果無山脈の東
行場山から持平山、笠塔山
2024/07/31
二人


果無山脈の西部は田辺湾まで続くと言う我が師匠の玉岡憲明元新宮山彦ぐるーぷ代表だ

そんな話を聞いて古いが、せめて虎ヶ峰からと思い順次歩いてはいる
今回、持平山南尾根を登り、三角点880.5m点名折川が乗る山に行場山の名が有ることを知る
この行場山に自分の体力と合うコースはと探していれば、虎ヶ峰、坂奏林道が有ることを知る
今日同行したsunaoさんが、国土地理院地形図を直接開き地図を拡大すれば林道が出る事を教えてくれた
https://maps.gsi.go.jp/#15/33.871670/135.532948/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1g1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
これが今回のコースが組めることを知る

今回に関係あるコースを登った過去記事にリンク

https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4761884.html

 持平山、912m (syotann.com)
 
虎ヶ峰林道はここから取りつく 

虎ヶ峰峠方面には行かずに林道に入って行く
折川林道までは舗装がされ通りよい林道だが、林道は林道で県道のような整備は無い。細心の注意が要るが地元の方は生活に利用しているようだ

携帯の地形図(地図ロイド)を見ながら路駐点を探す
一番道の広い凸地に路駐した
少し虎ヶ峰方面に戻り、道と接する行場山の尾根から、行場山をピストンした
  
林道 行場山取りつき、山頂

三角点は測量が有ったのだろう大きな木は切り取れれているが、その後だろう馬酔木が生えこんでいた
三角点周りは何もない。直ぐに見つかった

 

880.5m 点名は折川です

旧地名は、和歌山県日高郡上山路村折川1791と成っている

補足に、行ヶバ頂ニアリと書かれている
祠か石仏など無いかと少し見たが無い

諦めて持平山方向に下ると、鞍部に猪罠注意の書き物と、その横に祠が出た
鞍部に有ると言う事は道が新しく出来、山頂から降ろされたものなのかもしれない

  

祀られている石仏は神様か仏様かは分からない私だ
 持平山に直登すれば直ぐだが、sunaoさんは道を希望した
直登で登ればその跡が直ぐに出る
  

少し回り込むが、尾根は優しい
山頂は前回に来たときに記憶にある
初めてなら少し見えにくいかも

私達が残した山名板が今も残っていた

  

右端は2005年11月、昔の写真
山頂の下で行動食と休憩を取る
風が爽やかに吹き、座っていれば少し涼しさが増す
目の前にタマゴタケが芽を出し山は秋を感じているのか
  

注意する事は、登って来た尾根とは方向が違う事だ
行く方向を確実に知る事だろう
私は方位コンパスで尾根を取る

後ろではsunaoさんは熊除けの爆竹をならす。
大峰より熊が多いかもしれない里山だ

尾根は林道に接する、真横を通るが擁壁が有り簡単には林道に下れない
又、尾根には何らかの境界杭が存在していた 

道は良い
アップダウンも地形図よりは優しく感じた
また風が強く、冷感服など着ていれば寒さすら感じるが、マアそれでも登りは汗が落ちた

  

見晴らしは少ないが、北部は開ける時が有る。アレは白馬山脈かなと言う程度しか同定は出来なかった

途中で、笠塔山が見えた
姿は以前と変わらない

 

猪檻が出た
その前は林道に下れる
帰路はここで林道に降りる事を確認した

 

sunaoさんはハンターの方の事に詳しい
罠は動物を山から降ろしやすい所にしかけるとか
なるほど、ここには里から車で登りよいと言う事だ

位置を確認した
この付近から笠塔山には登りがはじまる

  

2005年ごろに下った尾根位置を確認するsunaoさんだ
ショウタンはひたすら登る
山頂近くはススキの中を登った記憶が有るが、今は馬酔木の木が大きい

山頂は見晴らしが有ったはずだが今は無い

2005年の山頂と私達
 

sunaoさんの初登頂だ
 
 
涼しい場所を選んで昼食に休憩だ
下山にかかる

 

途中にシロテンマらしい花が咲いていた
私は味めて見る花だった(sunaoさん写す)

ヤマレコでは、902ピークから北に足跡が有ると言うsunaoさん
ショウタン、ここは林道に下れるのかもしれないと鋭い感を働かす
なるほど、私達が下ったのは確かこの尾根だったはずとルートを見に行くが擁壁で下れなさそうだった
只、擁壁に階段が有るのかもしれない
上からでは確かめようがなかった
引き返す

  

902からの尾根の様子
昔つけたタマチャンの道標が残っていたが、道は下れないから取り外し処分した
 
猪罠位置まで下り
林道に出る

  

林道は風も少なく、影も少ない
山越えよりは良いかもと林道を選んだ
 
林道歩きは単調だ
緩やかに登るが足の負担は少ない歩き良い林道だ

景色は殆ど無いし現在地は分かりづらい
手っ取り早くGPSで確認すれば、まだ少し先だとガッカリする (^^;)

舗装路が見えた所は折川林手前の出会いだ

  

見晴らしは出ても同定は出来ない私だった

もっと先だと思っていたが、車が見えた時は着いたーと叫びたい気持ちだった
車から、冷えたコーラをソートだすsunaoさん
もう女神のコーラのように感じる
表現は、美味いの一言でした

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