巨勢丘陵
巨勢山古墳群の朝町山(三角点、谷山)
2024/05/14
単独



磁気嵐により軌跡は狂いました
もし深山で磁気嵐に合えばGPSは大きく狂うだろう
登山には紙地図の地形図とコンパスを持ち、その使い方を知るのが登山の基本中の基本です
GPSが大きく狂った地形図軌跡です。携帯電波が受信出来る所であればある程度は現在地は把握できます
GPSが壊れたと思うほど軌跡が乱れれば、機内モードをoffにしてみれば補正が有るかもです

ヤマレコ
ショウタンの山は楽しいにリンク
 
奈良山岳会編集の本に大和青垣の山々が有る
其の中にある巨勢山のページに載る三つの山を訪ねている
今回は、巨勢山古墳群の三角点、谷山は山名、朝町山と知り登った



地形図が載らない本から山を割り出すのには難しい所も有るが、その山を目指して登ればほぼ確定できる
本の写真のお堂も、巨勢山唐笠山も行きあたったが唐笠山の記す330ⅿ位置には磐座が無く
摩崖仏の322ⅿと位置の読み違いと推測した。巨勢山は地形がハッキリと有300m位置は掴みよい
今回の朝町山は三角点、谷山が有る所から場所特定は簡単だった
只、古墳上に有る三角点で朝町山は山域の呼び方ではなかろうかなどと推測している
何にしても、山を探すことは楽しい

また今回の巨勢山古墳群の歩きに磁気嵐の経験が出来、地形図の大切さと、コンパスの有り難さが身に染みた
記事は巨勢古墳群歩きです

車はスーパー、オークワさんの片隅に置かせていただいた
先ず宮山古墳を訪ねた

  

オークワ北の車道から上の写真の未舗装道から室の宮山古墳を訪ねた
室の町中を歩けば、それは武家屋敷にタイムスリップしたようで、土塀や門構えの家が続き驚いた
広い車道の出合に、愛宕神社のお堂と地蔵が祀られ意味が有りそうだった
  

宮山古墳方向に歩けば道標が出た
古墳の下に八幡神社が有り、本殿横から古墳に登る階段が有る

  

地形図は宮山古墳だが、現場では室宮山古墳と地名が書かれていた

古墳は常態良く保存が有ったようで貴重な古墳だそうな
  

町中は綺麗で本当に武家屋敷のような室地区、笛吹神社への取付きは何処だろうと眺める
葛城市にも笛吹神社が有るそうで、葛木坐火雷神社、かつらきにいますほのいかづちじんじゃ と言うそうな
今回訪ねたのは御所市條545の山裾に有る小さな社の神社だ
 

ご祭神をググれば、天津日子番能邇邇芸能命とあまつひこほのににぎのみことと出た
マア読んでも理解できない。( ;∀;)

小さな神殿だが手入れが良く美しい
只、取付きが分かりずらいが地形図を読めば道が有る
私は取付き違いからバリバリと雑木の中を歩いた

サア、巨勢古墳群に登ろうと笛吹神社から行きかけるが、道が有るようでない
農作業の方に訪ねて尾根先の道に出た
取付きは郵便局前の小道から入ればスマートだ

 
磁気嵐が巨大だったようで、載せている地図軌跡はメチャメチャです
私はガーミンから始まり現在のヤマレコGPS迄長年経験は有るが、これほど開けた位置で、軌跡が飛んだのは初めてです
設定は高密度、機内モードの設定です

登山道を掴み登る
道は残り解り良い登りで、各古墳にはラミネートで番号が打たれ大きさが書かれている
  

場所確定はしていないが、小さなものから大きなものと、あまりにも数が多い

登山道にギンランや エノキトマリバエノムシコブなどが有った

  

道成に登ってゆく
道が分岐する所で現在地確認をGPSを見れば、アララ携帯が壊れたと少し焦った
  

道も解りよい
方向は地図からわかるが、一応道に合わせて正置した
コンパスは方向を示した
これで間違い無く行けるだろうとまず安心だ
次々と古墳番号が出る
古墳を巻くように道は有るが、巻かれるテープは古墳を超える
古墳を超えるたびに方向を確認して行く
GPSを見れば少し位置がずれる

  

これが古墳と思う物や石室が落ちたものなど有る
よく見れば、ピークが保たれる円墳や方墳の中央に凹みがある
木棺が多いのか、石棺ならそお凹んだものばかりではないだろうなどと思いながら歩いた

三角点 谷山は114古墳の真上だ 
等級種別 三等三角点
基準点名 谷山
北緯 34°25′58″.9573
東経 135°43′55″.4552
標高(m) 286.06
所在地は三町の接点らしく
御所市室1108、御所市西寺田544、そして山名の御所市朝町1424-4と三カ所の接点のようだ

大和青垣の山に記される朝町山を記して残してみた

 

少し方向取りに注意がいった
ピークを超えればテープが方向を示してくれる
どれもが古墳で下るに滑りが出そうな傾斜だ

今日のコースで唯一石室が有る323号墳までいくつも古墳が出る
又やせ尾根の下りは少し注意のいる傾斜だった 

  

  
323号墳のラミネート案内が無ければ行き過ごしそうだった
石室が見えるのはこの古墳だけだそうです
奥行きは無いが天上石が一枚無いようで波板で蓋をしていた
最奥の石室は美しいが、状態から長く入る気はなかった

ここからの下りはやや傾斜が有り、通常の現在墓地が出るまで油断なく下った

  
六地蔵が出た
車道を歩きオークワに向かう

葛城山と金剛山が美しく見えた

  
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