飯盛山から烏峰と古道踏査 2024/03/16 二人 ヤマレコ地図うめ込み 和歌山県紀の川市の飯盛山から尾根を南の烏峰に下り、烏峰から山の南と北を結んでいた古道を探った 今も紀ノ川付近から山越えの集落、鞆渕付近に行くには大きく回り込むか、山を越える方法しか道は無い トンネルなら直ぐに行けるルートだが、人口密度は低く期待はできないだろう 今も、高野山から西に延びるこの山脈を超える集落は秘境の感が強い その南北を超える古道は幾つかあるが、徒歩時代のカタチを其のまま残すのは、 桂峠越えと 神路谷越えの道、田代峠越えなどが有る 今回初めて桂峠越えの南側を少しだけ踏査してみた。 |
春に入る手前の時期は天気も不安定で昨日は雪が今日は無風の高温と気温変化が体調を崩す 少しぐらい不調でも、山を歩けば花粉も気にせず体調は調子があがる ご近所さんが、暇が有るようだと感じ二人が共通の古道踏査に思いをはせる桂峠越えの道を少し歩いた ご近所Kさんと乗り合わせ、麻生津峠(高野参詣道旧道)から尾根中央の悪路をマイカーで葛城山城(模擬城)(宗教団体管理)側に入る 車は城て前の凸地に路駐して飯盛山を目指す 路駐点にも有ったが、新しい道標が出来ていた 飯盛山登り口や山頂手前、山頂と出来、裏に、この字を書いたロゴが有った 山と読ますのだろうか 山頂手前の道標に石垣の方向を記すがこれが分からず最後まで探せなかった 山頂は綺麗になりしばし付近の石垣を探すが無い 計画コースの南側尾根を烏峰まで下る 山頂からコンパスも取らず、尾根が続くと勝手に下りこみ、林道が下に出てその先から尾根に入るつもりが少しづれていた アラ、尾根が無い、そんなところで尾根からコンパスを取って方向を確かめれば、コンパスは左方面を指す 尾根を外しかけていた (;^_^A 尾根を掴んで後は解りよい測量された尾根だ 地形図では尾根は曲がらないが、途中で尾根が曲がった感じに成る所が有る 地形図ではくみ取りにくいが、歩く方向と思う方向に尾根が有る アレレ、周りの地形からここだろうと思う地点を中心にコンパスを取ると思い切り右を差す あらら、地形を見てここだろうで、少し引き返してコンパスを取れば、方向は地形図と合った 侮りは怖い 桂峠からの古道越えは注意すればわかります |
地図を正置して付近を見れば地図と地形が有った ひと登りで山頂かと早合点すれば、小さなコルに下り登り返すその上が烏峰だ 小さなピークは日当たりも良く、すこし汗ばむ気温だ 現場で慌てて書いたのだろう 烏が鳥に成り、アララ 鳥峰の看板が出た 烏が何処かに消えたようだ WW 元来た道側に少し下り、倒木で昼ご飯を食べてワイワイ 食後、ほんの少しの登り返しもイヤなので谷くだりが楽かなと、谷に方向を取れば、谷は怖いもので5m程度抜けた跡が有り、コースは尾根に修正した 小さな倒木も有ったが、下るに問題はない 尾根先も道に削られていなくてほぼ道と平だ やれやっレ、目的の古道を掴んだ |
古道は本当に常態良く残り、測量もされている 倒木もいくつか出るが、跨いで通る物や潜る所など有るが、切り取れば時間が無い 問題なく通れると判断した、あまりにもよい道だ、今日歩いた部分くらいは整備をしたいと思うコースだった 606の測量点はと探していると、道が分岐する よく見れば地形図も道は分岐しないが、すぐそこまで描く道が有る ここだと地図を見せ合い、一度GPSで現在地を探った ぴんぽーん その先に丸い石が有り覗き込めばそれは石の道標だった 古道の証が出て、マタマタ 鞆渕の八幡神社のコースが歩きたくなった 少し前に、尾根道で花折れ地蔵から下れると聞いた事が有る この道と繋いでみるのも面白いだろう 直ぐ絵が尾根芯で、峠を越えて桂峠に向かう |
幾つか倒木は出るが、未整備古道としては良い方だ ヤマレコには通行跡は載らないが、記事ではいくつか出るコースだ これは通れないと思う倒木は無く、跨ぐ、潜るで通行は可能だ 一ヶ所、生木が倒れている所は小枝を切り取った もう少し大きな鋸なら撤去は出来た 谷の曲がりはまだ流された処は無いが、大雨なら分からないが、道より上はそんなに高くない 少々の雨でも鉄砲水にはならないだろう あと50mは広い谷の東側に道が有る 左手谷は水が溜まりぬかるむところも有った 向こうに道標が見えるくらいの位置まで来て、道上の木苺が邪魔をした グローブを指さずにハサミで切り取ろうとしたが、棘が刺さった もういいかと、軟らかそうな広い谷を横切って道標に向かった |
龍門山、飯盛山縦走路に真新しい道標が出きている これが示す旧道を登るとKさんが言う 彼女の所属会がその旧道を整備したそうな 一登りは汗が出たが、登りよい 自然と新道に出て、又新旧道を書いた道標が出た 私は新道(ゆるやか)旧道はKさん、出合を決めて別れたが、少し旧道が早そうだ 距離は短い |
申し合わせた位置に行けば、Kさんがいた ここからは二人で登るが、もう私の足は老人そのものでビスタリーと動かない 飯盛山山頂に出て、再度石積みを探すが分からない ユックリと林道に下り、野草の花を探しながらユックリと車に帰った |
総時間4時間20分でした 戻る |