行者環岳90番ポスト登山口

2024/07/03
二人




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前夜に行者環岳に行く事になった
何回も登りコース的には不安は無いが、梅雨の大雨の後でもあり、情報は出来るだけ調べたが、情報は少ない
登れなければ、引き返せばいいが、どんな山でも慎重な計画がいる
少し、不適格な山行だ

  

R309号は工事中の個所が有る事はわかっていたが、90番ポストには車で行けると思っていた
所が、行者環トンネルを出て直ぐに通行止めだ
アララ道標から1.2㎞は国道歩きだ
行きは下りで良いが、帰りは登り返しの坂だ (^^;)

久し振りの行者環岳で、これといった目的は無いが前夜に決めた事で、綺麗な緑があれば良い程度の事でした
只、隣の弥山では遭難者が出て捜索中だ。
事故は絶対に起こせない

取付きから慎重に登る
コースに雨後は感じない
  

お疲れショウタンもユックリと登れば問題の無いコースだが、油断大敵だ
途中の巨大桧に誰かが行者桧と命名していたが、双子の桧だ
双子行者など面白いと思った

清明の尾に突き上げれば、清明の尾の伐採時の整備に使ったであろう、マツダトラック、タイタンが放置されている
このタイタンが、雪に埋もれ雨にさらされていたが、今にも動きそうに残っていた
いつぞやの台風で、直撃の倒木が襲い、運転席がつぶされた
何やら、タイタンチョップ、なんて倒木を手刀打ちにたとえてさらに人気が出ていた
所が、周囲の木も大きくなり、見えにくくなり見のがす方が出だしたとか
登山道が下り分岐に成る為に、道標が出来そのために見のがすのだろうと二人の意見

しかし、マツダのタイタンはこれほど強いトラックは思わなかったが、レストアが出来れば面白いトラックになるだろうな ( ´艸`)
 
大峰奥駈道までは登りだ
登るほどに傾斜が出るが、風が私を助けてくれた

 

縦走路に出れば木陰は少なくなるが、風が更に涼しい

良く見える目では無いが、タチクラ尾に迷い込んでいるのではないかと、遭難者が何かの目印をしていないかと目を凝らしてみた
残念だが、それは何もなかった

尾根の楽しみの花は無いが、クサタチバナが最後に残っていた

  

幾つか花は有るが、この時期は少ない
バイケイソウも花は綺麗だが、香がイヤだとか、葉が枯れる事が嫌いだ
お花畑には幾つかの花が咲いていた

お花畑付近の石灰岩尾根は慎重に歩いた

  
コナスビにホウライタケと天川辻

 
久し振りに見た行者環岳と行者環小屋は絵になると感じる
 

小屋で昼食を食べるが、以前より随分綺麗な小屋に成っている
キット、ボランティアさんが清掃活動をなさってくださっているのだろう

食後、行者環岳の山頂に立つことにした

 
この靡きの名は知らない 

今日の特筆すべきことは、行者環岳の水場の取水ホースが、落石で途中抜け落ちていた

取水は危険を冒しての行動に成る
水場は無いと思っての行動が良いのではないだろうか


膝に不具合の有る私は登るには問題は無いが、下るに不都合が多い
事故ることは無いだろうが、時間は普通の倍以上を掛ける
梯子事故は自分の事故で済むだろうが、階段の落石は先行者に落石を当ててしまう恐れが有る
sunaoさんが完全に下り切るのを待つ
予想時間を超えた
休憩は無く登山口に向かう

完全なピストン山行も、一の垰から東口に下るも、今日の車のデポ地には 時間は変わらないかもしれないが、時間が完全に読めるピストンにした

  

トンネルを超えて、西口では捜索隊が多くいた
309号では下から救急車が登って来た
今晩も一日待機するのだろう

事故は予期せぬ時に起こるものだ
体力も無い、技術力も無い、判断も鈍くなる年だ
好きな山は続けるだけ続けたいが、慎重さを欠かさず続けてゆきたい

遭難者が無事救出されることを願いたい
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