紀見峠駅から天見駅
ヒナノシャクジョウとホンゴウソウを訪ねて

2024/07/24
単独


 
 山の先輩は花に詳しい
その先輩のが苦労して探し出したホンゴウソウが咲いたと言う
又、先輩の知人が見付けたと言う、ヒナノシャクジョウも咲き始めたと言う
天見駅から流谷に入るコースが近道ですが山のコースは少し考えて、縦走形式を取った

南海紀見峠駅で下車して、紀見峠に向かう
案内道標は新旧出るが町中の古道を歩く
冬は良いが、時期が悪い。汗は滝のように出た
  

1/25000の地形図では道はややこしい
私はカシミールアプリから1/12500に拡大地図で歩いた
紀州紀見峠宿場の中を歩く、まだ宿場の雰囲気が残りなんと、紀見峠には九度山の高野女人堂迄の石柱が有った

  

紀見峠の村中に福島大神が祀られ腰痛の神様との事で、困れば神頼みと腰痛対策にお参りした (^^;)

  
現在の紀見峠に下る
ヤマユリが大きな花を咲かせている、大きなユリだ
  

ダイトレの入り口から入れば少しは涼しく感じだしたが、ダイトレは階段が多い、何時まで続くのと汗を流して階段を登る
階段途中で地元の方と出会い、毎日3時間掛けて、きみとうげ 三合目、きみとうげと周回すると言う
私なら一日でアウトだ

登り切り、ピークの休憩所で大休憩だ
  

下ってゆけばボの谷道と出会う
オオバノトンボソウを見付けるが、花は何かに食べられたのか無い
自然は厳しいのだろうが、もう花期は終わったのだろうか
ボの谷池は草が茂り貯水能力は低そうだ
流石に梅雨時期は少しだが水は有る
池の周りには植物は多い
目を凝らせば、ヒナノシャクジョウが有った
斜面にも有ったが、斜面に登ればまだ芽が出ない物を踏みつける事になる
道沿いのモノ以外は写さなかった

   

大汗で疲労が早い
熱中症も怖い、休憩椅子で昼ご飯を食べ汗が出なくなるまで休憩をした
谷風は涼しい

砥石谷に向かう
足元に見た事が無い花が出たが、どうやら開化跡の物かわからない
付近に花らしい物は無いかとみるが無い

  

経塚17番に行く

花を探している歩きの方が上から下ってきた
話しかければ相当花に詳しそうな方で、私は花先生と思っている女性とその相棒さんをよくご存じで意見も合った
ホンゴウソウの話になる
ホンゴウソウは一目でわかる花ではない
一か所でジックリと目を凝らし探す事が基本のようだ
山の先輩は、前日に見つけ後日に同じ所で同じ花を探すのに15分かかったそうな
出会った方は、ここぞと目星を付ければ足がしびれるまで座り込んで目視するそうな
ウロウロと斜面に入り探すようなことはしなくても道際に有るそうな
今日は二本で十分と下山していった
私は、先輩が探した位置を把握して同じように道を這いながら探した

 

キリシマギンリョウソウで思ったが、一つの花を探すのに多くの花を踏みつける
道を外れなくても道際に花は有る
焦らず探せばきっと見つかるだろう
時間をかけて、探してみよう
ホンゴウソウは葉緑素は持たない地中のバクテリアから栄養素を得ている腐生植物です
移植は不可能です
せっかく見つかった岩湧山系から消えないように大切に守りたい
ヒナノシャクジョウも腐生植物で葉緑素は無い
同じ菌類から栄養を得ている
この山域は道以外の踏みつけは避けるべきところでしょう

稀少な自然の植物です

初めての砥石谷を下る
植林内の谷川が流れるコースは涼しい
丸太橋は多くかかり、道は鉄塔管理道も兼ねている

道際にはヤブミョウガや小さな花々が咲く
足元もルンルンでは無いが良く踏まれている
  

ミツバやミズヒキ、ヤブミョウガなど咲く

下れば舗装林道に成る

流谷車道に出る

ここからは町中よりは涼しいだろうが、日の当たる道はメチャ暑い

八幡社に行こうと思ったが足が行くなと言ってきた ( ´艸`)

  

下から山中で出会った方が登られてきた
ボの谷の話を聞き、田の中に咲くオモダカの花を教えていただく

見れば、小さな子供のころ母親と田の中をの草を手で取る事をした
少しでも稲穂に栄養を行かせるためだ
その時に見た花だった
  

道沿いにはオニユリが咲く

流谷の集落には駐車場が無い
わずかの凸地には車の駐車台数は少ない
今回は、電車を利用してみた。
天見からや紀見峠駅から三合目経由などが距離は少なそうだ
又、流谷付近も歩いてみたいと感じたが、暑い季節は長い距離を歩く超人ではない私だ


 
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