竜王山に登ろうイベント
2024/04/13
参加者多数 



ヤマレコ埋め込み



天理市山辺の道トレイルセンター主催の竜王山に登ろうイベントに初めて参加しました
キッカケはトレイルセンターで出会った、しまもとすえみさんのお誘いです
彼女は30年をかけて竜王山に2000回近く登っている方でです
登山は、マイナーコースやバリエーションをこなし明るい楽しい方です
自己紹介は土佐のはちきんで すとの事、少々の事では凹まないようです
私の苦手な階段もスイスイ登る姿に流石はちきんと拍手を送りたい気持ちになった
天理山辺の道トレイルセンターで受付を済まし、参加者が各々竜王山を目差し、下山報告をすると言うシンプルかつ自由なイベントです
コースも自由です。
初心者や経験のない方はサポートが有るようでした 
しまもとさんと二人でマイナーなコースを登る予定でしたが、詳しくは分かりませんがもう一人の女性も同行する事になりました
トレイルセンターから山辺の道に下り直ぐに登山コースに入ります。
上長岡コースと登山道の名を知りました

  

初めての道標から東に直登します
登山道道標は有りません
一度下ってきた経験のある登山道でした

  

花の大好きなしまもとさんは野の花を目ざとく見付けます
ミツバアケビにアケビ、アケビより美味しいムベの花が絡み合って咲いています
直ぐ先にはタラの芽が、そしてヤマグミがと山野草も目ざとく見付ける

 
イヨイヨ山道に入ります
竜王山は山城で有名ですが、山域には神域が多く山そのものも古墳が沢山あります
巨大墳墓の歴史は分かりますが、小さな古墳は古墳と言う事しか分からないようです
写真の所から、踏み跡程度の小道に入ります

  

踏み跡レベルの道に成り道にはトレイルセンターの方がテープを追加してくれていますが、まだまだ未整備でした
不思議な竹が一列に並んで生えているところに出ます
植林内は道はハッキリしませんが、踏み跡を登りました
道がハッキリしだせば、所々に古墳が感じられだします

  

少し大きな膨らみに登るとそこは古墳の上でした
明日香の石舞台を思い出すように石室は浮き出ていました
上の蓋石と思われる石が入り口下に二個転がっています
中に入りました
上は土が無いような状態でした

 

竜王山古墳群の調査はこの古墳からはじまった事を示す測量点が有りました

今の技術でもこの山頂に古墳を作り石を人力で持ち上げるには不可能に感じる巨石です
コロであげた事は確かでも、細い尾根に急傾斜、引き上げたロープなどは何で作られたのか、考えればロマンですよね
 
この古墳から上には古墳は感じられずでしたが何処かに有るのでしょうね
尾根は段々と険しくなりだしました
巨大な山桜に小さなウグイスカグラの花が非対称で面白かった

  

下るときに間違いかけた尾根分岐だと思い出し、急傾斜を登り切れば、長岳寺コースに出会います
この出会いは長岳寺コースからは分かりにい、長岳寺コースの道は2m程度掘れ込んでいます

案外早く着いた。と感じた
下から、トレイルセンターのリーダーが、竜王山を初めて登山??の方達とご一緒に登られてきたのとピッタリの出合たです

  

トイレ横の車道に出るまでの階段が大嫌いな私です(;^ω^)
しまもとさんに続くが、只の坂道を登るようにスイスイと登られる
出合で一呼吸入れて、藤井竜王社前から北城に向かいます
後少しの階段にこれまた汗を流す

  

山頂までは道標が有り道は良く踏まれ古城を感じる
晴れた日は流石古城、大和平野の見晴や、大和の山々が見晴らせ誰でもカメラを向けたくなるでしょう
只、山頂の二等三角点、竜王山は見向く人は少ないです
日本国土の測量の基本点、三角点石が有ります
データーを載せておきます
国土地理院はデーターは公表しています
等級種別 二等三角点
基準点名 竜王山
北緯 34°33′41″.3614
東経 135°52′27″.8097
標高(m) 585.48
 
山頂で行動食を取るでしたが、結果は昼食タイムに成りました

笠そば方面の北に下り、分岐から下りコースに入って行きます
山頂下を巻く道ですが、通行は少なく倒木と石が転がり苔が生えワイルドでした

  
 
尾根に入る分岐は難しいでしょう
過去に穴師山から二回とトレイルセンターから一回登ったが、下りは初めてです
単独なら、ここでコンパスや地形図、GPSと確認に時間をかけたと思う所です

  

ここに来れば放置モトクロスバイクを探しますが、今日は簡単に見つかった
ここを過ぎて、一本松までは倒木が多く踏み跡も少しややこしいかも?
一本松の桜を過ぎてから、穴師山分岐地点を記憶から探すが、少しややこしい
ジックリと地形図を見る事が出来ずいい加減に下った

  

一本松(大きな桜の所)先で竜王山古墳群に下る分岐が有ります
大きなマークに古墳群と書かれています
指さす写真

 
幾つかのピーク上の所に古墳が有ります
目的の古墳は、竜王山古墳群の唯一の前方後円墳です
石室の入り口を見のがしたり、ピークを越えたりして気づかない事も有るかもしれません
入り口は半分土に埋もれ人の出入りは摺り入る程度の高さです

  

リーダーは石室内に入ることを進めて下さり、入って見ました

中はコウモリが住みついていましたが、石は安定している
広さは相当大きく安心して見る事は出来ますが、携帯のライトを照らさないと目では見えませんでした

   
ヤブコウジの実が綺麗でしたが、もう少し色があせだしていると言うしまもとさん。一枚写真を写した
 
尾根が細く成ったり急傾斜になったりと少し厳しいが、危険はないだろう
右手下に渋谷コースと言うのでしょうか、竜王山に登るコースが見えている
険しい斜面下にも古墳の石室が有った
  

尾根端まで行けばスマートに林道に出れるが、急傾斜の小道を下った
渋谷町まで黒実線の道を下る



途中から振り返れば新緑が萌える山に感動する女性たち

私もついカメラを向けてしまう

  

ヤワゲフウロが道沿いに群生する

溜池の横も古墳のようだ

更に下って振り向けば、大昔がこのような景色だったのかもと新緑が萌え美しい

  
山辺の道に入りトレイルセンターに向かう
インバウンドの方達が目立ちだした

途中のトイレで休息をとる
櫛山古墳 、崇神天皇陵と近づくに桜が満開で美しい
普通に聞こえたコンニチハの挨拶は桜の無い国の方達のようでインバウンドの旅行者だろう
挨拶が忙しい ( ´艸`)
途中の歌碑に有る、弓月が岳の位置は、地元の方達は巻向山の東のピーク、東巻向山としていると聞いた


歌にかかれる山の位置の特定は難しそうだ

  

トレイルセンターに下山を届けた
沢山の種類の飲み物がトレイルセンターからふるまわれる
会費がいるのだろうと尋ねると、いらないと言う
このような会いは初めての経験だ
アイスコーヒーを頂いた
今日一番のトレイルセンターのしだれ櫻の下で、花びらでも落ちてこないかとコップをかざすが上手くいかない

瀧本さん缶バッチ頂きましたかと、スタッフが訪ねて下さる
至れり尽くせりの竜王山に登ろうのイベントだ
次回は8月11日山の日に有ると言う
又参加してみたい


スタッフの皆様有難うございました
同行くださった出合の女性の方、私のページに行きあたってくださったのでしょうか
又、大和の歴史や神話、饒速日や梵字教えていただきたいです
本当にありがとうございました
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