金山谷北尾根から観音峰山
2024/05/18
炉端山友会にて

 

炉端山友会の会員のJさんが旅たちJさんがリーダーを務めたコースを登りました
Jさんは京女大のワンゲルでならした履歴の持ち主で、ブッシュ、岩コース、沢とジャンルをいとわず例会に参加した
私も、Jさんとは色々と歩き思い出も多く、最高の笑顔が苦しいコースも忘れさせてくれる人でした
このコースは、Jさんと仲間3人で開いたコースで、バリエーションです
許可されたコースでは有りませんが、杣道も有ります。登り一片のコースで体力の少ない私には大汗コースです
でも、初めて歩いたころより何やら楽しく思えるコースに成っています


 観音峰山登山口に車をデポして、みたらい渓谷遊歩道に入ります

今のコースではなかった頃の観音峰登山口バス停は洞川の黒いゲートの下に変わっていました
ワイワイと遊歩道から取付く尾根先を探ります
最初の時は金山谷側から直接尾根に散りつきましたが、Jさんがリーダーを務めた取付きは、南谷北尾根先の岩の隙間から、金山谷北尾根に
谷越えで取付いてゆくコースです
一見岩で行けるのかと思いますが、杣道はそこからはじまっていました
流石Jさんです
 

金山谷北尾根の尾根芯に立てば、後は直登の単純登山です
単純なままでは面白くないものだが、急傾斜がつづけば現在地を知りたいものです
その現在地が地形図からは難しい尾根です
私はその時の標高差100mを15分とみて推測すれば略その位置でした

  
金山谷北尾根は植林内の単純コースですが、蛇嵓尾根に突き上げる手前標高差30m程度は石灰岩が重なったゴロ岩の尾根です
苔むし美しいのですが、積み重なった岩は固定されていますが、ヤハリ落石は注意です

岩の最後は直登できず、西側を巻きますが、問題は有りません


主尾根に出れば、ヤハリ石灰岩です

その先に山芍薬が咲く石灰岩帯にでます
そこが蛇のグラと言う場所に成ります
  

蛇のグラ周辺は山芍薬が岩の間から芽を出す
鹿が天敵ですが盗掘のできない所で当たり年なら美しい所です

三ツ塚に向かいます
向かう途中の小岩のピーク付近も芍薬は咲く
  

植林内を登り私がランドマークにしている古木が出れば、法力峠の道には近い

道に出て三塚に向かう
三塚は道標など三塚の物は無い


   

三塚で食事休憩でしたが、地元の方と出合いアララでした
蛇のグラを下ると言う
ユックリと観音峰山の三角点位置に下る
思ったより長く感じた
三角点周りでJさんの慰霊をして展望台に下る

  


秋も綺麗だが新緑は更に綺麗だ
天気も良く登山者が多い

途中に二本の林道が横切る

レンゲツツジが咲美しい

   
展望台の赤ヤマシャクヤクはまだまだ早いとか
新芽が有ったが、幹は小さく今年は開花が少ないかもと言う仲間
山を眺の休憩だ

下りに、観音窟に行った事が無い仲間がいて観音窟に登り返した
私も10年ぶりかも知れない程久々だ


洞窟の中には、お不動様と役行者、右奥に観音様らしいものが見えたが確認は出来ていない

観音平で一休みだ
  クルマグラ?

途中の鉱山跡に寄る
私の聞く所は、磁鉄鉱が取れそれをケーブルカーで五條まで運んだとか
付近で、磁鉄鉱の欠片を拾ってコンパスに近づければ、わずかだが磁針が動いた

  

右端はケーブルカーの跡
オーバーユースの観音峰山登山道の階段は痛みが有る
私はユックリと下山した
途中の観音水を頂き持ち帰った
また紅シャクヤクが咲くころに来てみたい気がした
今日も平均年齢をあげてしまい、時間を掛けた
 

又すぐにコアジサイが咲くだろう

今日も楽しい登山だった。
戻る