巻向山と埴土山、初瀬山、ダンノダイラ 2024/06/05 4人 奈良の桜井市から天理市に掛けては歴史は神話の世界にまで遡る ショウタンにはとても理解しかねない世界だが、何度も登れば少しは理解できるようだ 今回は、少しは聞きかじった事を書きながらロマンを感じてみよう 本来なら、桜井市の出雲からダンノダイラに登り各コースを廻るのが良いのだが 帰宅に時間指定が有り、コースは少し短く設定したが、それでも余裕が生まれ 竜王山に、ムヨウランを見に行く事が出来た。文明の力は地球も小さくしてしまったようだ ムヨウラン |
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和歌山と天理市の仲間は大神神社の大鳥居下の 第二駐車場に集合して、乗り合わせて奥不動真言律宗の寺の駐車場に向かう 車では通常の二輪駆動車では入って後悔するかもしれません グーグルのクチコミなど読めばJAFも来れない道なんて書いています 私は二輪駆動のクロスビーですが、はい登れました 奥不動寺の駐車場に止めて白山に登る 白山は花崗岩が風化した白い山肌です。 ピークは尾根伝いで登るルートの測量点468m地点とされています 尾根伝いで登れば、巻向山から伸びる尾根に出ます この尾根の最高点を、巻向山本峰とされています 巻向山の位置は現在は、三角点巻向山がのる地点がピークとされていますが、万葉集や穴師神社に残る古書からは 巻向山本峰のピークではないかと。推測されています 三角点位置は、元穴師神社が有った所で、弓月ヶ岳と呼ばれていたそうな 痛足河河浪立奴巻目之由槻我高仁雲居立良志 あなしがはかはなみたちぬまきむくのゆつきがたけにくもゐたつらし 足匹之山河之瀬之響苗尓弓月高雲立渡 あしひきのやまがはのせのなるなえにゆつきがたけにくもたちわたる 柿本人麻呂 マア地図も無かった時代の事です 巻向山本峰には縦走路が出来ていますが、倒木も多いですし踏み跡はマダマダ薄いです |
巻向山本峰から東に引き返す 途中にこの峰が賑やかだったころ、奈良大学のワンゲルがコースを開いていたころの道標が残る 林道まで出て先に、埴土山に向かう 林道を歩けば放棄自動車や白石の神域など見ながら分岐が出る所で左に入り、その先で右に入ると埴土山が出る 白石の神域は意味不明ですが、夏至の大平では無いかとの説も有るそうだ その先で左でその先で右だ 埴土山は山を想像するピークではなく平地です この山域を埴土山とする地名ではないかと想像する」ショウタンだ 古墳の埴輪や出雲人形の土を取った所ではなんて思う土質だ 引き返し高山神社に行くも良いが、バリバリと谷に下りいい加減に道を見ながら高山神社に行く ショウタン、コースが違うとすかさずコースを読むsunaoさん (;^ω^) で林道に出て下れば高山神社の鳥居が出る |
高山神社の拝殿で休憩して、初瀬山に向かう 過去のルートは谷から行ったが、指定ハイキング道が尾根に有ることを、同行のsuemiさんに教えてっもらう 少し引き返し尾根に入る 道標テープは無い 尾根は足にやさしい尾根で、谷道とは比べ物にならない快適さだ ヤマレコの巻向山分岐には凄い状態でテープが巻かれていた スマートに道標が有ればいいのだが 初瀬山に向かう 小さな尾根を登ればそこに初瀬山ピークが出る 初瀬山に幾つかあった山名板が消えている 長谷寺方面から回り込んで、来た道を引き返す 巻向山への道で米粒より小さなミズタビラコの花を写すと言う女性たち 私もここぞと頑張って写してみた ミズタビラコとツルアリドウシ 道標から巻向山に向かう 林道から150m程度だ |
巻向山は弓月ヶ岳か、柿本人麻呂に聞かなければ分からない世界だ 地図も無い時代だ 巻向山のトンボソウを写してみるがヤハリピントが合わない ダンノダイラに向かう 分かりにくかった分岐はテープが濃い 記憶のテレビ共聴システムタワーに向かう 急坂を下り切ればダンノダイラです その急坂に、出雲の十二柱神社のご神体だったと言う磐座が出る 岩を神とする信仰は多い 下の平らな所がダンノダイラで出雲族の住居跡らしい この山中の上部に豊かに水が有ったそうな 天壇と言う小さな盛り上がりは今も確認できるが、それが何かはわかっていないようだ ダンノダイラに有る説明書きを載せておきます 天壇か |
奥不動に下る 尾根通しで三輪山山頂に行けるが、神域と有り通行を禁止している 花の写真の話から、竜王山にムヨウラン(無葉蘭)が 咲いていると言う 気分は、竜王山だ 奥不動から車で藤井経由で竜王山駐車場に向かう |
ムヨウランの花も米粒のように小さい これにピントを合わせて写すのはメチャ難しい 先ず姿勢だ ヤット写せたムヨウランの花 今年は辰年、竜王山には水神様の多い山だ 水害や水不足に御利益が有ると言う、龍神様だが私達にはムヨウランを教えてくれた \(^o^)/ |
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