写し登れば、少し大きな倒木に出会い二ヶ所撤去した
 

笹が生えこみかけている所は刈り取りたいところだが体力が切れた
ほんの少し払いのけたのみだ

その上にK6番道標が有り、その先、ゲートさきの倒木を撤去するがここで体力が切れた

   
K6まで引き返し道標裏の小道を中央登山道に向かう
テープ類が見られた
 

明神岩の近くに出る
明神岩に行き少し景色を楽しんだ
  
中央登山道を下る
途中にキクラゲが有るはずと目を凝らして下る

 

この道標の行きどまり方向には、古い整備跡が残る。
そのまま行けばハングライダーテイクオフの勝神コース登山口に出る

キクラゲは出ていなかったが最大級の大きさのヒラタケが、オー、ヒラタケと言ってしまう大きさのンが有った
 

リュックに詰めて欲張った

キノコ類は自己責任の食用だ
マア、間違いは有るかもの代物だが、これは間違わない
帰って、和歌山のキャンプ用の味付けふりかけ、ほりにしにを振りかけ、醤油を一滴たらし、チーズを乗せホイル焼きで食べた
ビールが美味い酒は美味い、ヒラタケは香るしマタマタ吞みすぎた


中央登山口に下り
登山農道とつながった道を歩くがこれが初めてだ
中央登山口

見た目は生えこんでいるが、通るに問題はないし少し歩けば道はルンルン
人工的に感じる小穴から水が落ちる

  
 
途中に倒木が出たが通るに問題はない
撤去はしない
その先で農道に出合った
 

景色を楽しみ農道から車道に下り車まで一登り

辰年は何度か登ってみたい龍門山
今日もルート踏査と倒木撤去は楽しかった

 
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