白屋岳とコアジサイ
2024/06/14
3人



コアジサイの満開時期は花の色の可憐さに加え香が良い
群生地は彼方此方に有るが、手軽に見れる所は少ない
川上村の白屋岳の足の郷越は車でも行ける手軽な場所だが
写真愛好家が地元植林作業員の注意を無視したために、斜面への立ち入りが禁止されているようだ
国立公園や地方公園で無い限りはどの山も道の無い私有林内の立ち入りは出来ないのが基本だろう
私は、林道から山頂に登り杣道を伝ってアジサイ内を下った。




右下の山行記録へのページへをクリックでヤマレコ記事に飛びます↑
 ゲートから広い林道を歩き山頂を目指す
広い林道左右にコアジサイが有るが、群生には至らない
コアジサイの実生の若葉は鹿の餌と成り花自身も減りつつあるが、一輪一輪のコアジサイは可愛い

  

道も広く、少しの色の違いや花の形などの違いを見付けては写真も楽しい

先ず山頂に立って景色を楽しむ
少しこの付近から展望を見ていないと山座の同定が??と成った

  

先ず二等三角点、白矢岳を写真に収める
白矢岳とは点名で、三角点の石には固有名詞で名がついている
山名と同じものも有れば持ち上げた人達の集落の名前、当時の測量隊が聞き及んだ山名を誤字で書いたりと面白い
何せこの三角点も埋設は明治34年の事、口頭で聞いた名前の字を書き違えた点名に成ったと考えると面白い

二等三角点、白矢岳

標高1177.02
北緯34°20′55″.6197
東経135°58′39″.2582

所在地
奈良県吉野郡川上村大字白屋354番地
白屋共有林内


指定登山道は、旧白屋集落からだから点の記のルートもそのコースが書かれている
山頂の二ヶ所から見晴らしが有る

見晴らし
  

遠望の山をカシミールで開いてみた



直ぐに下山に向かい
1301mピークからコアジサイの群生地に下る

途中に気に成る花も有ったがまだ開花は無い
  
1301mピークに一巻きのテープが有り下れば杣道が出る
極力コアジサイ内も踏み跡らしい物で(動物道か)を下りながらコアジサイを写す
  

  

植林内の杣道を車道に向かって下る
写真はきりがない
下り切り誰かが道横から写した跡で昼食タイムだ
 
 よく見れば他の花も有るのだろうが目はコアジサイだ
同行の若い二人は香が良いと言うが、そよ風が吹けば私も香りが感じる
年は老いたくないね

足の郷の地蔵様裏からバリエーションで尾根を歩いたり周回したり懐かしい
  

コアジサイを十分に楽しみ、ここに来れば井光の滝に行こうと車で移動する
無雪期なら取付き迄車で入ることができる

  
私は回数が多く来るが、久々の仲間は道が綺麗に成ったとビックリしている
冬場なら、外国人旅行者も訪れる井光の滝だが、この時期はヒッソリだ
時には滝を楽しむ方が有るのだろう踏み跡は有る

冬とは違った感じの滝だ
私は岩にベールをかぶせたように感じた
  
 展望東屋は誰も来ない
写真を写し滝を眺めた
確か展望台上には祠が有るが記憶は消えている

歴史は古い滝だ


案内に有るように奥の院神社に尋ねるのも良いだろう
連続登山でお疲れも有り、今日はここまでとした
 戻る